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2009年3月アーカイブ
この2週間に始まる、ご紹介した意外の展覧会で、いつものように興味深いのもたくさんあるのです。
・山下麻衣+小林直人 Exhibition "playing with time"@NOW IDeA by UTRECHT 3/17~3/22
・on her skin 清水朝子展@和田画廊 3/17~3/29
・入谷葉子展「お山の家」@neutron 3/17~3/29
・Holly farrel "Home and Sea"@MEGUMI OGITA GALLERY 3/17~4/11
・金氏徹平:溶け出す都市、空白の森@横浜美術館 3/20~5/27
・藤原康博個展@MORI YU GALLERY KYOTO 3/21~4/26
・渡邊加奈子@MUSEE F 3/23~3/28
・薦田梓展 -海中カラ宇宙ヲ望ム-@アートギャラリー銀座 3/23~3/28
・内藤礼 "color beginning"@ギャラリー小柳 3/24~5/16
・朝海陽子 個展@無人島プロダクション 3/27~5/2
その次の週末はもうアートフェア東京やら101 Tokyo 2009やら春の院展やらが行われ、それに合わせて怒濤の注目の展覧会も始まります、ちょっと気が遠くなりそうですが、楽しみでございます。
渕沢照晃《Vistige-4》
展覧会情報 ポラリス☆ジ・アートステージ
http://www.polaris-art.com/
神奈川県鎌倉市台1752-10
0467-45-2336
3/28(土)~5/3(日)金土日のみ(4/29開廊)
13:00~19:00
オープニングパーティー:3/28(土)16;00~
※会期中、毎週土曜日は公開制作が行われます。 ex-chamber memo 1968年生まれ、昨年ラディウムーレントゲンヴェルケで開催されたグループショー「Moeglichkeit」への参加でも話題を集めたアーティスト、渕沢照晃の個展です。
ストイックに紡がれる無数の緻密な線が放つ激しさとおおらかさ。ストイックに画面に施される極小のヘアピンカーブが重なり連なって有機的な情景を生み、ダイナミックなスケール感と意識を深遠なほうへと沈み込ませるようなミニマムなリズムを醸し出します。同展では透過性の高いポリエステル製の紙を支持体に採用した作品も発表、また会期中は土曜日に公開制作を行うなど、さまざまな試みも挑まれます。
井上隆保
展覧会情報 MORI YU GALLERY TOKYO
http://www.moriyu-gallery.com/
東京都新宿区西五軒町3-7 ミナト第三ビル4F
03-6906-9556
3/28(土)~4/18(土)日月祝休
12:00~19:00
オープニングレセプション:3/28(土)18:00~ ex-chamber memo 画家、井上隆保の個展です。
伝統と斬新との絶妙なバランスが織り成すエキゾチックな世界。味わい深い線と美しくケレン味のない描画でで刺青、龍や虎、鳥獣戯画といった日本古来から取り上げられるものから寿司やおにぎりといった遊び心を感じさせるさまざまなモチーフを表現、日本人としてのアイデンティティを強く持ちながら現代美術における新たな地平の提示をもたらします。
梅田哲也《ぶい》2008年 撮影 : 井上嘉和
展覧会情報 AD&A gallery
http://www.adanda.jp/
大阪府大阪市西区京町堀1-6-12
06-6443-3300
3/28(土)~4/12(日)木休
13:00~20:00
ライブパフォーマンス
梅田哲也×高橋幾郎:4/5(日)20:00~22:00/¥1500
梅田哲也×植野隆司:4/12(日)20:00~22:00/¥1500
アーティストサイト:http://www.siranami.com/ ex-chamber memo 昨年夏の水戸芸術館クリテリオムでの個展や今年のART@AGNESでのオオタファインアーツのゲストルームでのインスタレーションで大いに話題を集めたアーティスト、梅田哲也の関西では初となる個展です。
扇風機やラジオ、電話機などの日用品や廃品などを用いて創り出される硬質で奇天烈なインスタレーション。生成されるさまざまな装置が創出する現象が、不思議な感性の刺激を痛快にもたらします。同展では親交の深いミュージシャンを迎えてのライブパフォーマンスも開催、アートのなかに留まらないユニークな創造性がさまざまなかたちで提示されます。
住吉明子
展覧会情報 帝塚山画廊
