月別アーカイブ:2011年6月
Bambinart Gallery 坂田あづみ、塩川彩生 ”あめつちのはじめ”
Bambinart Galleryで、6月25日(土)から7月10日(日)まで、”あめつちのはじめ”坂田あづみ、塩川彩生の二人展が開催されています
布、糸、刺繍などを用いて「いきているもの」を制作する坂田あづみと、木版表現を用いたモノタイプ作品でパラレルワールドの人や物を制作する塩川彩生の作品を紹介しています。
■ 展覧会概要
・展覧会タイトル: ”あめつちのはじめ” 坂田あづみ 塩川彩生
・会期: 2011年6月25日(土)~ 7月10日(日) 月・火休廊
・開廊時間: 12:00 ~ 19:00
・会場: Bambinart Gallery (バンビナート ギャラリー)
・住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 地下1階 B107
・TEL/FAX: TEL:03-6240-1973 / FAX:03-6240-1976
・入場料: 無料
アロマサロンがアートによって変わる∼UNO DJENNE(ウノ・ジェンネ)
今回ご紹介するのは麻布十番の高級住宅街の中にある「ウノ・ジェンネ」というアロマサロン。
店内には毎月新しい現代アート作品が入れ替わりで展示され、アロマサロンでありながらアートの香りを放つ異空間となっている。
同サロンには、10代~80代までの男女問わずのお客様が来店され、最近はカップルで来られる方も多く、アロマに来たついでに現代アートについて知ってもらいコミュニケーションできる場が提供されている。
仕掛け人は同サロンオーナーの山崎玲子さんと国際アロマセラピストでコレクター集団「ワンピース倶楽部」会員の小泉亜里さん。
アロマサロンを単なる施術を行う場所から、アートはもとより様々なカルチャーの発信源として、より優雅にアロマ以外のことも楽しめる雰囲気にしていきたいということから始まった。
展示する作品は、表参道にある「hpgrpギャラリー東京」の協力により、推薦作家の中からサロン全体のイメージや季節感を考えてセレクトしている。
来店されるお客様からの評判は上々で、「毎回来るたびに作品が変わるので違う雰囲気を味わえていいよね」 「美術作品の中でアロマを受けるなんて、身も心も贅沢な気分に浸れる」といった声が多いとのこと。
つい最近もアロマのために来店されたお客様が、「こちらで幾度かアートに出会い、日常的にアートを飾る事の心の充実感を感じた」 と、展示されていた作品を購入されたとのこと。しかも、このお客様は、今までアートと自分は無縁だと感じていたそうだ。
作品は作家自らに飾ってもらっている。作品によってお店のイメージも、がらっと変わるところが作家としての腕の見せ所だ。
7月7日(木)には、同サロンにてアートと香りのセミナーとしてお茶会を開催する。 そのときには、現在作品を展示している佐原和人さんを交えアートについて語り合う予定である。
「アートを飾るというサロンがこれまでにないことを知り、ここに来ると何か新しいことに出会える交流の場として、いろんな分野の人が集まって楽しめる空間を作りたい。アートに始まる様々なカルチャーを発信し、常に進化するサロンになれれば嬉しい」とオーナーの山崎玲子さんは語る。
■アロマサロン UNO DJENNE(ウノ・ジェンネ)
〒106-0044 東京都港区東麻布2-9-4 3F
TEL:03-6382-9323 営業時間 12:00~21:00 年中無休
http://www.uno-djenne.com/
■hpgrpギャラリー東京
http://www.tagboat.com/contents/branch/hpgrp.htm
■ ~色香七夕~(いろかしちせき) アートと香りのお茶会
七夕の夜に新たに出会ったアートから感じるアロマ、香りということを意識しつつ、アートに一歩近づいて楽しんでいただくお茶会。当日は、ハーブティーや軽食をいただきながら、作家の佐原和人氏をまじえて、ゆっくりとアートを楽しみつつ、そのアートからイメージできます香りについて話し合ったりと、様々な企画をご用意しております。
日時 平成23年7月7日 (木) 18時開場 18時30分開始 (※2時間ほどを予定しております。)
会費 2,000円
場所 ウノジェンネ サロン店内
佐原和人プロフィール
>>タグボート販売作品はこちらから!
