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2009年8月アーカイブ

 皆様、おはようございます。
 気付くと先週は毎日何らかを観に行っていて、そのせいか今月初めに買い替えたばっかりの自転車も

 

 なんか今、ガチャンて音したんですけど何!?Σ( ̄口 ̄;)

 

 ・・・と、ちょっとガタが来始めるのがさすがに早くないかと思っている次第で。
 それはともかく、そういったなかでとにかくお勧めしたいのが、先週ご紹介し、金曜日より始まった第1回所沢ビエンナーレ美術展「引込線」でございます。

 

 鉄道車両倉庫が会場、そのスペースの広さと雰囲気が活かされ、スケールの大きな空間が作り上げられているだけでなく、そこにさまざまな個性が力強く、おおらかに発揮されていて、目にするどれもこれもが見応え充分。
 幅広い世代のアーティストが参加しているのですが、戸谷成雄さん、遠藤利克さん、村岡三郎さんというベテランアーティストがその懐の深さを感じさせる分厚いクリエイションを発表、そのボリュームと重厚さにまず圧倒されます。窪田美樹さん、手塚愛子さんはそれぞれお馴染みのコンセプトを、まさにこの空間でしかできないスケールで展開、特に手塚さんは現在開催中の東京都庭園美術館での展覧会を思い浮かべると、相当に激しく差のある雰囲気の空間でもしっかりと呼応されていることに感嘆させられた次第。
 用いる素材のユニークさを面白く伝える飯田竜太さんや溝口達也さん、スペースの広さを活かしてダイナミックなインスタレーションを繰り広げる木村幸恵さんや利部志穂さんと、空間型がその展開力を発揮しまくる一方、ペインターも負けてはおらず、長谷川繁さんの濃密濃厚な筆遣いと色使い、描く世界観の深みを増す山路紘子さん、よりいっそう抽象的に、幽玄な滲みを醸し出す横内賢太郎さんにおそらく久々の日本国内での発表が嬉しい橋爪彩さんの艶やかで深く、独特の妖しさを奏でる情景とそれぞれ見応え充分。
 そして佐藤万絵子さんの作品、見逃しそう、もとい見過ごしそうな展開なのですが、表現したい世界観がもしかしたらこれまででいちばん伝わるように感じられて痛快だったり。
 横浜や妻有で開催のアートフェスティバル(アニュアル/ビエンナーレ/トリエンナーレを纏めて何て言うんだろう?)も随分と定着し、各所でさまざまな催しが開催されている昨今ですが、無料なのに加え最寄りである所沢駅からもすぐという立地の良さもあり、さらに会期後半には秋の連休もありますので、せひ多くの方にご覧頂きたいと思った次第です。

 

 ではでは、今週は11の展覧会をご紹介致します。

 

岩淵華林
9月の庭 関根直子 個展
彦坂敏昭 えらぶ・なぞる・わすれる・とじる
山口裕美プレゼンツ;石塚隆則「霊獣」展
長谷川ちか子「穴 - Punica Granatum」
サーラ・ドラタバディ『Pejvak (god is great)』
大矢加奈子展
奥原しんこ「花嫁の手紙」
荻原賢樹 新作展
山本浩生 個展 -ほつれる髪の毛が糸-
Ernesto Caivano 彼女が枝にあたえる影響(関係のトポグラフィー)

 

 今週は東京での展覧会のみになってしまいましたが、大阪では先に開催されたART OSAKA 2009でもひときわ空間との調和が印象的だった高橋涼子さんの個展がstudioJで、京都では児玉画廊で三家俊彦さんの個展とコレクション展が。また、週末の清澄での合同オープニング、トーキョーワンダーサイト本郷でのグループショー、前回のペインティング展に続いて開催のGallery Teoでの熊谷直人さんのドローイング作品展、WADA FINE ARTSでの今泉敦子さんの個展などが始まります。
 また、東京初の写真に特化したアートフェア「TOKYO PHOTO 2009」も開催、いろいろと楽しみでございます。
 ではでは、よろしくお願いします!

Ernesto Caivano
展覧会情報

Ernesto Caivano 彼女が枝にあたえる影響(関係のトポグラフィー)
TKG Contemporary
http://www.tomiokoyamagallery.com/
東京都江東区清澄1-3-2-6F 
03-3642-4090
9/5(土)~10/3(土)日月祝休
12:00~19:00
オープニングレセプション:9/5(土)18:00〜20:00
アーティストサイト:http://www.ernestocaivano.com/
@GALLERY TAGOBAT GALLERY SELECTION:TOMIO KOYAMA GALLERY

ex-chamber memo

 1972年マドリッド生まれで世界各国で活躍するアーティスト、Ernesto Caivano(エルネスト・カイヴァーノ)が2005年のグループショー以来同ギャラリーに登場、今回は個展でフィーチャーされます。
 ていねいに紡がれる緻密な世界。主ににモノトーンで、インクや木炭を用いてさまざまな情景を描きます。おとぎ話の一場面のような、味わい深さとしっとりとした奥行きを滲ませる風景や、精緻な紋様を画面に散りばめて軽やかでシャープなリズムを奏でる抽象世界など、バリエーションに富んだ構成で豊かな世界観を展開します。

山本浩生
展覧会情報

山本浩生 個展 -ほつれる髪の毛が糸-
Nroom artspace
http://www.nroom-artspace.com/
東京都練馬区南大泉4-35-13
03-5935-9678
9/5(土)~9/22(火)土日月火のみ
13:00~19:00(最終日:~17:00)
オープニングパーティー:9/5(土)17:00〜

ex-chamber memo

 1978年生まれのアーティスト、山本浩生(やまもと・ひろき)の個展です。
 交錯や衝突がエネルギーを生み出す、ユニークな空間性を持つ世界。ドローイングを中心に写真や木材なども使用し、ワビサビも感じさせるようなおおらかな余白と、対照的に濃い密度で展開される線や色彩の描き込みで、具象的なモチーフも取り入れながら抽象性の高い情景を描き出します。幾何学的にも思える奥行き感や、線画としての面白さにも溢れます。