http://www.tezukayama-g.com
大阪市住吉区帝塚山東1-3-34 PLOTビル1・2F
06-6678-9250
3/27(金)~4/18(土)日月休
11:00~19:00
レセプションパーティー:3/27(金)18:00~ ex-chamber memo 1981年生まれのアーティスト、住吉明子の個展です。
ユーモラスさとかわいらしさを軽やかに放つ動物たち。石粉粘土で造形される作品群は素材の重厚感とは裏腹に一様に独特な愛くるしさをたたえ、さらにその白さが無垢な風合いを醸し出します。同展では絶滅危惧種とされる動物たちがモチーフの作品を中心にインスタレーションを展開、爽やかでファンタジックな情景を空間に導き出し、そこに危うい感覚も密やかに漂わせます。
吉田暁子《華の気》150×150cm 岩料、膠、箔、墨、ビニルメディウム、スクラッチドラバー、明治期の屏風 (C)Gyoko Yoshida/BTAP
展覧会情報 東京画廊+BTAP
http://www.tokyo-gallery.com
東京都中央区銀座8-10-5-7F
03-3571-1808
3/25(水)~4/18(土)日月祝休
11:00~19:00(土:~17:00)
オープニングレセプション:3/25(水)18:00~20:00
対談 吉田暁子×ジャクリーヌ・ベルント(美術評論家):4/11(土)17:00~
アーティストサイト:http://www.gyokoyoshida.com
ex-chamber memo 1970年生まれのアーティスト、吉田暁子の個展です。
素材の質感が奏でる味わいやおおらかなストロークが放つダイナミズム、それらを駆使して表出されるさまざまな情動。板絵や屏風画、さらにはインスタレーションやパフォーマンスなど幅広い形態を通じ、表現そのものへの本質的な問いかけを提示すると同時に、独創性に溢れる深遠な奥行きをもつ世界観を展開します。同展ではこれまで続けて制作されてきた紗を使ったシリーズや屏風作品などと合わせ、ユニークな素材を用いた新たな展開の作品やインスタレーションを発表、さまざまな質感が溢れる空間が創出されます。
山科理絵《戻らぬ》3号
展覧会情報 GALLERY SHOREWOOD
http://www.shorewood.co.jp/
東京都港区南青山3-9-5
03-5474-5225
3/23(月)~4/16(木)日祝休
11:00~18:00 ex-chamber memo 1977年生まれの日本画家、山科理絵の初個展です。
洗練された筆致で紡がれる、深くひそやかな情景。人や蛙、鳥などの骸骨や可憐に着物を纏う女性などを主題に据え、連綿と続く日本画的な様式に則りながらもそこに現代的で斬新なエッセンスが加えられることで、細部にわたって繰り広げられる緻密な描写と安定した構図でのなかに仄かに儚げな気配が伴い、ときにユーモラスな表情も供えられる繊細で独創的な世界観を奏でます。
苅谷昌江《Red chairs on the monkeys》1455×1120cm board on acrylic & oil 2009年
展覧会情報 studio J
http://studio-j.ciao.jp/
大阪市西区新町3-14-8
06-6110-8508
3/18(水)~4/25(土)日月火休
13:00~19:00
アーティストサイト:http://yellowvalleys.net/
ex-chamber memo 1980年生まれ、Amuse Art Jam 2007 In Kyotoでのグランプリ受賞やVOCA2009への参加などで話題を集めるアーティスト、苅谷昌江の個展です。
ダイナミックかつ幽玄に紡がれる幻想世界。大胆な構図の採用やマスキングなどの技法も駆使し、スケール感の大きな場面を鋭い色彩感で創出しながら、不思議なモチーフの組み合わせで独創的な空間を画面の中に作り上げます。同展では大作のペインティングを始め、ドローイングやインスタレーションを出品、さまざまな手法を通じてその個性が発揮されます。
今週は他に、GALLERY b. TOKYOでの脇谷内里絵さん、O GALLERY eyesでの西田菜々子さん、大阪の信濃橋画廊での多鹿宏毅さん、シロタ画廊での瀧将仁さん、福住画廊での富田菜摘さん、MORI YU GALLERY TOKYOでの神藤知子さん、白矢アートスペースでの永井雅人さんの各個展、あとOttomainzheim Galleryでの海老原優さんと原田賢幸さんの2人展なども面白そうです。
ではでは、よろしくお願いします!