水彩やアクリル絵具による濃淡がイリュージョンを創り上げる佐原和人のウェブ初登場の作品3点を発売します。
岩手県大船渡市 "やっぺし祭り" アーティスト炊き出し参加レポート
タグボートでは、5月29日、岩手県大船渡市猪川町にて行われました"やっぺし祭り"の中の「アーティスト炊き出し」に対して、「震災支援チャリティープロジェクト」の売り上げの一部から資金の提供とアーティストへのボランティア活動の呼びかけを行いました。
この「やっぺし祭り」は避難所になっている小学校の教頭先生より「何かおもしろい炊き出しをできないか」という言葉がきっかけで、地元の大船渡サポートネットワーク・センターで活動している石鍋博子(ワンピース倶楽部)と遠藤一郎(アーティスト)が中心となり、大船渡の猪川小学校で地域の皆さんとアーティストが一緒になって元気が出るような炊き出しを行うものです。
参加者からレポートが届きましたので、ご紹介いたします。
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アートで一体何が出来るのか?~やっぺし祭りを通じて~ 小枝薫
アートで一体何が出来るのか? と、私は悩んでいたから、現地へすぱっと行って正解だった。作家はアトリエで絵筆を握っているだけではならないと、「やっぺし祭り」を通じて感じた。世間との接点を繋ぐこと、形にすることで、もっと作家として心を膨らませることが出来る。
体育館に広げられた白い旗に、子供たちが自由に描いていいよ、とクレヨンを沢山並べた。ではお手本に、と描いた虹の絵が、子供たちに連鎖され、いつの間に一面に広がっていった。自由奔放。
あぁ、子供たちはいつの時代の誰でも、子供たちなんだなぁ、と思った。
漁師さんという60歳代の男性は、旗の隅っこに座り、船の絵を描いていた。自分の船だという。話を聞いてやっているスタッフの女性はまるでカウンセラーのようだった。このクレヨンひとつで、男性の心を知るきっかけになったのだな。
遠藤一郎さんをはじめ、アーティストだからできる有形無形のパワーに人々は喜び驚き、目を輝かせ、子供たちは体全体で受け止めていた。
犠牲者に向けられた霊位が壇上に置かれると、会場の空気がぴりり、とした。それに現れたのは鹿踊。太鼓を打ち、足さばきで力強く舞う彼らに、涙を流す人もいたほどだ。
終わると、数分間、拍手は鳴り止まなかった。東北の人の内に秘められたこのパワーは無くしてはならない。
"A NATION CAN STAY ALIVE WHEN IT'S CULTURE & HISTORY STAY ALIVE"
内戦が続くアフガニスタンのカブール博物館がある。戦禍による展示品の略奪や、破壊によって7割の貴重な文化財を失ってしまった。その博物館の入り口にそう貼られたフラッグがある。「文化と歴史が生き残れば、国は生き延びるだろう」わたしはそれを重ねてみていた。この鹿踊は、話を聞くと、100年越しに再現されたものだそう。文化、芸術、アートこそこの国の誇りだ。これをもっと掲げたい。生活と離れたもの、孤立したものが芸術でない。人間の生き様を表現したのが芸術であり、それに皆共鳴、感動するのだ。
新幹線で東京に着くと、まるでお菓子の家に住んでいる私たちの元気のない顔と、瓦礫の山化されてしまった人たちが生命力を燃やして生きている。双極的に存在している現在。確かな温度差があることに戸惑いつつも、わたしは東北に、また行くよー! と願いと思いを込めて駅をあとにした。
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清水智裕
5月28日から30日まで、岩手県大船渡市で行われた「やっぺし祭り」のボランティアに行って来ました。
親戚が岩手の釜石で被災し実際に被害の状況を目にしたことで、自分の、絵を描くという仕事が、このような事態にいったいなんの意味をもつのか、自問していたときだったので、
