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イベントニュース

月別アーカイブ:2011年3月

ギャラリー展覧会情報 2011. 03. 26

森裕子 “フーコーの振り子とコリオリの力”

森裕子 “フーコーの振り子とコリオリの力”
MORI Yuko solo exhibition
Foucault's Pendulum and the Coriolis Force
会期:2011年3月26日(土) - 4月16日(土)
March 26 - April 16
Open Wednesday - Saturday 13:00 - 19:00
Closed on Sunday, Monday, Tuesday, and national holidays.
会場:Ohshima Fine Art
※アートフェア東京に合わせて、4月3日は特別開廊の予定でしたが未定です。
オープニングレセプション: 3月26日(土) 18時 - 20時30分
Reception for the artist : March 26 18:00 - 20:30


フーコーの振り子は、簡単に言えば、地球が自転している証明の実験である。フーコーは重りをつけた振り子の実験によって、振り子の振動方向が、少しずつ回転する様にずれていくところ見せ、地球の自転を視覚的に証明した。
コリオリの力 とは、向転力 ともいわれ、回転している場所で、ものが移動した際に移動方向と垂直な方向に移動速度に比例した大きさで受ける慣性力である と解説されるものである。地球の自転によって生ずる例えば台風の渦などの`ずれ'がコリオリの力と呼ばれている。


<作家コメント>
世界中にこの振り子は存在します。
ゆっくりと動く巨大な振り子は辺りを不思議な空気に包み込み、
この振り子が世界を創り、支えているようにも思えてきます。
昔外国で見た静かに動くこの振り子は、頭の奥のほうに刻まれ、ずっと振れ続けています。
私は日常生活の中で、何かに歪められた風景を見ているのではないかと怖くなることがあります。
あらゆるものは、見る角度によって違う意味を持ちます。
それに対し、作品の中では普段の世界の設定を壊し、造り変え、色んな空間を同時に存在させることができます。
私は作品と過ごしている間、画面の中の時が止まり、重力が変化し、おかしな空間が生まれ、そしてまたゆっくりと動き出す瞬間を見逃さないよう待っています。

森裕子


<トークイベントのお知らせ>
東京アートウイークの一環として、神楽坂アートコンプレックスでもトークイベントを開催いたします。
3ギャラリーのお話を全て聞けるように、時間順になっています。

「ダイアローグ in 神楽坂」:4月1日 18:00 - 20:00
`Dialogues in Kagurazaka' : April 1

18:00- Ohshima Fine Art 都築響一氏のトーク Speaker : TSUZUKI Kyoichi
18:30- MORI YU GALLERY 小沢さかえさんのお話
19:30- imura art gallery 橋爪彩×島田雅彦×渋谷慶一郎対談

※アートフェア東京は延期です。
Ohshima Fine Artはアートフェア東京に、森裕子 笹田晋平 櫻井康弘 の三人展で望む予定でしたが、会場が今回の地震の避難所に提供されるようで、延期になりました。
http://www.artfairtokyo.com/

 
ギャラリー展覧会情報 2011. 03. 26

朱偉 個展

タイトル : 朱偉 個展
会期:4月1日(金)~ 5月1(日)
営業時間 : 水曜~土曜 1:00 - 7:00 pm  日祝 : 1:00 - 6:00 pm
休み : 月曜、火曜
場所:Tobin Ohashi Gallery http://www.tobinohashi.com/
電話:03-5695-6600
オープニングレセプション : 4月8日(金) 6:00 - 9:00pm
アートトーク : 4月9日(土) 5:00 - 6:00pm


朱偉は1966年生まれ。中国北京を拠点に活躍する水墨画作家で、今回が日本で初めての個展となります。中国インクを使って描きだすノスタルジー漂う中国的、伝統的解釈により作り出される作品は、どこか懐かしさを感じさせます。上海、香港、ニューヨーク、ロンドン、パリなど20以上の個展を開催しており、作品は国内外の美術館に収蔵されている。

 
TNGS展覧会情報 2011. 03. 25

6th TAGBOAT AWARD 作品募集


若手作家の支援事業を行うGallery TAGBOATの主催するアワードも今回で6回目となりました。
アーティストの作品を見せる機会、次へのステップとしてキャリアアップする機会を提供するために、タグボートはこれまで定期的にアワードを開催してまいりました。
今回も著名なギャラリスト、コレクター、大学教授など様々な経歴をもつ方々を審査員としてお招きしております。
その中でも特に、香港の新進ギャラリーである「3812コンテンポラリー・アート・プロジェクト」からは、本アワードの入賞者に対し、香港のギャラリーにてグループ展を開催して頂くこととなりました。
海外での展覧会を皮切りに、まずは国際舞台への第一歩を進んで頂ければと思っております。
もちろんそれ以外に、現代アートのオンライン販売最大手のGallery TAGBOATは、40を超える国内トップギャラリーの作品をウェブにて販売しておりますので、 これをチャンスに有力ギャラリストやコレクターに才能を発掘される可能性が大きく広がります。
前回に引き続き、タグボートの「Next GenerationS」の登録作家以外でも自由に応募でますので多くのアーティスト様には進んでご応募いただきますよう宜しくお願い申し上げます。