石塚源太
展覧会情報 アートスペース虹
http://www.art-space-niji.com
京都市東山区三条通神宮道東入ル東町247
075-761-9238
3/17(火)~3/22(日)
11:00~19:00(最終日:~18:00) ex-chamber memo 1982年生まれのアーティスト、石塚源太さんの個展です。
漆を用いて繰り広げられる新たな表現。さまざまなアイデアを駆使し、ときにユーモラスな造形を持ち込んで作り上げられる作品は、伝統工芸としての漆芸イメージを覆し、ユニークな世界観を創出します。同展ではホチキスやカッターの刃なども用いた作品も発表、斬新なアプローチでシャープな情景を構築します。
工藤雅敏《Landscape 27》162.1×162.1cm Acrylics,Spray on Canvas 2008年
展覧会情報 GALLERY M
http://gallery-m.cool.ne.jp/
愛知県日進市岩崎町根裏24-2
0561-74-1705
3/15(日)~4/19(日)月火休
11:00~19:00
オープニングパーティ:3/15(日)17:00~ ex-chamber memo 1982年生まれのアーティスト、工藤雅敏の個展です。
大胆な筆致でもたらされるアバンギャルドなテクスチャー。アクリル絵具による立体的な盛り上げとスプレーの噴射の色彩の飛沫、それぞれの感触を駆使し、ヴィヴィッドな色彩で凄まじくアグレッシブな景色を描き上げます。溢れる感性の裏側に綿密なイメージの積み上げも備わり、独創的な空間性とダイナミズムが構築されます。同展は大作から小品まで、20点以上のさまざまなサイズの作品によって構成され、その力強い世界観が空間に充満します。
田代裕基《五月雨のワルツ》h52×w75×d75cm 楠、アクリル絵の具、金箔、銀箔、カシュー、ニス courtesy of YUKARI ART CONTEMPORARY
展覧会情報 YUKARI ART CONTEMPORARY
http://www.yukari-art.com
東京都目黒区鷹番2-5-2-1F
03-3712-1383
3/14(土)~4/18(土)日月火休(水:事前予約制)
※3/31~4/7休(アートフェア参加のため)
11:00~19:00(最終日:~17:00) ex-chamber memo 1982年生まれのアーティスト、田代裕基の個展です。
ユーモラスな味わいと深い重厚感を放つ木彫作品。ざっくりと彫り痕を残す表面が醸し出すアグレッシブな雰囲気に加え、さまざまな動物たちの表情や佇まいを凛々しく表現、ボリューム感溢れる造形は、楠の香りとともに空間におおらかでダイナミックな雰囲気を響かせます。同展では「こころの変化、感覚の変化」をテーマに新たな世界観を提示します。
冒頭でも書きましたが、今週はVOCA展が行われます。それに合わせ、讃歌アーティストの展覧会も会期を合わせて多く開催されるのもまた嬉しい限りです。
そして今週もご紹介した他に多くの興味深い展覧会が始まります。以下箇条書きで・・・
・岩松徹展 シコティッシュ Dreamin'@GALLERY b. TOKYO 3/9~3/14
・野田万里子 個展@番画廊3/9~3/14
・千田哲也 個展@Gallery Q 3/9~3/14
・上甲トモヨシ 一瀬皓コ 2人展 -うちゅう-@art space kimura ASK? 3/9~3/14
・香本正樹展「間でゆれる」@ガーディアン・ガーデン 3/9~3/26
・今井麗 作品展@NICHE GALLERY 3/10~3/18
・狂った一頁03/栗原那津子展@PUNCTUM 3/10~3/28
・吉田典子展 古人からの学び@MEM 3/10~3/31
・持塚三樹「キ」@MISAKO & ROSEN 3/11~4/5
・加藤愛「きゅぴんッ展」@ミヅマ・アクション3/11~4/11
・no name@ZAIM 3/12~3/16
・sowaka clip 4 吉岡千尋/佐々田南緒@gallery sowaka 3/13~3/29
・西村美和 "Around The World"@YOKOI FINE ART 3/14~3/28
・Sean Landers "Sadness Racket"@TAKA ISHII GALLERY 3/14~4/7
・So-Yeun Lee Spring Fever@GALLERY TERRA TOKYO 3/14~4/9
・・・などなど、今週も目白押しでございます。
そんななか、この週末は中京・関西へ足を運ぶ予定でいます。
ではでは、よろしくお願いします!