荻原賢樹《Untitled》
展覧会情報

荻原賢樹 新作展
ギャラリー・ハシモト
http://www.space355.jp/
東京都中央区東日本橋3-5-5 矢部ビル2F SPACE355
03-5641-6440
9/4(金)~10/10(土)日月祝休
12:00~19:00
Opening with artist:9/5(土)18:00〜
@GALLERY TAGOBAT GALLERY SELECTION:GALLERY HASHIMOTO

ex-chamber memo

 1968年生まれ、昨年39歳で開催された個展でデビューを果たし話題を集めたアーティスト、荻原賢樹(おぎはら・まさき)の個展です。
 エンジニアとして働く傍ら、まったくの美術教育を経ずして制作される豊かな抽象世界。さまざまな色彩を溢れさせるペインティングでは、ひとつひとつの色が混ざり合いながらダイナミックなヴォリュームを伴ってポジティブな情景を繰り広げ、一転してモノクロームで描かれる作品では、コミカルな丸みを帯びながら複雑に交錯する無数の線が焦燥感を煽り、深い混沌へと導いていきます。

奥原しんこ《誰が何を作る場所なのか?》H1303×W970mm collage and acrylic on canvas 2009年
展覧会情報

奥原しんこ「花嫁の手紙」
H.P.FRANCE WINDOW GALLERY
http://www.artdiv-hpf.com/window
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング1F H.P.FRANCE BIOUX 丸の内店
03-3240-5791
9/4(金)~10/1(木)
11:00~21:00(日祝:~20:00)
アーティストサイト:http://www.shinko.cc/

ex-chamber memo

 イラストレーターとしての活動もよく知られ、2008年にSCAI THE BATHHOUSEで開催された個展でも話題を集めたアーティスト、奥原しんこ(おくはら・しんこ)が、H.P.FRANCE BIJOUXのブライダルフェアに合わせた新作インスタレーションを発表します。
 随所にハイセンスなアクセントを散りばめながら繰り広げられるさまざまな情景。さりげなくファッショナブルなコラージュを取り入れる平面作品ではおおらかな空間性を展開し、そこに織り込まれる女性的なアンニュイな雰囲気も心を包みますが、同展では「結婚は花嫁の母親のために行われる」ということをコンセプトに据え、そこにさまざまな想いを注ぎながら豊かな空間を紡いでいきます。

大矢加奈子《水玉のラグ》1455×1120cm パネル/油彩、アクリル、カシュー 2009年
展覧会情報

大矢加奈子展
hpgrp GALLERY 東京
http://www.artdiv-hpf.com/tokyo
東京都渋谷区神宮前5-1-15 CHビルB1F
03-6805-0840
9/4(金)~9/27(日)月休
11:00~20:00
オープニングレセプション:9/4(金)19:00〜21:00
@GALLERY TAGOBAT GALLERY SELECTION:hpgrp GALLERY 東京

ex-chamber memo

 1983年生まれ、さまざまな受賞や展覧会などで注目を集めるアーティスト、大矢加奈子(おおや・かなこ)。丸の内のH.P. FRANCE WINDOW GALLERYでのインスタレーションなどを経て、いよいよhpgrp GALLERY 東京に登場します。
 生活感漂うさまざまな情景をモチーフに、主にオレンジや紫などの色彩を用いて描かれる独創的な世界。透明感も溢れる豊かなグラデーションや挿入される粒の凝縮などのさまざまなテクスチャーを巧みに組み込みながら、圧倒的に再現性の高い描写で表現される情景は鋭くも妖し気な雰囲気が溢れ、現実世界との絶妙な距離が保持された不思議な空間と雰囲気が展開されます。

Sara Dolatabadi (C)Sara Dolatabadi Courtesy Mizuma Art Gallery
展覧会情報

サーラ・ドラタバディ『Pejvak (god is great)』
MIZUMA ART GALLERY
http://www.mizuma-art.co.jp
東京都目黒区上目黒1-3-9 藤屋ビル2F
03-3793-7931
9/4(金)~9/26(土)日月祝休
11:00~19:00
オープニングレセプション:9/5(土)18:00〜20:00
「中東カフェ」主催トークイベント:9/18(金)18:30〜
アーティストサイト:http://sara-dolatabadi.com/
@GALLERY TAGBOAT GALLERY SELECTION:MIZUMA ART GALLERY

ex-chamber memo

 1978年テヘラン生まれ、現在は東京を拠点として作家活動を続けるイラン人アーティスト、サーラ・ドラタバディ(Sara Dolatabadi)の個展が開催されます。
 「ひと」をメインテーマに据え、ミクストメディアによる平面作品やインスタレーションなどを展開。自らが経てきた社会状況を通じ、そこで得た感情や思考をそれぞれの作品に織り込み、時おり素材や色彩に何らかの具体的なイメージを落とし込みながら深いメッセージ性も備わるクリエイションを穏やかに繰り広げます。同展はメインスペースでのインスタレーションと小スペースでの写真作品で構成されます。

長谷川ちか子《Halls - Punica Granatum (detail)》42×29.7×3.4cm acrylic on canvas mounted on panel 2009年
展覧会情報

長谷川ちか子「穴 - Punica Granatum」
ラディウムーレントゲンヴェルケ
http://www.roentgenwerke.com/
東京都中央区日本橋馬喰町2-5-17
03-3662-2666
9/4(金)~9/26(土)日月祝休
11:00~19:00
レセプションパーティー:9/5(土)18:00〜
@GALLERY TAGOBAT GALLERY SELECTION:レントゲンヴェルケ

ex-chamber memo

 1970年生まれのアーティスト、長谷川ちか子(はせがわ・ちかこ)。六本木時代のレントゲンヴェルケで2005年に開催された個展以来4年振り、さらに長きに渡っての英国での活動期間とその間のさまざまなグループショーを経て、ラディウムでは初となる個展が開催されます。
 美しさと危うさを背中合わせで持つ「毒」を、強度と密度を伴わせ、さまざまなメディアを通じて表現してきましたが、同展は「穴」をテーマに制作されたペインティングによって構成。異なる光景/世界を繋ぐ媒体としての機能に着目し、有機的な生々しさや混沌とした情景、妖しく濃密なイメージを独創的なスタンスで提示します。

