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イベントニュース

月別アーカイブ:2010年8月

DNAT展覧会情報 2010. 08. 05

内田文武 個展 "肌鏡" 開催

内田文武 個展 "肌鏡"
会場:G A L L E R Y S P E A K F O R
会期:2010年8月6日(金)- 18日(水)11:00-20:00 毎週木曜休
   ※最終日のみ18:00まで
URL:http://blog.galleryspeakfor.com/?eid=308392


初日、ギャラリートーク開催
2010年8月6日(金)19:00(~19:30)
作品解説=内田文武 聞き手=野口孝仁(アートディレクター)


 京都をベースに近年めざましい創作活動を続けている内田文武氏は、現代美術らしい洗練されたコンセプトと日本的な描画美を融合させた作風が持ち味です。ありふれたリアリティの街並みも、彼の絵筆に洗い流されると、まるで影絵のように端的なエッセンスへと変貌を遂げます。近年、建築やデザインの観点からも注目される一方、国際的にも評価の高まっているアーティストです。
 1年ぶりの個展は「肌鏡(はだかがみ)」と名付けられました。「すべてのモノは少なからず関わり合い、多からず語り合う」という内田氏は、自らの肌や触覚へ鏡のように写り込む「素粒子のふるまい」や「たゆたう時間」など、モチーフの微細な美しさを絵筆で描きとめます。肌鏡とは、内田氏の創作実感の告白でもあり、現代的な侘びや寂びのイマジナリー空間へと私たちを誘い込む、そんな哲学を発信する言葉でもあるのです。
 本展は、今年6~7月に大阪のアートコートギャラリーでの展示のために描き下ろした大判のアクリル画、約20点を中心にして、まだ東京で展示されていない大小の代表作を織り交ぜて構成します。


>> 内田文武 タグボートで買える作品はこちら

 
その他展覧会情報 2010. 08. 04

丹野直人参加 "2ND IMPRESSIONS" ART LABOR Gallery(上海)

OPENING GROUP SHOW "2ND IMPRESSIONS"

会期:2010年8月1日~8月25日
オープニング:8月1日 (日)
会場:Art Labor (new space) 570 Yougjia Road, Shanghai
TEL:+86 21 6431 7782
営業時間:11:00~19:00(土曜18:00まで / 日曜13:00~18:00)
定休日:月曜日・祝日
http://www.artlaborgallery.com/


丹野直人が上海のギャラリーART LABOR Galleryにて開催のグループ展 "2ND IMPRESSIONS" にゲスト参加します。人工的な光と一筆書きの直線でシンプルにかいた建物によるコントラストが、無機質な世界を創り上げます。


>> 新進作家ピックアップ 丹野直人 特集はこちら

 
その他展覧会情報 2010. 08. 04

天明屋尚キュレーション "BASARA展"

BASARA展
期間 :2010年8月4日~8月7日
会場 :スパイラルガーデン/1F
時間:11:00~20:00  会期中無休
主催・企画・キュレーション:天明屋尚
出展予定作家:
池田学/伊島薫/井上雄彦/井上裕起/上田順平/歌川国芳/河鍋暁斎/金理有/三代目彫よし/SHIGE/田附勝/月岡芳年/辻野裕明/天明屋尚/豊原国周/中島靖貴/成田久/野口哲哉/HITOTZUKI(KAMI+SASU)/松山淳/丸若屋+上出長右衛門窯/
村山留里子/山口晃横尾忠則

その他出展予定作品:印籠/織部茶碗/鍔/変わり兜/簪/縄文土器/煙草入れ/デコ電/族車/デコトラ他
タグボート取り扱い作家 天明屋尚井上裕起横尾忠則伊島薫


現代美術家・天明屋尚がキュレーターとなり、あまり注目されてこなかった日本文化の側面にスポットを当て、従来の日本美術・アートシーンのイメージの刷新を試みるアートイベントを開催します。

侘び・寂び・禅の対極にあり、オタク文化とも相容れない華美(過美)で反骨精神溢れる覇格(破格)の美の系譜「BASARA」をテーマに、大胆かつダイナミックな和の世界が展開されます。どうぞご期待ください。


出品協力:
イムラアートギャラリー/エイテイ企画/甲冑・武具 MORISAKI/株式会社Bijou/河鍋暁斎記念美術館/ギャラリー玉英/ギャラリー紅屋/古美術祥雲/高橋コレクション/neutron tokyo/point of view co.,ltd/山本現代/有限会社アイティプランニング/有限会社宝満堂/有限会社ミスティ/和田画廊
特別協力:
浅野研究所/株式会社レントゲンヴェルケ/NPO法人コンテンポラリー・アート・イン・東京/ミヅマアートギャラリー
企画協力:スパイラル/株式会社ワコールアートセンター
お問い合わせ先:ミヅマアートギャラリー TEL:03-3268-2500


<関連イベント>
展覧会と合わせて書籍「BASARA」を同時発売します。
「BASARA 越境する日本美術論ー縄文土器からデコトラまでー」
発行:美術出版社
予価:2625円(税込)