平川恒太《それは共にあった》F15(652×530mm) アクリル、油彩、キャンバス、パネル 2009年
展覧会情報 GALLERY at lammfromm
http://gallery.lammfromm.jp/
東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F
03-5454-0450
3/13(金)~4/27(月)
12:00~20:00(土:11:00~、日:11:00~19:00) ex-chamber memo 1987年生まれ、現在多摩美術大学在学中のアーティスト、平川恒太の初個展です。
躍動するポップでシュールなリズム感。RPGゲームに登場するキャラクターを思わせる独特の人物のシルエットを画面にリフレイン的に登場させ、キャッチーな色使いで展開、現代の状況への硬派で醒めた視線やユーモラスな感覚もをふんだんに織り込んだ独特の世界を繰り広げます。同展はすべて2009年に制作された作品で構成されます。
樫木知子《影あそび》2009年
展覧会情報 OTA FINE ARTS
http://www.otafinearts.com/
東京都中央区勝どき2-8-19 近富ビル4階B
03-6273-8611
3/13(金)~4/17(金)日月祝休
11:00~19:00
オープニングパーティー:3/13(金)18:00~ ex-chamber memo 1982年生まれ、VOCA展2009において奨励賞受賞でも注目を集めるアーティスト、樫木知子の個展です。
独特の色合いとテクスチャーで綴られる、滋味溢れる情景。どこかほのかに懐かしげな響きを伴う、独特なベージュ系の色彩が広がる背景に佇む人物の姿は、連綿と続く美人画の風合いも奏でながら、揺らぐ空間性や儚い空気感、朧げな妖しさなど、さまざまな想いを繊細な感性でやわらかく伝えます。同展では最新作の大型絵画を中心に9点を発表予定、ふわりとした世界観が空間を満たします。
麻生知子《家の中》224.2×291cm(112×145.5cmの四枚組み) 油彩、キャンバス 2008年 撮影:木奥惠三
展覧会情報 Gallery Jin Projects
http://www.galleryjin.com/
東京都台東区谷中2-5-22 山岡ビル1F
03-5814-8118
3/13(金)~4/4(土)月火休
12:00~19:00(最終日:~17:00) ex-chamber memo 1982年生まれ、VOCA展2009への参加などでも注目を集めるアーティスト、麻生知子の個展です。
ユーモラスな視点で繰り出される日常的な場面たち。展覧会ごとにテーマを変えつつも、その時々に溢れるさまざまな情景をコミカルに切り取り、味わい深い色合いで一貫して表現、イージーな描写がその雰囲気の穏やかさ、賑々しさをのんびりと伝えます。
久保田珠美《blue bird》200×590mm アクリル、パネル 2008年 (C)Tamami Kubota/Courtesy of hpgrp GALLERY TOKYO
展覧会情報 hpgrp GALLERY 東京
http://www.artdiv-hpf.com/tokyo
東京都渋谷区神宮前5-1-15 CHビルB1F
03-6805-0840
3/13(金)~3/31(金)
11:00~20:00
オープニングレセプション:3/13(金)19:00~21:00 ex-chamber memo さまざまなグループショーへの参加や、昨年はニューヨークのギャラリーで個展を開催するなど精力的に活動するアーティスト、久保田珠美の個展です。
揺らめくように色彩を重ねることで繰り広げられる、妖艶で幻想的な情景。深みある世界観を伸びやかなストロークで描き出し、濃密さをたたえる独特の雰囲気を立ちのぼらせます。同展では「愛」をテーマに主に男性の内面を表現、行き交うさまざまな感情を紡ぎます。
野依幸治《叱られる少年》162×130.3cm 油彩、砂、キャンバス 2009年
展覧会情報 Bunkamura Gallery
http://www.bunkamura.co.jp/gallery
東京都渋谷区道玄坂2-24-1
03-3477-9174
3/13(金)~3/22(日)
10:00~19:30 ex-chamber memo 1978年生まれ、個展や同ギャラリーでの若手作家グループ展でのフィーチャーなどで注目を集める画家、野依幸治(のよりこうじ)の個展です。
下地に砂を使い、あたたかみ溢れるテクスチャーと穏やかな色彩で丁寧に表現されるさまざまな場面。ウインドウに映りこむ通りの風景や窓から射し込む日差しが紡ぐ陰影などが取り込まれ、洒脱な遊び心も随所に織り交ぜながら、そこに漂う空気感を緩やかに描きます。同展では大作8点により180°の視野の広がりを再現、あわせて小作品十数点も展示されます。