石塚隆則
展覧会情報

山口裕美プレゼンツ;石塚隆則「霊獣」展
nca | nichido contemporary art
http://www.nca-g.com/
東京都中央区八丁堀4-3-3 ダヴィンチ京橋B1
03-3555-2140
9/4(金)~9/19(土)日月祝休
11:00~19:00
オープニングレセプション:9/4(金)18:00〜20:00
アーティストサイト:http://www.ishizuka-hbs.com/
@GALLERY TAGOBAT GALLERY SELECTION:nca | nichido contemporary art

ex-chamber memo

 アートプロデューサー/ジャーナリストとして活躍する山口裕美氏の企画で、1970年生まれのアーティスト、石塚隆則(いしづか・たかのり)の個展が開催されます。
 奇妙さとユーモラスさとをたたえるさまざまな獣たち。素朴でときに興奮したような表情を浮かべながらさまざまな仕草で佇み、深く妖しい雰囲気をもたらします。同展では2mを超える大作から小品までさまざまなサイズの木彫作品に加え、ペインティング作品も発表、力強さも漲る世界観が空間を満たします。

彦坂敏昭《像画「茫漠とした空中分解」》2009年 ARKO2009(大原美術館)展示作品
展覧会情報

彦坂敏昭 えらぶ・なぞる・わすれる・とじる
遊工房アートスペース
http://www.youkobo.co.jp/
東京都杉並区善福寺3-2-10
03-5930-5009
9/1(火)~9/13(日)
12:00~19:00(最終日:~17:00)
オープニングパーティ:9/1(火)18:00〜20:00
トークイベント:9/12(土)18:00〜20:00
アーティストサイト:http://www.tohico.com/

ex-chamber memo

 1983年生まれ、2008年に開催されたふたつの展覧会、「第2回shiseido art egg」における個展と東京都現代美術館での「MOTアニュアル2008 解きほぐすとき」への参加で大いに話題を集め、以降もさまざまなかたちで作品を発表し現在に至るアーティスト、彦坂敏昭の個展です。
 複雑な工程を経て平面状でくる広げられる、情景の解体と再構築。解像度をコントロールして得られる緻密な矩形波や銅版による線の交錯と、絵の具や鉛筆、スプレーなどのさまざまな素材によってもたらされる色彩とが複雑な混沌を生み出し、アグレッシブな平面世界を築き上げます。

関根直子《夜に見えるもの》80×70cm 2009年
展覧会情報

9月の庭 関根直子 個展
art space kimura ASK?
http://www2.kb2-unet.ocn.ne.jp/ask/
東京都中央区京橋3-6-5 木邑ビル2F
03-5524-0771
8/31(月)~9/12(土)日休
11:30〜19:00(最終日:〜17:00)

ex-chamber memo

 1977年生まれ、VOCA展2008での府中市美術館賞受賞などで注目を集めるアーティスト、関根直子の個展です。
 鉛筆によってモノクロームで紡がれる深く静謐な気配。無数のドットやストロークのリフレインや支持体の紙の目を埋めるかのような濃密なテクスチャー、さらに消しゴムも用いてさまざまな表情をひとつの画面に導いて、バリエーションに富むおおらかでな濃淡をもたらしながら豊かな空間性を描き出します。また、制作過程におけるストイックさもさらにその深みを増す要素となって迫ります。

岩淵華林《いつかめぐりあう私たちのために》382×382 シルクスクリーン
展覧会情報

岩淵華林
ギャラリー坂巻
http://gallery-sakamaki.net/
東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビルB2F
03-3563-1733
8/31(月)~9/5(土)
12:00~19:00(土:~17:00)

ex-chamber memo

 1985年生まれのアーティスト、岩淵華林(いわぶち・かりん)の個展です。
 グラフィカルなアプローチも冴える、ポップな世界。太い線描でコミカルに人々の姿が描かれた作品で先に開催された2人展で興味深い世界観を提示し、今回の個展でメインとして発表されるシルクスクリーン作品では、精緻に再現される女性のシルエットと、そこに織り込まれるリズミカルなパターンとでシャープに情景を表現、冷静な視点でこの時代の女性観を織り交ぜ、硬質な風合いを奏でます。

 皆様、おはようございます。
 この週末は関西遠征。言うまでもなく「ART OSAKA 2009」に合わせてのスケジューリングだったのですが、それ以外にチェックする予定だった展覧会も押し並べて面白く、いやもう満足の関西遠征となった次第。京都での展示がとにかく充実していて、eN artsでの内海聖史さんや児玉画廊での宮永亮さん、イムラアートギャラリーでの染谷聡さん、shin-biでの梅田哲也さんそれぞれの個展が楽しく、さらに小山登美夫ギャラリー 京都でのふたつの個展、そしてそして極めつけがタカ・イシイギャラリー 京都、

 


 スイカが!Σ( ̄口 ̄;)

 

 角切りのウォーターメロン。その異様なまでのクオリティの高さに何故か

 


 負けた・・・・orz

 

 と軽く脱力、東京のスペースと同じアーティスト「ウィルフレード・プリエト&イグナシオ・ウリアルテ」による展覧会が開催されているのですが、東京は東京で

 


 そんなカフェオレて!Σ( ̄口 ̄;)

 

 ・・・と驚かされていたんですけど、あの赤の鮮やかさに思わず軍配が。あの存在感は必見でございます。

 

 もとい、今回はまず大阪、それから京都、泊まるホテルが大阪なのでふたたび大阪といつもと違う移動を行ったこともあり、普段は乗らない京阪電車に都合2度も乗り、車内で「おおきに」と言われて大阪を実感したり、日曜日の午前中に国立国際美術館で観たやなぎみわ展のメイキングに釘付けになったり。これで「うまいもの」があれば完璧なんですけど、

 

 大阪京都で何食ってんだ俺!Σ( ̄口 ̄;)

 

 なのが、いつものこととはいえなんとも。。。

 

 ではでは、今週は8つの展覧会をご紹介致します。

 

沈黙が誘う、饒舌に惑う -浅野耕平、藤原由葵の試み-
兼未希恵展「ハナハナサケサケ」
"a piece of work" #15 榎本裕一「R2286 White」
古家万 "Real Imagination/現想図 Vol.1"
稲垣洋介展
第1回所沢ビエンナーレ美術展「引込線」
川口奈々子「7人の小人はまだ来ない」
加藤恒一展 empty skin

 

 いよいよ夏休みモードも一段落といった感もあり、この他にも銀座界隈で行われるGallery Qでの村上郁さん、ギャラリーゴトウでの渡辺明鈴香さん、GALLERY b.TOKYOでの設楽恵里さんのそれぞれの個展も面白そうなのと、京都ではshin-biで太田麻里さんのパフォーマンスがあったり(行けないのが残念・・・)studio90での田中真吾さんの個展も興味深かったり、河井美咲さんの個展がまずTAKE NINAGAWAで始まったりと、秋へ向けて面白そうな企画が始まります。
 ではでは、よろしくお願いします!