<BASARA展出品作家 タグボートで買える作品はこちら>
伊島薫井上裕起天明屋尚山口晃横尾忠則

 
ギャラリー展覧会情報 2010. 08. 02

石黒昭 "ISHIGURO-YA"  展

「Psyché et l'Amour」 2010, Oil on canvas, 1860x1320mm
Installation view at nca

石黒昭 "ISHIGURO-YA"  展
会期:2010年7月23日(金)-8月7日(土)
会場:nca | nichido contemporary art
オープニング・レセプション:7月23日(金)18:00 - 20:00
URL:http://www.nca-g.com/


この度、nca | nichido contemporary artは、石黒昭による「ISHIGURO-YA」展を開催いたします。
石黒は、西洋の古典絵画からインスピレーションを受け、美の規範を古代ギリシャ・ローマに置きながら、現代の風俗やアイコンへとすり替えた平面作品を制作しています。また、作品に合わせたインスタレーション空間全てを自らの手によって創り出します。今展覧会では、新作ペインティング作品十点ならびにインスタレーションを発表いたします。


ステガノグラフィック・ロマン
絵画が筆致とストロークによって獲得される美の真理であるという信仰。画布の最終の上層に姿を現したそのイコンをして、私たちは真理の降臨を受け止め続けてきた。
 しかしなのだ。もし絵を描くという行為が、何億回という筆致とストロークの果てに真理を世界の深淵へと隠蔽する作業であったとしたならば、絵画の表層を貫いてきたそれまでの美の根拠とは、いったいどこをさまようことになるのだろう。
 私が石黒昭の絵画に突き付けられたもの。それがこうした絵画を絵画と認識させる蓋然性への、不穏にして逆説的な問いかけであったといえるかもしれない。そして、それはまさに絵画とは真理を出現させるために描くことではなく、それを隠すために描く行為であったことを直感させることになった。
 堅牢なるミュージアム。あの分厚い石壁によって構築された美の要塞に君臨してきたハイアートとしての名画を相手取り、石黒はそれぞれの描写法を丹念に研究し、それをそのまま踏襲するかのように、ローアートの神々である現代の愛玩のキャラクターを描き、あえてその美の殿堂の根拠に染み込ませてみせる。もちろん石黒は古典的な描法で描いたその妖艶なる美少女キャラクターを息づかせようとしているのではない。
絵画をその住み処とする女神や天使のイコンをアリバイや口実として援用しつつ、むしろ滑稽なまでの緊張感を強いる表層への違和感をして、絵画というその超薄の画布に潜められた真理の存在の予感へと、私たちを導いていくのだ。
 そのありようは奇しくも、情報ハイディングの源流ともなったステガノグラフィーの最古のモデルが、ヘロドトスの歴史書に記されるように、木板に書かれた秘文をワックスで隠すことであったように、真理が隠蔽されることによって真理たり得るという逆説を、数億回の筆致とストロークによって、浮上させるのではなく、再び隠蔽させる営為にほかならない。
 描かれたものを英雄とする信仰を破壊し、隠されたものを隠し続ける力こそ、画家に求められるものではなかったか。石黒昭はその力をもって、この表層的世界に安住するすべての価値の転覆を、ほかならぬその表層において、鮮やかに、そして、ロマンティックに示してみせる。

南嶌 宏(女子美大学教授)

 
ギャラリー展覧会情報 2010. 08. 02

河野里沙展 "eternal flower"

展覧会タイトル : 河野里沙展 "eternal flower"
会期 : 2010年7月31日(土)~8月28日(土) 日月休廊 ※8/14~8/23は夏期休廊
開廊時間 : 11:00~19:00
会場 : Bambinart Gallery(バンビナート ギャラリー)
住所 : 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 B107
TEL/FAX : 03-6240-1973/03-6240-1976
入場料 : 無料
展示作品 : 油彩画
URL: http://www.bambinart.jp


Bambinart Galleryでは、7月31日(土)から8月28日(土)まで、河野里沙(こうのりさ)展を開催いたします。
河野は、2009年「アートアワードトーキョー丸の内」でシュウ ウエムラ賞を受賞、shu uemuraとのコラボレート化粧品でパッケージデコレーションを手掛けた "shu uemura 2010 A/W モードメイクアップコレクション「florescent」"が、8月1日より限定発売されます。また今秋には、旅をテーマにしたクレンジングオイルもアジアの機内と空港免税店で限定発売される予定です。本展では、河野里沙の新作に加え、shu uemuraとのコラボレート化粧品で使用された原画を展示いたします。
「わたし」にとっての理想郷を描く河野里沙。河野にとって絵を描くということは、「わたし」が「わたし」でいられる場所、自分自身が安らげる場所を絵の中に見つけるということです。絵の中に佇む女性は、自画像のようでもありますが、同時に河野が抱く憧憬を具現化した、人間を超越した永遠の存在でもあります。
本展のテーマは「eternal flower」。
永遠に美しく咲き続ける花たちと、花の化身であるかのような永遠の命を持った人物が艶めかしく描かれています。永遠である花や人は、美しさだけでなく、畏怖にも似た印象を受け、また冷淡なイメージさえ感じ取ることができます。それは、命を持つものにとって、永遠であることは、すなわち現世のものではないことを意味するからでしょう。作品の妖艶な雰囲気は、希望や安らぎを求めるために「永遠」を手に入れようとすることが、禁断の行為であることを示唆しているかのようです。