青山悟《Glitter Pieces#1》17.4×23.2cm Embroidery (metallic and black thread) on polyester 2008年 撮影:宮島径/MIYAJIMA Kei
展覧会情報 MIZUMA ART GALLERY
http://mizuma-art.co.jp
東京都目黒区上目黒1-3-9 藤屋ビル2F
03-3793-7931
3/11(水)~4/11(土)日月祝休
11:00~19:00
オープニングレセプション:3/11(水)18:00~20:00 ex-chamber memo 1973年生まれ、作品制作に留まらず多岐にわたって活動、活躍するアーティスト、青山悟の個展です。
工業用ミシンで制作される、刺繍表現の究極。常に高精度で再現されるさまざまな情景は、それが刺繍であることの驚きを鑑賞者に惹起させるだけでなく、手仕事に携わるものとしての自負などのメッセージ性も強く提議します。同展では2008年にZAIMで開催された「THE ECHO」展で発表された黒とメタリックの糸による作品に未発表作を加えて展開、刺繍作家という枠に留まらない創造性で、自身の可能性をも押し拡げます。
寺田就子《水色の影》2008年
展覧会情報 画廊 編
http://www.ami-kanoko.com/
大阪市中央区千日前1-2-6
06-6214-2595
3/9(月)~3/21(土)日休
12:00~19:30(土:~16:00)
ギャラリートーク:3/21(土)14:00~15:00 ex-chamber memo 1973年生まれのアーティスト、寺田就子の個展です。
ちいさな空間におさめられた、繊細に紡がれる透明感溢れる景色。おもちゃや文房具、植物の種子などを作品に取り込み、鏡面やガラスなどと組み合わせて不思議な風合いを奏で、知性と感性に満ち、凛として心地よい緊張感をともなうみずみずしい世界観を提示します。
イチハラヒロコ《心配だから連絡くらい入れなさい。》160×160cm シルクスクリーン・キャンバス 2006年
展覧会情報 鎌倉画廊
http://www.kamakura-g.com
神奈川県鎌倉市鎌倉山4-1-11
0467-32-1499
3/7(土)~4/25(土)月火祝休
11:00~18:00
オープニングパーティー:3/7(土)16:00~18:00
ex-chamber memo 1963年生まれのアーティスト、イチハラヒロコ。鎌倉画廊での2回目の個展が開催されます。
愛情と笑いに満ち溢れる言葉の世界。白い支持体に太いゴシック体で言葉を綴り、日常感覚とユーモア、ときに自虐的なシニカルな目線も織り交ぜながら瞬発力を伴ったおかしみでさまざまな気持ちを表現し、観る者に共感や驚嘆、さらには自戒などのさまざまな想いを惹起させます。同展ではキャンバスの平面作品を展示、あわせて遊び心に満ちたグッズやおみくじなども出品されます。
タノタイガ《ボーダーラインプロジェクト 2005》DV映像、8min 2005年
展覧会情報 現代美術製作所
http://www.c-a-f.jp
東京都墨田区墨田1-15-3
03-5630-3216
3/7(土)~3/29(日)月火休
12:00~19:00(土日祝:~18:00、3/8:~21:00)
オープニングパーティー:3/7(土)17:00~20:30
ワークショップ「おめんDE似顔絵」:3/28(土)13:00~17:00
アーティストサイト:http://www.taigart.com
ex-chamber memo 木彫作家で、パフォーマンスなど幅広いユニークな展開を繰り広げるアーティスト、タノタイガの個展です。
同展では、これまで繰り広げられたさまざまなシリーズを一挙に展観。精緻な木彫作品を用いて木彫やアートそのものの概念を問いただす各プロジェクトや映像を用いたユーモラスなインスタレーションなどを通じ、日常を支配する様々な事象を鋭くシニカルな視点で大胆かつ痛快に斬ります。
宇田川愛《Kagome Kagome》150×280×2cm acrylic on silk 2008/30×60×100cm branch,wood,ceramic 2008年
展覧会情報 KIDO Press
http://www.kidopress.com
東京都江東区1-3-2-6F
03-5856-5540
3/7(土)~3/28(土)日月祝休
12:00~19:00
オープニングレセプション:3/7(土)18 : 00~20 : 00 ex-chamber memo 1979年生まれのアーティスト、宇田川愛の個展です。
支持体に純白のシルクを用い、揺らめくような色彩の滲みが幻想的な風合いを喚起させ、そこに細やかにモチーフが描き込まれることで情景がより露になり、淡く繊細な質感の奥に厳しくも豊かな現実の世界イメージが紡がれます。同展ではインスタレーションもあわせて発表、より具現化されるイメージによって臨場感溢れる空間が創造されます。
実は今週紹介したい展覧会は上記分では全然足りてないのです!