加藤恒一《アンネ》1940×1303mm oil on canvas 2009年
展覧会情報

加藤恒一展 empty skin
GALLERY M CONTEMPORARY ART
http://gallery-m.cool.ne.jp/
愛知県日進市岩崎町根裏24-2
0561-74-1705
8/30(日)~9/27(日)月火休
11:00~19:00
オープニングパーティー:8/30(日)17:00〜
アーティストサイト:http://kouichikato.web.fc2.com/

ex-chamber memo

 1980年生まれのアーティスト、加藤恒一(かとう・こういち〕の個展です。
 冷徹なまでに精緻な具象性とアグレッシブな筆致とで繰り広げる独創的な世界観。その奥に濃密な感情を、はたまた深く沈む達観、冷静を思い起こさせるさまざまな表情を浮かべる人物たちは、こちら側を見据え、そして見透かすようにして佇みます。そして、その対峙が絵画世界と鑑賞者とのシュールな時間を紡ぎ出していきます。

川口奈々子《Girl watching》130.3×89.4cm oil on canvas 2009年
展覧会情報

川口奈々子「7人の小人はまだ来ない」
Yuka Sasahara Gallery
http://www.yukasasaharagallery.com
東京都新宿区西五軒町3-7 ミナト第3ビル4F
03-5228-5616
8/29(土)~10/3(土)日月祝休
11:00~19:00
オープニングレセプション:8/29(土)18:00〜20:00
@GALLERY TAGOBAT GALLERY SELECTION:Yuka Sasahara Gallery

ex-chamber memo

 1978年生まれ、2008年にはVOCA展に選出されるなど注目も高めるアーティスト、川口奈々子(かわぐち・ななこ)の2年振りの個展です。
 あたかもそれぞれの色をよりヴィヴィッドに表出させるかのような配色で紡ぎ出される、生々しく濃密な幻想世界。ひとつひとつの色面のクリアさとは裏腹に、隣り合う色同士はあたかも溶け合うかのように有機的に絡まりながら響き合い、そのなかに姿を現す女の子の仕草や表情、あるいはさまざまなモチーフには意識的か無意識にか、強い意思の存在を感じさせます。想定外の方向へと進んじゃっている物語を思い起こさせる謎めくタイトルを据えた同展では新作ペインティング10点前後を発表、シャープさとメロウさとを伴う独特の妖しさが空間を満たします。

所沢ビエンナーレ・プレ展 展示風景 写真:山本糾 写真:山本糾
展覧会情報

第1回所沢ビエンナーレ美術展「引込線」
西武鉄道旧所沢車両工場
埼玉県所沢市東住吉10-1
080-3537-3021
8/28(金)~9/23(水)
10:00~18:00
展覧会サイト:http://www.tokorozawa-biennial.com/
《参加アーティスト》
飯田竜太 石川卓磨 石原友明 伊藤誠 遠藤利克 沖啓介 大友洋司 利部志穂 北澤一伯 木村幸恵 窪田美樹 小山穂太郎 佐藤万絵子 下道基行 志水児王 白井美穂 瀧健太郎 竹内孝和 高見澤文雄 建畠朔弥 田中泯 手塚愛子 冨井大裕 戸谷成雄 豊嶋康子 中山正樹 長谷川繁 橋爪彩 増山士郎 溝口達也 水谷一 村岡三郎 森淳一 山路紘子 山下香里 山本糾 横内賢太郎

ex-chamber memo

 世代、メディアの垣根を越え、数多くのアーティストと美術関連の執筆者が集い、昨年のプレ企画に続いて今年第1回を迎える美術展です。
 展覧会のテーマを設けないこと、さらに人選のバラエティを可能な限り広げること、さらに基本的に作家による自主企画であることによって、ただ幅広いだけでなく、それぞれが濃密なクリエイティビティを持つアーティストの多数の参加を可能にし、遠藤利克や戸谷成雄、村岡三郎といった現在の日本の現代美術の礎を築いた作家から、橋爪彩、横内賢太郎、佐藤万絵子、山路紘子ら各方面で話題を集める新進のペインター、利部志穂をはじめとするテイストは異なりながらも感性に刺激をもたらすインスタレーションアーティスト、用いる素材の質感も活かしながら作品を組み上げ、空間への作用を促す飯田竜太や冨井大裕、溝口達也ほか、ひとつの概念では捉え難いボリュームのクリエイションが揃い、旧車両工場という広大な空間を活かしながらそれぞれの個性がダイナミックに提示されます。

稲垣洋介《神鳴》180cm×45cm×9cm×5 2009年 Photo by JUN MORIOKA
展覧会情報

稲垣洋介展
art gallery closet
http://www.gallery-closet.jp/
東京都港区西麻布2-11-10 霞町ビル3F
03-5469-0355
8/27(木)~9/8(火)水日休
12:00~18:30(土祝:11:00~)
アーティストサイト:http://www.art-pla.net/

ex-chamber memo

 1977年生まれの日本画家、稲垣洋介(いながき・ようすけ)の個展です。
 岩絵の具のざらつき、柿渋や膠の深い艶。さらに、用いられる支持体としてのの和紙や板。そういったさまざまな素材の質感を活かしながら、ダイナミックな構造を持つ展開を繰り広げ、日本画家としては極めて異例なスタンスで、重鈍な風合いに仕上げられる具象世界から引き込むような抽象性の高い情景を力強く導き出します。

展覧会情報

古家万 "Real Imagination/現想図 Vol.1"
東京画廊+BTAP
http://www.tokyo-gallery.com
東京都中央区銀座8-10-5-7F
03-3571-1808
8/26(水)~10/3(土)日月祝休
11:00~19:00(土:~17:00)
オープニング・レセプション:8/26(水)18:00〜20:00
@GALLERY TAGOBAT GALLERY SELECTION:東京画廊

ex-chamber memo

 1970年生まれの写真家、古家万(ふるや・まん)の個展です。
 ダイナミックに横切る月影、地平から鮮烈に立ちのぼる光。墨絵や浮世絵などといった日本古来のワビサビを思い起こさせる絶妙の構図のなかに、独創的に繰り出される写真技術によってさまざまな光の表情と動きとを捉え、流れる時間の経過をボリューム感を充分に伝えるほどに力強く提示し、圧倒的な重厚感と、神々しささえ漂う高貴な気配を、美しい写真画面で導き出します。

