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川久保ジョイ
Interview インタビュー Works 販売作品
introduction

川久保ジョイ | 1979年、スペイン・トレド市生まれ
制作活動の資金を集めるためデイトレーダーとして金融業界に就職したという川久保ジョイ。
2007年より本格的に制作活動に取り組み、タグボート・ネクスト・ジェネレーションズ(TNGS)としてタグボートのサイトでも作品を発表する傍ら、 2009年には新宿眼科画廊にて個展“Between Heaven and Hell”を開催し、同年夏にはTAGBOATサマーアワードにてグランプリを受賞するなど、 精力的に制作と発表を展開していきました。
当時の審査員評では“肉眼では見ることの不可能な光景をカメラのレンズを通して、 しかも適切な露光時間を予測する優れた計算力と構成力とによって想像した光景を現実の作品としている”として、 高い技術と哲学的なコンセプトが結びついたその圧倒的に静謐な世界観が高く評価されました。
哲学的な理念に支えられた川久保ジョイの創作に対する熱意は、これからも確固として彼の制作活動を支えてゆくであろう、 そんな期待感を持たずにはいられません。2010年からは川久保ジョイはタグボートの推す新進作家“DNAT”の新たな仲間として サイトやイベントで作品を発表してゆくほか、情報告知もしていきます。どうぞ応援してください!

■ 作家インタビュー ※見出しをクリックしていただくと内容が表示されます。

ロードマップ(写真はフランスのもの)を現地で手に入れて撮影場所のルートを考えます。一番楽しいときかも知れません。

一日の走行距離が1200Kmに達する日も。この日はジャスト1000Km目で記念写真。危険ですので絶対にまねしないで下さい(笑)。

闇と霧が迫ってきます

海と空

出身地・生年月日
スペイントレド市
1979年12月13日

好きなアーティスト
エル・グレコ
千葉和男
杉本博司
ジェームズ・タレル

好きな映画
ヴィクトル・エリセ「ミツバチのささやき」「エル・スール」
ルイス・ブニュエル「皆殺しの天使」
宮崎駿「もののけ姫」
スタンリー・キューブリック「2001年宇宙の旅」
小津安二郎「生まれてはみたけれど」

好きな本
まどみちお
森博嗣
ヴィトゲンシュタイン初期作品(「草稿」、「論理哲学論考」)
宮崎駿「風の谷のナウシカ(原作)」

 

好きな言葉
四字熟語

よかった展覧会
「ターナー賞の歩み展」@森美術館
「歴史の歴史」展@金沢21世紀美術館
アイ・ウェイウェイ[艾未未]展―「何に因って?」@森美術館
ジェレミー・ディッキンソン 展@小山登美夫ギャラリー
「Darren Almond」展@Scai the bathhouse

行ってみたい場所
750年後の地球
地球の外
ウユニ塩湖

最近感動したこと
闇を惧れて、光りを強く灯す事で闇は更に暗くなるなか、逆に光りを消し闇に徹すれば、全てが光になるということ。
去年の秋、イギリスのダートムア国立公園で遺跡を撮影中に、夕方の濃霧の湿地帯に迷い込み帰り道が分からなくなってしまいました。 迫り来る闇を避けようと懐中電灯をつけましたが、夜霧の中でさらに恐怖を増幅させました。
その時、ある言葉を思い出し、明かりを消しました。自ら闇に徹することによって、夜陰の一部となり、闇を見つめました。 驚いたことに、明かりを消すと周囲の霧は脆弱な光りを帯びて、ぼんやりと淡い群青の海底の如く、遠くまで広がっているのが見えてきました。 耳を澄ますと、遠くで流れる風が聞こえてきました。恐怖は去り、微動する静寂さが脳内からゆっくりとしみ出ます。
とても美しい瞬間でした。
「感動」したというよりは「感静」したという方が適切な言葉かも知れませんけど(笑)

TAGBOATをご覧の方に一言
アートの楽しみ方が分かる方が沢山いらっしゃることがこの世の救いの一つだと思います。
豊かな人間生活を楽しみましょう。

作品を制作する時に大事にしている事
長い時間の風化に耐えうる作品を作るために、技術を修練し、思想を深くし、なるべく透き通った眼で世界を観察するように心がけています。

今、恋してますか?
「恋」の定義によります。

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