
9月12日(金)・・・続き。Sh Contemporary 08 視察
【午後。Sh Contemporary 08へ】
同日午後、Sh Contemporary 08 の会場となる"上海展覧中心(The exhibition center of Shanghai)"へ移動。Sh Contemporaryは、コンテンポラリーアートに特化したアートフェアで、世界中から一流のギャラリーが集まるセレブ感溢れるアートフェアです。応募ギャラリーの審査基準も高く(作品の価格も段違い!)、コンテンポラリーアートの"今"が垣間見れる興味深いフェアでした。数日前のリベンジということで、タグボート一行も気合を入れて臨みます。
VIPエントランスから入場すると、目の前に立ちはだかるこの巨大な物体。ハイ、どこからどう見ても豚さんですね。黄金のレンガで作られた柵の中には、色とりどりの宝玉。沢山の子豚たちにかしずかれて中央に鎮座しています。制作には本物の金箔と、ジュエリーが使われており、どこからともなくシャネルの5番の香りが・・・。ハイ、これらをミックスするとこんなにゴージャスな作品に仕上がりました♪
作品を制作したのはChen Wen Ling。タイトルは"God of Matelialism(物神)"。崇め奉る、というよりも自身の行いを省みて反省しきりの筆者でした。
お、お、おいくらくらいなんでしょう?この作品・・・。
2つのギャラリーから出品されていた、MIAO XIAOCHUNの"MICROCOSM"。会場でも一際目をひきました。まるで作品の内側から発光しているかのように、デジタル処理で制作されたとても美しい作品。Shといえども限られたブース空間ですので、各ギャラリーとも展示方法にも気を配ります。2つのギャラリーのうち、一方はファン・アイク兄弟の祭壇画風に。一方は平面一杯にストレート勝負です。
NYの有力ギャラリーI-20の展示。さすがI-20。アーティスト1人で勝負です。Peter Sarkisianの"EXTRUDED VIDEO ENGINE,2008"。投影される映像と同じ型に作られた凹凸のあるスクリーンに、カラフルなエンジンの映像が映し出されます。カチカチとぜんまいが動いているような音とともに暗闇に浮かび上がる映像は本当に綺麗でした。トニー・アウスラーから始まった手法は脈々と受け継がれています。
と、駆け足でShの模様をお届けしました。他にも数多くのギャラリーと興味深い作品が満載で、全てをご紹介できないのが残念です。。。日本からは、TAKA ISHII GALLERY、OTA FINE ARTS、BASE GALLERY、ARATANIURANOさんなどのギャラリーが出店されていて、皆さん入魂の展示でいらっしゃいました!欧米のトップギャラリーに混じった日本のブースを見て、タグボート一行はとても誇らしい気持ちになりました。
【そして、夜】
明日帰国する作家の大槻透さんと、大槻さんの学生時代からの友人であるギャラリームエルテさんらと「ありがとう&お疲れ&しばしお別れパーティ」の為、新天地のドイツ料理屋でディナー。上海アートフェアの成功や、Shの話題を中心に盛り上がりました!上海で飲むドイツビールというのもオツなもの。一瞬、上海にいることを忘れた夜でした。