榎本裕一
展覧会情報

"a piece of work" #15 榎本裕一「R2286 White」
a piece of space APS
http://www.a-piece-of-space.com/
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル511号室
03-3567-4330
8/26(水)~9/12(土)日月火休
12:00~19:00
アーティストサイト:http://www1.parkcity.ne.jp/enomoto/

ex-chamber memo

 1974年生まれのアーティスト、榎本裕一(えのもと・ゆういち)の個展です。
 ほんのりと広がっていく爽やかで幽玄な色彩。木材を挽物加工(回転させながら刃物を当てて削る技術)して作られた薄い木製の椀状の支持体に、ウレタン塗装を施したものや、そこから塗料のみを剥がして自立させたものなど、形状のシンプルな美しさとともに艶やかな世界観が紡がれる作品を発表してきましたが、同展では支持体にアルミを採用、直系90cmにも及ぶ大作をメインに据え、同ビル同フロアのGallery Camelliaのスペースと合わせて約6点の新作が、インスタレーション、壁画として発表されます。

兼未希恵
展覧会情報

兼未希恵展「ハナハナサケサケ」
第一生命南ギャラリー
http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/activity/culture
東京都千代田区有楽町1-13-1
050-3780-3242
8/24(月)~9/25(金)土日祝休
12:00~18:00

ex-chamber memo

 1977年生まれ、2006年のVOCA展で佳作賞受賞のアーティスト、兼未希恵(かね・みきえ)の個展です。
 ゆったりと引き込まれるような空間性、そこに繰り広げられるおおらかな世界、情景。日本画の画材を用い、細やかな描き込みと余白とが織り交ぜられ、さらに軽やかな色彩や異なるさまざまな縮尺で展開しながら創出される景色は、ときにユーモラスな風合いも奏で、現代的に解釈された花鳥風月を紡ぎ出して、観る者の心を和ませます。

浅野耕平《Lines》液晶モニタ、PC、CCDカメラ、他 2008年 藤原由葵《自力回向》写真(背景の油彩画「どんでんがえし」×人物) 2009年
展覧会情報

沈黙が誘う、饒舌に惑う -浅野耕平、藤原由葵の試み-
ギャラリーなつか&b.p
http://homepage2.nifty.com/gallery-natsuka/
東京都中央区銀座5-8-17 ギンザプラザ58・8F
03-3571-0130
8/24(月)~8/29(土)
11:30~18:30(最終日:~17:00)
浅野耕平サイト:http://www.asanokohei.com/

ex-chamber memo

 ふたりの個性的なアーティストがフィーチャーされる展覧会です。
 さまざまなインタラクティブ・アートを制作、そこにコミュニケーションの展開を模索する浅野耕平(あさの・こうへい)は、コンピュータやカメラ、センサーなどのテクノロジーも積極的に取り入れ、シャープで未来的な雰囲気を導き出すとともに、そこにプリミティブな感情へと訴えるエンターテイメント性に富んだ空間も提供します。
 1978年生まれ、VOCA展2008への参加でも話題を集めた藤原由葵(ふじわら・ゆき)は、一見ダリなどが展開したシュールレアリスムの系譜を思い起こさせる展開を、現代的なモチーフをふんだんに取り入れながら大胆かつ生々しく展開。同展ではさらに新たな試みとして、写真を組み込んだ作品を発表、さらに現代的な感性が、濃密な世界観のなかに注ぎ込まれます。

 皆様、おはようございます。
 僕も例に漏れず先週は夏休みを頂いていたのですが、基本的にのんびりと、ブログの整理をしつつ眠くなったら寝て、などと家にいる時は実にだらだらとした時間を過ごし、いろんなギャラリーがお休みでもあったのでアート巡りもほどほどに、なかなか足を運べずにいた東京都庭園美術館での展覧会「Stitch by Stitch ステッチ・バイ・ステッチ 針と糸で描くわたし」をようやく観ることができたり、日曜日のFC東京のホームゲームを久々にGKの練習から観られたりと(勝ったら週明けももっと清々しかったのですが、まあそれはそれ)、のんびりとしておりました。

 

 で、そんな夏休みに気付いたことが

 

 マクドナルドのクォーターパウンダーは、ダブルにする必要は、なし!

 

 いや、いいんですよ、僕もこれまで「ダブルクォーターパウンダーウィズチーズをセットで」と噛まずに注文し、男らしく頬張ってきましたし、あの達成感にはそれなりに格別感もあるのでメニューから消せなくても全然構わず、それよりはむしろす●家の「牛丼キング」のほうにドン引き(「丼」だけに、って誰がうまいこと言えと)次第なのですが、とりあえず土曜日の夕食にマクドナルドへ行って食べたんですね、最近小食でいい感じだったんですけどやっぱり頼んじゃうわけですよ、つい言っちゃったんですよ、「ダブル」と。

 


 


 普通にきつい。orz

 

 
 よくよく考えると(というか昨日、僕にとって数少ないFC東京サポ仲間のO君と協議した結果)、クォーターをダブルにするってことはハーフパウンダーってことなんですかね?
 そもそもパウンダーもといパウンドっていう単位自体をよく把握してないですけど、

 


最初からハーフって言ってくれ!Σ( ̄口 ̄;)

 

 などと今更ながらに無体なことを宣っている次第でございます。

 

 ではでは、今週は8つの展覧会をご紹介致します。

 

今関絵美「アカシック・レコード Akashic Records」
渡辺おさむ「LSD(Love Sweet Dream)」
"SIX SENSES" 戸井裕之 岡田裕樹 阿部岳史 寺村利規 浦川光鹿 小室貴裕
山本あき展「悲しくて幸福な怠惰」
プレイ・ルーム 黒川知希 マーティン・マニグ 松橋萌
立石大河亞/田中圭介/平川なつみ/松宮硝子「Unfamilier Landscape」
小橋陽介展
はまぐちさくらこ「生戦」

 

 今週は何といってもART OSAKA2009が週末に控えておりまして、もちろん僕も行ってきます、楽しみです!
 そして、他に国立新美術館での松本陽子さんと野口里佳さんの光をテーマにした展覧会(野口さんの写真を観たい・・・)、成山画廊でのグループショー「納涼について」、WADA FINE ARTSでの三浦高宏さんの個展、galeria de muerteでの国内外に住む日本人女性アーティスト3名によるグループショーなど、興味津々な展覧会が始まります。
 ではでは、よろしくお願いします!