ざっと挙げますと・・・
・エヌ次元 城山萌々作品展@Gallery Q 3/2~ 3/7
・大和田詠美展 "UTOIPA WITH SEAFOOD"GALLERY b. TOKYO 3/2~3/7
・上浦舞展@O GALLERY eyes 3/2~3/7
・本田絵美子木彫展 ~閑かな気配~@gallery元町 3/3~3/9
・PICA3@ARTCOURT Gallery 3/3~3/19
・山本晶展@GALERIE ANDO 3/3~3/21
・坪田純哉展@新生堂 3/4~3/14
・now here,nowhere@京都芸術センター 3/4~3/22
・アーティスト・ファイル2009―現代の作家たち@国立新美術館 3/4~5/6
・青木航太展@アトリエスズキ 3/5~3/14
・田島秀彦展@KENJI TAKI GALLERY/TOKYO 3/5~3/28
・佐賀永康『ハッピー過ぎて腹痛い』@T&G ARTS 3/5~4/2
・はまのゆか Spring Memories@GALLERY SPEAK FOR 3/6~3/18
・松崎宏史個展「STUDIES ON EVERYDAY FLOW-ERS」@MAKII MASARU FINE ARTS 3/6~3/18
・掌9@ラディウムーレントゲンヴェルケ 3/6~3/28
・第3回 shiseido art egg 小野耕石@資生堂ギャラリー 3/6~3/29
・根上恭美子展「スターだらけの」@GALLERY MoMo Ryogoku 3/7~3/28
・山本桂輔展"起立"@TOMIO KOYAMA GALLERY 3/7~3/28
・ワンダーシード2009@トーキョーワンダーサイト渋谷 3/7~3/29
・Landscape@GALLERY CAPTION 3/7~4/11
・・・などなど、大変な週であります、参考にしていただければ幸いです。
ではでは、よろしくお願いします!
スズキユウリ《Prepared Turntable》
展覧会情報 CLEAR GALLERY
http://www.cleargallery.jp/
東京都渋谷区渋谷4-2-5 プレイス青山
03-5485-8461
3/6(金)~5/2(土)日月祝休
11:00~19:00
オープニング・レセプション:3/6(金)18:00~21:00 ex-chamber memo 1980年東京生まれ、現在はロンドンを拠点に活動するアーティスト、スズキユウリの個展です。
ミュージシャンとしても活動し、「音」をテーマにさまざまな興味深い作品を発表。同展では、アナログ版レコードの溝と針との摩擦が起こす振動によって音が増幅される性質に着目し、エンターテイメント性も溢れる作品を通じてプリミティブな再生方法で可能なメディアをユニークに展開、同時に現代のデジタル情報社会の危うさの提示も試みます。
大庭大介《Spiral》180×180cm acrylic on cotton and wood panel 2009年
展覧会情報 SCAI THE BATHHOUSE
http://www.scaithebathhouse.com/
東京都台東区谷中6-1--23 柏湯跡
03-3821-1144
3/6(金)~4/4(土)日月祝休
12:00~19:00
magical, ARTROOM
http://www.magical-artroom.com/
東京都渋谷区恵比寿1-18-4-3F
03-3445-8988
3/6(金)~4/5(日)
12:00~20:00
オープニングレセプション:3/6(金)17:30~@SCAI THE BATHHOUSE/20:00~@magical, ARTROOM
アーティストサイト:http://daisukeohba.blogspot.com/ ex-chamber memo 1981年生まれのアーティスト、大庭大介の個展がmagical, ARTROOMとSCAI THE BATHHOUSEの2つの会場で開催されます。
観る位置や角度、そして時間によってもたらされる変化、無限の表情。特殊なアクリル絵具を用い、キャンバスにさまざまなストロークで描かれる風景や抽象世界は、眺める位置によりその姿を現しては気配を眩ませ、観る者の感性を幻想的な展開へと引き込みます。magical, ARTROOMでは密度の高い新作の抽象絵画を、SCAI THE BATHHOUSEでは大作を含む具象画を展示、それぞれの空間で独創的な空間が繰り広げられます。
