展覧会インタビュー GLOBAL NEW ART(グローバル・ニュー・アート)展 田口弘氏
当初はキースへリングに影響を受けてアートの蒐集を初めたのですが、その後はミスミコレクションとしてアメリカンポップアートの展覧会を各地で開催したところ非常に人気が高く、手ごたえを感じておりました。
しかしながら、米国だけではなく世界の様々な地域の新しいアートを多くの人に紹介したいと思ったことから、グローバル・ニュー・アートのコレクションを始めることとに至っております。
損保ジャパン東郷青児美術館もこれまでの近代美術中心から、今回の展覧会のように現代アートの取り扱いを始めるようになったのは、若い世代に美術館に来てもらいたいという意図があると思います。
特に今回は中学生以下が無料となっておりますので若い方にはどんどん見に来てもらいたいと思っています。
日本のアート市場は欧米と比較すると小さいと言われますが、買うマーケットが小さいのはそもそも現代アートを「見る」という人が少ないということに起因していると思います。 まずは見ないことにはマーケットは始まらないと。
アートの市場拡大には、巨匠の大作といった一般の方には手が出ないようなハイアートのマーケットと、大衆化されたアートマーケットを同時に進める必要があると思っています。
ビジネスとは、常に新しいことをやり続けることであると感じており、そのためには新しい発想の転換が必要ですので、そういった意味ではアートは最先端のものであり、差別化したものしか生き残れないオリジナリティの宝庫であると思います。この分野は今後の成長が期待できますね。
スタートアップファクトリーの株式会社エムアウト社長の田口弘氏は、より多くの方に、普段まとまって目にする機会が少ない現代アートの魅力を楽しんでいただくため、「タグチ・アートコレクション」の中から、今後グローバルな活躍が期待できる世界各国の若手実力作家の作品を約50点選び、現代アート普及活動の一環として本アート展に出品しています。
タグチ・アートコレクション
GLOBAL NEW ART(グローバル・ニュー・アート)
―現代アートをもっと楽しむために―
会 期: 2011年7月12日(火)~8月31日(水)
会場: 損保ジャパン東郷青児美術館
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