はまぐちさくらこ《いきてまたあお、乾杯》(部分) F25 acrylic on canvas 2009年 (C)sakurako hamaguchi
展覧会情報

はまぐちさくらこ「生戦」
artdish g
http://www.artdish.co.jp/
東京都新宿区矢来町107
03-3269-7289
8/22(土)~9/16(水)月休
12:00~22:00
アーティストブログ:http://blog.artdish.co.jp/sakurako/

ex-chamber memo

 1981年生まれのアーティスト、はまぐちさくらこの個展です。
 顔に比べて大きな目のアンバランスさが独特のかわいらしさと溌剌とした雰囲気を醸し出す、アクティブさに溢れ、ほんのりとメランコリックな気配も潜む世界。ときに焦燥感に憑かれたかのような、アグレッシブで天真爛漫な筆遣いや大胆な配色が、自らの膨らみ続けるイマジネーションの勢いをそのまま画面に溢れさせ、ひたすらポジティブに展開します。同展は100号から200号までの大判キャンバスをの作品を中心に構成されます。

小橋陽介
展覧会情報

小橋陽介展
Gallery MoMo Ryogoku
http://www.gallery-momo.com/
東京都墨田区亀沢1-7-15
03-3621-6813
8/22(土)~9/12(土)日月祝休
11:00~19:00
オープニングレセプション:8/22(土)18:00〜20:00
アーティストサイト:http://www.yosukekobashi.com/

ex-chamber memo

 1980年生まれのアーティスト、小橋陽介(こばし・ようすけ)。Gallery MoMo Ryogokuでは昨年11月に続いて2回目となる個展が開催されます。
 ストイックに感じられるほどにひたすら描き上げられる自画像。そこに登場する自らの奔放な姿に自由な想像力を充満させ、ダイナミックな動きと素朴な表情を伴わせながらやアバンギャルドなシチュエーション、またはほんのりとメランコリックな雰囲気などさまざまな情景を創出し、危うさを秘める絢爛な世界へと導いて行きます。

田中圭介《禁忌》朴にアクリル彩色、色鉛筆、カラーニス 2009年 平川なつみ《Myトレンド》H29.6×W23cm 紙にアクリル絵具 2008年 松宮硝子《Duquheaper》installation view 2008年
展覧会情報

立石大河亞/田中圭介/平川なつみ/松宮硝子「Unfamilier Landscape」
山本現代
http://www.yamamotogendai.org
東京都港区白金3-1-15-3F
03-6383-0626
8/22(土)~9/12(土)日月祝休
11:00~19:00(金:~20:00)
@GALLERY TAGBOET GALLERY SELECTION:山本現代

ex-chamber memo

 4名のアーティストをフィーチャーしたグループショー。
 昨年10月の個展で発表された巨大な木彫作品のインパクトも記憶に新しい、1976年生まれの田中圭介(たなか・けいすけ)は、樹木やちいさな家などを細微に彫り出しながら、ユーモラスな表情も織り交ぜつつ鮮やかで壮大な景色を生み出します。同展ではさまざまな小作品を発表。1981年生まれの松宮硝子(まつみや・しょうこ)は、同ギャラリーでは白金移転オープニング企画「DREAM of the SKULL」以来の登場、繊細で緊張感に満ちるガラスの造形によりより、"Duquheapuer"という想像上の生物の生態を再現します。平川なつみは昨年春に開催された2人展で注目を集め、独自の視点で大胆なユーモアを伴いながら濃厚なシュールネスを展開します。
 そこに、既にさまざまな展覧会でも紹介される立石大河亞(たていし・たいがあ、1941-1998)の作品も展示、さまざまな視点による「奇妙な風景」が展開されます。

松橋萌《その森》1832×900mm
展覧会情報

プレイ・ルーム 黒川知希 マーティン・マニグ 松橋萌
NANZUKA UNDERGROUND
http://nug.jp
東京都港区白金3-1-15-2F
03-6459-3130
8/22(土)~9/12(土)日月祝休
11:00~19:00
オープニング・レセプション:8/22(土)18:00〜20:00

ex-chamber memo

 「童心」をテーマに、3名のアーティストがピックアップされた展覧会です。
 サブカルチャー的要素を大胆に自身の絵画世界に織り込む1974年生まれのドイツ人ペインター、Martin Mannig(マーティン・マニグ)、1975年生まれで昨年夏開催の個展でも注目を集め、ポップでヴィヴィッドな色調でファットな世界を描き出す黒川知希(くろかわ・ともき)、そこに平面と立体を組み合わせて展開する1985年生まれの新進のアーティスト、松橋萌(まつはし・もえ)のフレッシュなクリエイションを加えて構成。敢えていわゆる「計画性」から感性を解放するような、よりプリミティブな雰囲気が満ちる空間が提供され、そこにさまざまなイメージが繰り広げられます。

山本あき《ぼくのお庭》1940mm×1303mm[F120号] オイルパステル
展覧会情報

山本あき展「悲しくて幸福な怠惰」
新生堂
http://www.shinseido.com/
東京都港区南青山5-4-30
03-3498-8383
8/19(水)~8/28(金)日休
11:00~18:00(最終日:~17:00)
アーティストサイト:http://yamamoto-aki.com/

ex-chamber memo

 1985年生まれのアーティスト、山本あきの個展です。
 ふわふわとやわらかな風合いを醸し出すポップでファニーな世界。オイルパステルを用い、淡い色彩で描かれるさまざまな場面は、時おり動物のモチーフをコミカルに織り交ぜるなどの遊び心とともに、軽やかにファンタジック、そしてほんのりとメランコリックな雰囲気を紡ぎ出します。同展では大作から小品までさまざまなサイズの作品が発表されます。

浦川光鹿《シャケ》27.0×37.0cm pigment and gold leaf on crumpled paper 2007年 小室貴裕《ぼくたちの惑星》(L)50×30×H150cm/(R)50×40×H140cm FRP、ウレタン樹脂塗装 岡田裕樹《少女01/少女02》φ45×5.0cm/φ28×5.0cm silksreen,polyester on cotton 2009年
展覧会情報