興梠優護《l 29》1303×1303mm oil on canvas 2009年
展覧会情報 CASHI
http://cashi.jp
東京都中央区日本橋馬喰町2-5-18-1F
03-5825-4703
3/6(金)~3/28(土)日月祝休
11:00~18:00
オープニングレセプション : 3/6(金)18:00~20:00 ex-chamber memo 1982年生まれ、昨年夏に同ギャラリーで開催された2人展でも話題を集めたアーティスト、興梠優護(こうろぎゆうご)の個展です。
艶かしく揺らめく色彩感で描かれる生々しい人物像、そしてシュールな場面。ダークに、そして有機的な色彩を背景に浮かび上がり、際どいバランスでそのフォルムを留める裸体や肖像は、繊細な陰影を放ち、ハードコアな世界を創出します。同展では新作で構成され、感性ごと嵌まり込むような深い世界が幽玄に広がります。
渡辺明鈴香
展覧会情報 谷門美術
http://tanikado.com/
東京都港区北青山3-3?7 第一青山ビル1F
03-3403-9740
3/6(金)~3/27(金)日月祝休
13:00~19:00
オープニング・パーティー:3/6(金)18:30~ ex-chamber memo 1980年生まれのアーティスト、渡辺明鈴香の個展です。
やわらかな質感で織り綴られる、ぬくもりに満ちた世界。パステル調の透明感溢れる色と軽やかで繊細な筆遣いで、かわいらしさのなかにふとメランコリックな情緒が密やかに漂うような独特なファンタジーが繰り広げられます。同展ではペインティングとドローイングが出品予定、ちいさな空間がほんのりと、やさしい気配に染まります。
松原正武
展覧会情報 芦屋画廊
http://www.ashiya-garo.com/
兵庫県芦屋市大原町8-2 ラフォーネ芦屋2F
0797-25-2587
3/6(金)~3/25(水)木休
12:00~19:00
オープニング・パーティー:3/6(金)17:00~20:00
アーティストサイト:http://muton.net/ ex-chamber memo 1975年生まれの写真家/アーティスト、松原正武。今年初めの東京での個展に引き続いて、関西で個展が開催されます。
先の個展ではさまざまな光の表情を繊細に捉えた写真を発表、その凛とした美しさが印象的ですが、今回はさまざまな壁面を撮影した写真を用い、その画面に捉えられたヒビに沿ってスクラッチを施す、という新たな展開による作品で構成。従来の写真表現から踏み込み、立体的なテクスチャーをもたらすことでアグレッシブな混沌をクールにもたらします。
土屋仁応《子山羊》h71×w65×w41cm 樟・彩色・水晶 2009年/《花》h56×w25.5×d25.5cm 檜・竹・彩色 2009年 写真;竹之内祐幸
展覧会情報 東京日本橋高島屋6階 美術画廊X
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/
東京都中央区日本橋2-4-1
03- 3211-4111(代表)
3/4(水)~3/23(月)
10:00~20:00
アーティストサイト:http://yoshimasa-tsuchiya.net/index.html ex-chamber memo 1977年生まれの木彫作家、土屋仁応(つちやよしまさ)の個展です。
鋭くあやしげな表情をたたえる動物や可憐に咲く花。みずみずしい仕上がりとていねいな彩色で繊細に作り上げられるさまざまな作品は、艶かしく、かつ気品溢れる佇まいで深遠な静謐感を漂わせ、緊張感に満ちる凛とした世界観を奏でます。
林勇気《afterglow 001 (detail)》Videostill 2009年
展覧会情報 neutron tokyo 1F main gallery
http://www.neutron-tokyo.com
東京港区港区南青山2丁目17-14
03-3402-3021
3/4(水)~3/22(日)月休
11:00~19:00(最終日:~18:00)
オープニング・パーティー:3/4(水)18:00~20:00
