関山 晃治 注目ポイントはココ!
(Yumiko Chiba Associates 担当:新妻葉子さん)
- ポイント1 精密さと空気感
- ともかく細かい!油絵の絵筆で定規も使わずによくかけたものだと驚かされます。同時に電線や看板の文字、光の煌き、空気に含まれる水分、排気ガスや気温すらも表現されています。それはまさしく現代の印象派。彼が描く世界から現代がもつ光と闇が浮かび上がってくるようです。
- ポイント2 微妙なズレ
- 彼の作品は雄弁ではありません。しかし、確実に主張し、訴えてくるものを感じます。その一つの表れが微妙な歪みです。この歪みは写真を正確に写しているからこそ、起こるもの。このズレから何を感じるかは見る人に委ねられています。
- ポイント3 芳しくない景色
- 子供のころは「行っちゃだめ!」といわれていたけれど、近頃は割によく見る風景。今や徹夜飲みの常連となった元純情少年(少女)にお勧めします。お酒を飲み始めたころのしょっぱい思い出がよみがえるでしょう。
- ポイント4 知っている土地を探せ!
- 自分の地元が作品に描かれているとなんだかうれしい、ということを良く聞きます。ご自分の地元が作品化されていないか、探してみては?
- ポイント5 光のコントラスト
- 印象派が自然の光を作品制作の中心においたように、関山は人工の光を制作のテーマとしています。彼は都市の光を捉えることで、都市の風景を現代の風景画として描いています。


