"SIX SENSES" 戸井裕之 岡田裕樹 阿部岳史 寺村利規 浦川光鹿 小室貴裕
帝塚山画廊
http://www.tezukayama-g.com/
大阪市住吉区帝塚山東1-3-34 PLOTビル1・2F
06-6678-9250
8/18(火)~9/11(金)日月休
11:00~19:00
オープニングレセプション:8/20(木)18:00〜20:00
《アーティストサイト》
戸井裕之:http://www.seuzau.com/
岡田裕樹:http://yukinfo.exblog.jp/
阿部岳史:http://web.mac.com/abetakeshi/

ex-chamber memo

 若手アーティスト6名をフィーチャーしたグループショーです。
 日常的な仕草の人物の肖像をシュールなアプローチに織り込みながら油彩で表現し、内面を引き出す戸井裕之(とい・ひろゆき)、シルクスクリーンでさまざまな情景や静物などを巧みな光沢感と陰影表現で描き、シャープさを表出させる岡田裕樹(おかだ・ゆうき)、揉み紙の質感などを活かして味わい深さとユーモアとを軽妙に奏でながらモチーフを描く浦川光鹿(うらかわ・みつろく)、フューチャリスティックな世界観をFRPによる立体造形で表現、ヴィヴィッドかつ冷静な雰囲気を導く小室貴裕(こむろ・たかひろ)。さらに、ART AWARD TOKYO 2009での小山登美夫賞受賞でも注目を集める、ある映画のワンシーンを彷彿させる構図で硬質に人物の表情を描く寺村利規(てらむら・としき)、東京オペラシティでのproject Nへのフィーチャーも記憶に新しい、木製のチップを用いてドットでさまざまな風景を再構築する阿部岳史(あべ・たけし)の6名のフレッシュなクリエイションが揃い、それぞれの個性が瑞々しく発揮されます。

渡辺おさむ《LSD(Like Sweet Dream)》116.7×91cm clay 2008年
展覧会情報

渡辺おさむ「LSD(Love Sweet Dream)」
ギャラリーターゲット
http://www.gallery-target.com/
東京都渋谷区神宮前2-32-10
03-3402-4575
8/17(月)~8/26(水)
11:00~19:00
オープニングレセプション:8/17(月)19:00〜21:00
アーティストサイト:http://osamuwatanabe.web.fc2.com/
@GALLERY TAGBOAT DNAT:渡辺おさむ

ex-chamber memo

 タグボートではお馴染み、1980年生まれのアーティスト、渡辺おさむ。この夏精力的に作品を発表してきましたが、その最後を飾る個展がギャラリーターゲット で開催されます。
 透明感をたたえるカットフルーツでレインボーカラーをもたらしたり、敢えて黴びさせた表面を再現したりと、それぞれの展覧会で初めてのものを含むさまざまな試みの多く展開されてきましたが、同展ではジャスパー・ジョーンズやダミアン・ハーストといった現代アートの巨匠の名作を引用し再解釈。ユーモアを交えながらフレッシュなインパクトを創出していきます。

今関絵美
展覧会情報

今関絵美「アカシック・レコード Akashic Records」
Pepper's Gallery
http://www.peppers-project.com/
東京都中央区銀座7-13-2 銀座パインビルB1
03-3544-3240
8/17(月)~8/22(土)
11:00~19:00(土:~16:00)

ex-chamber memo

 1980年生まれのアーティスト、今関絵美(いまぜき・えみ)の個展です。
 静かに横たわる気配、漂う淡い雰囲気。さまざまな距離感を伴わせるように、豊かな表現と色彩でさまざまな情景を描き出します。同展では大作を中心に、およそ7、8点の作品が発表されます。

 皆様、おはようございます。
 普段は自転車と電車を主な移動手段としている僕ですが、昨日の日曜日は自動車移動によるアート巡りを敢行。まずは予定していたレントゲンヴェルケの那須の藝術倉庫での石川結介さんの個展へ、そして地図で調べたら案外近いので、いつか行きたいと念願していた板室温泉大黒屋、そこで現在開催中の廣瀬智央展にも行ってしまおうと。
 それぞれのサイトに掲載されている地図を見比べると那須I.C.や同じ交差点が載っているのでそれほど遠くないだろうと高を括って藝術倉庫から板室温泉へと移動。
 「一軒茶屋」という交差点から地図通りに道なりに真っすぐ進むのですが、そしたら行けども行けども・・・。ひたすら道が蛇行しているのはともかく、

 


 坂ばっか!Σ( ̄口 ̄;)

 

 普段運転するにしても、仕事で都内を回るだけなので坂もせいぜい陸橋や青山六本木界隈で遭遇するだけ、その上慣れない土地ということもあり、時おり油断すると平地かと勘違いするほどに延々と続く上り坂やら上がって下ってまた上がってくだってさらに上がって下っての凄まじくアグレッシブな高低差にだんだん心配になりながらそれでも地図を信じてさらに全身全霊を傾けての前方注意、そしてマニュアル車ならではのこまめなギアチェンジでなんとか走り抜けると

 


 ・・・・・あれ?(・∀・;)

 

 仮面ライダーが「とう!」とジャンプして着地する対決場よろしく閑散とした景色の場所に出てきて大いに焦り、それで合っていたのでホントによかったんですけど、クラッチが焼けたにおいが香ばしかったりもしてさらに焦り、まあ勝手にテンパって辿り着きましたよ大黒屋。

 当たり前といえば当たり前なんですけど温泉なのでいらっしゃる方々は浴衣で、そんななかをもの凄く普段着な僕がうろうろしているのはなんとも落ち着かない感じがし、目を泳がせていると、広報ご担当の方が申し訳ないくらいに対応してくださり、関西などでお目にかかったことのあるスタッフの方を呼んでいただいたり、挙げ句の果ては社長の室井氏じきじきにいろいろとお話を伺えただけでなく、菅木志雄さんや、矢部裕輔さんのパーマネントの作品をご案内いただいたりと至極恐縮。

 

 いやもう、あの3次元蛇行道を通り抜けて行った甲斐がありました。
 そこかしこにアート作品が配され、展示室もあったりして、あらためてしっかりゆっくり時間をかけて観て回りたいと思った次第でございます。

 

 その帰りの東北道、思いのほか長かった渋滞を抜けてサービスエリアで一休み、横になり「あら高速道路って随分振動するのね」などと思っていたら地震でこの期に及んで焦ったりとまあいろんなことがある1日でございました。

 

 で、多くのギャラリーが夏休みに入っていますが、そんな中で今週始まる7つの展覧会を紹介致します。

 

えっぽい 岡本梨江 片山真妃 宮内理
都市的知覚 PERCEPTION AND URBAN ENVIRONMENTS
トランス 小池一馬
NEGAPOP 吉永蛍 蔭山忠臣 平川恒太 尾家杏奈 樽井英樹
ふなばし現代アート展'09「アラカルト」
心の平和 駒井翔平 齋藤達夫 齋藤雄介
DANDANS Exhibition vol.5 真夏の夢

 

 今週は、あと神宮前のVACANTで開催される「Circle of Friends」という企画が、なかなかそうそうたるアーティストの名前が並んでいて面白そうです。
 ではでは、よろしくお願いします!