<6th TAGBOAT AWARD 概要>
応募期間:2011 年3 月25 日(金)~ 5 月25 日(水)
第一次審査発表 :2011 年6 月6 日(月)(審査結果はWeb サイトにて発表)
入選者グループ展:2011 年7 月1 日(金)~7 月3 日(日)
審査員(予定):
小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表)
柴山哲治(株式会社AG ホールディングズ代表取締役、京都造形芸術大学客員教授)
Calvin Hui (3812 コンテンポラリー・アート・プロジェクト、代表)
藤本治聖(アートコレクター)(順不同)


<応募概要>
【ジャンル】
①写真 ②平面作品部門(写真を除く) ③立体作品部門
※その他の公募展に出品していない未発表作品のみとする。
(個展、グループ展で発表された作品は可。)
【サイズ制限】平面作品30 号まで/立体作品 縦+横+奥行の3 辺の合計が160cmまで
【応募点数】1人1 点まで
【応募方法】1次審査は作品画像イメージ(データ)にて行います。
デジタルカメラで作品を撮影し、タグボートのウェブサイト内、応募フォームより
ご応募ください。
(応募する作品画像は横・斜め等から撮影したものを含め最大3 点まで添付可能)
【応募資格】 国籍・年齢・プロ・アマチュア不問
【お申込み】
web応募フォームより受け付けております。
ご応募はこちら>> https://fs220.xbit.jp/u534/form1/


【参加料】 : 5,250 円(税込)(TNGS 登録会員は3,150 円)
※参加料のお支払いは銀行振り込みとさせて頂きます。
振込先等の詳細情報は、 応募フォームを送信された際に送られる
自動送信メールにてご案内させて頂きます。
なお、万一の場合に備え余裕を持ってご応募下さいますようお願い申し上げます。
※5 月25 日の応募締切り期日から5 営業日後の時点で入金が確認できない
場合は、審査の対象外となりますので、予めご了承下さい。

【特典】
・グランプリ 1 名 賞金10 万円
・審査員特別賞・入賞者数名 各1 万円
・入選者 約20 名 によるグループ展開催
場所:世田谷ものつくり学校( 7 月1 日(金)~3 日(日) )
・グランプリ、及び各入賞者によるグループ展
場所:香港の企画ギャラリー「3812 Contemporary Art Projects」(2011 年8 月予定)

 
ギャラリー展覧会情報 2011. 03. 02

上須元徳展 "RE: Assemble"

展覧会名: 上須元徳展 "RE: Assemble"
会期: 2011年3月1日(火)~3月26 日(土)
閉廊日: 毎週日・月曜 開廊時間:11:00~19:00
会場: YOD Gallery
URL: www.yodgallery.com
オープニング・レセプション: 3月5日(土)17:00 ~ YOD Gallery にて


 このたびYOD Gallery では、弊廊では初めての発表となります、上須元徳(Motonori Uwasu, b.1975 )の個展を開催いたします。
 大阪芸術大学で絵画を専攻した上須は、一貫して現実の風景を題材としたリアリズム絵画に取り組んできました。実際にある町並みや建造物を中心に描いてきた作品には、通常のリアリズム絵画とは異なった手法とコンセプトが表現されています。上須は、風景を単に写実的に描くのではなく、題材のそれぞれの部分を統合し、単一の色面に置き換えることを一貫してきました。私たちが眼にしている世界は、実存する物体の細密なかたちが本質であるという一般的な理解の上に成り立っていますが、人間の視覚は意識による判別によって、現実世界の見え方は人それぞれに異なります。色彩やかたちの知覚の差異から細部の認識の強弱など、視覚も他の感覚と同じく千差万別なものなのです。彼はそこに着眼点を置き、視覚の普遍的な部分を抽出し、そこから現れてくる違和感を、色面で構築された風景画の中であぶりだしているのです。
 上須自身にとっても2年ぶりの個展となる当展は、これまでのスタイルから新たな展開を多数織り込んだ内容となります。今まで題材に残していた特定される要素が、彼の作品の中から姿を消します。街の看板やかたちそのままにランドマークの建造物を描くことにより固有性・地域性を意識していたのが、そうした要素が姿を消すことにより、題材自体に普遍性が浸透していくことになります。本来、描かれる一つ一つの題材には固有のアイデンティティが存在しますが、彼の主たる解釈手法である視覚の普遍性が強まることにより、題材自体の固有性が解体されて、普遍性が付加されていきます。当展の新作におけるサブジェクトには、多数の細かなパーツで構成された集合体が題材として描かれています。そこには上須が強調する解体と再構築のイメージを、自ら描く行為の下に追い求め、時間や空間というものを超越したところにある価値、すなわち万人が共有できる普遍的な価値の存在を提示するものなのです。
 当展のタイトル"RE: Assemble" には、彼が描くことと同等である現実の再構築という行為の中に二項対立の構図を数多く作り出している意味も込められています。過去と現在、他者と自分、そして固有性と普遍性も、全て最初に提示される現実を自らにフィードバックすることで生成される概念です。その中で解体と構築を繰り返すことによって、改めて私たちが何気なく触れている現実に対しての問題提起をおこない、そこで見いだされた違和感の解釈を通じて、終わることのない普遍性の追求がなされていく。それが、彼の描く世界観そのものであることに私たちは気づかされるはずです。ぜひこの機会にご高覧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

YOD Gallery