アーティストサイト:http://www1.odn.ne.jp/tropfen/kanyukuyuki/ ex-chamber memo 1976年生まれ、昨年末から今年始めにかけて開催されたIIIDギャラリーでの展覧会でも話題を集めたアーティスト、林勇気の個展です。
ユーモラスなエッセンスも添えながら淡々として、かつ深みある世界をアニメーションで表現した作品をこれまで多く発表していますが、同展では光をを切りぬき、重ね合わせて制作していく新たなシリーズ「afterglow」の3種類の映像作品を上映、これまでにないアブストラクトな情景が繰り広げられます。
加賀城健《Fold=戦士》89.0×190.0cm 綿布・染料 2008年
展覧会情報 YOD Gallery
http://www.yodgallery.com
大阪府大阪市北区西天満4-9-15
06-6364-0775
3/3(火)~3/21(土)日月休
11:00~19:00 ex-chamber memo 1974年生まれのアーティスト、加賀城健の個展です。
手仕事としての伝統工芸を流れを踏まえつつ、それを建設的に裏返すアプローチで繰り広げられる、斬新な染色の世界。抽象性の高い色彩の重なりが織り成す幻想的な世界やアバンギャルドなモノクロームの鋭い展開など、オリジナリティ溢れる情景が大胆に綴られます。同展ではインスタレーションも含めた展開で染色の新たな可能性を提示、同時にアートや工芸の本質への問いかけも試みられます。
今週はご紹介した他に、COREDO日本橋で女性アーティストの作品を展示する企画「Spring's Story 2009 COREDO Women's Art Style」、愛知県芸術文化センターでの「ARTS CHALLENGE 2009」、洋協アートホールでの「FIELD OF NOW 2009」と興味深いグループショーが多数始まります。また、Pepper's Galleryでの山中綾子さんとmicanさんの2人展、東京での個展もよかった大舩真言さんが今度は京都のneutronで、などなど、さらに東京藝術大学の卒業・修了作品展と五美大展も開催されます、いろいろ楽しみです!
ではでは、よろしくお願いします!
渡辺おさむ《Creamy nights》85×60cm(25号) モデリングペースト 2008年
展覧会情報 IAOファインアーツ銀座美術館
http://www.ginza-museum.org
東京都中央区銀座4-5-16 銀座四丁目ビル8F
03-3571-0123
3/2(月)~3/24(火)日祝休
11:00~18:00
レセプション:3/6(金)18:00~20:00
アーティストサイト:http://osamuwatanabe.web.fc2.com/ ex-chamber memo TAG BOATではもうお馴染み、1980年生まれのアーティスト、渡辺おさむの個展です。
モデリングペースト製のフェイクの生クリームを駆使してさまざまな展開を繰り広げ、エンターテイメント性に富んだクリエイションを展開していますが、同展では同ギャラリー所蔵のルノアール作品2点のコラボレーションを含む、名画のクラシックを遊び尽くした作品を発表。ハッピーなムードに溢れる世界が空間を満たします。
舟田潤子《サクラ サ く》68×130cm 銅版画、シンコレ、インク、色鉛筆 2009年
展覧会情報 シロタ画廊
http://www.gaden.jp/shirota.html
東京都中央区銀座7-10-8-B1F
03-3572-7971
3/2(月)~3/14(土)日祝休
11:00~19:00(最終日:~17:00)
アーティストサイト:http://pavlova.web.fc2.com/
ex-chamber memo 1982年生まれのアーティスト、舟田潤子の個展です。
遊び心に満ちたユニークな版画作品を制作。銅版画に加え、やわらかな彩色やときに紙や布などを用いた大胆なコラージュも取り入れ、ファンタジックな世界を展開します。同展では版画作品を中心にドローイングなども合わせて30~40点を出品、大作から小品までさまざまなサイズの作品が並び、「サクラ サク サーカス」をテーマに季節感溢れる楽しい線と色とで空間を彩ります。