「アートを通じた被災地支援」という行為を確かめてみたかったということが、参加した理由でした。
現地ではまず、被災した状況を見に行きました。瓦礫の撤去はまだまだ終わりそうになく、潮と腐敗臭がまじったにおいが辺りを漂っています。復興には程遠い状況で事態の改善の難しさが感じられました。
さて今回の祭りについては、大船渡在住のワンピース倶楽部の石鍋さんとアーティストの遠藤一郎さんが中心となって企画されました。
アートでボランティア、という一見漠然としたようなアイディアにどんどん地元有志の方々を巻き込み、当日は餅つき、綱引き、伝統芸能の鹿踊り、地元出身の演歌歌手のオンステージ、鬼ごっこ、が次々と行われ、パスタや豚汁などの炊き出し、似顔絵描き、バルーンアート、オイルマッサージ、青空床屋、アーティスト達のワークショップやパフォーマンスなどのコーナーには子どもたちだけでなく大人の方々も沢山参加していました。
結局、小雨が降る天候にも関わらず2000人以上の人達が来て下さり、大盛況となりました。
一番最後に凧上げが行われ、子ども達がそれぞれ自分の夢を書いた連凧が空高く飛んだときには、見に来てくれた人みんなが歓声を上げました。
おそらく大事な人や家を失くされた方も沢山いるとは思いますが、この祭りのいっときはつらい出来事を忘れることができたのではないでしょうか。
今回のような大きな災害が起きたとき、アートは確かに即時的には必要ないのかもしれません。でも、つらい現実をまた明日もうちょっと頑張ってみようとか、そんな気持ちにさせてくれるのであれば、アートに携わる者として誰かのちからになれることがありそうな気がする。やっぺし祭りに参加したことで、そんな可能性を感じることが出来ました。
Yuka Sasahara Gallery ”原良介 個展”
原良介 個展
Ryosuke Hara
2010年6月11日(土)~ 7月16日(土)
オープニングレセプション : 6月11日(土) 18:00-20:00
原良介はこれまで、複数の時間や空間を一つの現象として描くペインティング作品を制作してきました。
今回は、これまで描かれていた具体的で具象的な状況設定を排除、または最低限までそぎ落とし、「複数の時間」や「異なる空間」などの概念的要素のみで描こうと試みています。
原は、絵を描くということは次元の移動をおこなうことであると意識して制作しています。
「絵画」が支持体という物質に絵の具という物質をのせた三次元のものを指すのであれば、「絵画空間」とはそこから生まれたイメージを概念的に二次元に置き換えたものになるということになります。
三次元の空間において、二次元の空間と直接触れ合うということにより、絵画にのみ創り得るイメージを目指そうとしています。
展示される作品はそれぞれ1点1点が完結しており、壁ごとに独立したストーリーが紡ぎだされています。
新たな展開を迎える原良介の新作ペインティングを是非ご覧ください。
また、6月17日(金)からは、新しくオープンするオルタナティブスペース「ゲルオルタナ」にて開催される、原良介、岡田裕子、松原壮志朗の3人によるグループ展"未視感ハミング"にも参加いたします。こちらも是非、おこしください。
Tobin Ohashi Gallery“想像の向こう側 / BEYOND YOUR IMAGINATION“
会期:6月12日(日)~7月31日(日)
時間:13:00 - 19:00
休廊日:月、火
オープニングレセプション:6月12日(日)15:00 - 20:00
website:http://www.tobinohashi.com/
今、最も注目を集める新進気鋭のインドネシアの作家4 人展。
躍動感、スピード感を表現した作品、独特の色彩と色調で描かれた作品など今まであまり目にする機会のなかったインドネシアの現代アートを是非ご高覧ください。
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