大垣美穂子《Milky Way -Breath01》インスタレーション 小笹彰子《Rote Haare》アニメーション 田中千智《雪の中で》キャンバスに油彩
展覧会情報

DANDANS Exhibition vol.5 真夏の夢
椿山荘
http://www.chinzanso.com
東京都文京区関口2-10-8
03-3943-1111(代表)
8/16(日)~8/30(日)
11:00~20:00(最終日:~18:00)
オープニングレセプション:8/16(日)17:30〜19:30
団・DANSウェブサイト:http://www.geocities.jp/dandans_news/

ex-chamber memo

 麻生知子氏のオーガニゼーションによるインディペンデントな若手アーティスト集団「団・DANS」。昨年の六本木の住宅展示場での企画に続き、この夏は椿山荘で数多くのアーティストの作品を揃えた展覧会が開催されます。
 元Gallery ART SPACEのオーナーとしても知られ、現在は足利市立美術館の学芸員も務める篠原誠司氏と麻生氏の共同、篠原氏単独、そして中落合ギャラリーの運営メンバーのひとりでもあるジュリア・バーンズ氏それぞれのキュレーションにより、庭園や宴会場などに3つの空間が構成され、そこに平面、立体、アニメーションなどさまざまなメディアのクリエイションが紹介されます。

駒井翔平《進化でもしているつもり》140×250×70cm 木材、鉄、その他 2008年
展覧会情報

心の平和 駒井翔平 齋藤達夫 齋藤雄介
Art Center Ongoing
http://www.ongoing.jp/
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-8-7
0422-26-8454
8/14(金)~8/30(日)8/15〜8/18、8/24、8/25休
12:00~21:00
オープニングレセプション:8/14(金)18:00〜
special talk event 1 アーティストグループ Stump(内山聡 江川純太)「雲をつかむような話」:8/21(金)19:00〜
Pre Ongoing School 齋藤雄介と駒井翔平による展示解説:8/22(土)19:00〜
一夜限りの雑庵ナイト「朝までピクニック」8/29(土)20:00〜
special talk event 2 加藤慶 小川希 吉田有里:8/23(日)19:00〜

ex-chamber memo

 BOICE PLANNINGのオープニングメンバーとしても知られ、現在は公立ギャラリーのスタッフとして活動する加藤慶(かとう・けい)の企画による、3名のアーティストをフィーチャーした展覧会です。
 有機的なモチーフを重ね、生命観溢れる世界を紡ぐ齋藤達夫、絵画道具などを素材として用い、武器のような無骨な立体物を創作、そこに力強く、そして醒めた感覚を織り込む駒井翔平、新生stumpのメンバーのひとりで、立体から平面、さらに時に映像も駆使し、さまざまな素材を織り交ぜてヴィヴィッドな情景を築き上げる齋藤雄介。それぞれが独創的な個性を発揮し、半ば力づくで「心の平和」をもぎ取るような濃密な空間がもたらされます。会期中、さまざまなイベントも合わせて開催されます。

瓜生剛《緑の家》
展覧会情報

ふなばし現代アート展'09「アラカルト」
船橋市民ギャラリー
http://www.f-bunspo.or.jp/gallery/index.html
千葉県船橋市本町2-1-1 スクエア21ビル3階
047-420-2111
8/12(水)〜8/23(日)月休
10:00〜19:00(8/22:〜18:00、8/23:〜16:00)
ギャラリートーク:8/23(日)14:00〜15:30)

ex-chamber memo

 過去10回開催された「ふなばし現代美術交流展」を引き継ぐかたちで、平成20年度より、20代、30代の若手アーティストを紹介する展覧会です。
 立体から平面までさまざまなメディアのクリエイションが一堂に会し、新たな個性を紹介。鮮やかな色彩を用いて身近な情景をダイナミックに描く瓜生剛(うりゅう・つよし)をはじめとしたフレッシュなクリエイションに触れる機会が提供されます。

尾家杏奈《森》キャンバスに油彩 2009年 樽井英樹《untitled》キャンバスに油彩 333×273mm
展覧会情報

NEGAPOP 吉永蛍 蔭山忠臣 平川恒太 尾家杏奈 樽井英樹
shinwa art museum
http://www.shinwa-art.com/
東京都中央区銀座7-4-12
03-3569-0005(代表)
8/12(水)~8/16(日)
11:00~19:00(最終日:~15:00)
オープニング・レセプションパーティー:8/12(水)17:00〜
ダンス「呼吸がおどる」平川恒太、小林優太、他((入場制限あり)8/15(土)14:00〜
アーティストトーク(参加作家:尾家杏奈、蔭山忠臣、樽井英樹、平川恒太、吉永蛍 スペシャルゲスト:倉田陽一郎):8/15(土)15:00

ex-chamber memo

 昨年同会場で開催された公募展「via art 08」でkurata賞を受賞したアーティストをフィーチャーするグループショーが開催されます。
 既にさまざまなグループショーや個展などで作品を発表する平川恒太と尾家杏奈をはじめ、さまざまな素材を用いてユニークな空間を紡ぎ出す吉永蛍(よしなが・ほたる)、映像なども駆使してシュールなシチュエーションを提示する蔭山忠臣(かげやま・ただおみ)、バリエーション豊かな筆遣いと鮮やかな彩色で心地よいざわめきをもたらす樽井英樹の5名がそのフレッシュなクリエイティビティを伸びやかに発散させます。

小池一馬
展覧会情報

トランス 小池一馬
AISHO MIURA ARTS
http://www.aishomiura.com/
東京都新宿区住吉町10-10
03-6807-9987
8/11(火)~9/6(日)月休
13:00~21:00(日:~19:00)
アーティストサイト:http://kazumakoike.com/

ex-chamber memo

 1980年生まれのアーティスト、小池一馬(こいけ・かずま)の個展です。
 水彩による滲みとそのかたちを辿る稜線とでシャープかつクールな情景を提示する作品や透明感を伴う絵の具によるミニマムなドットを重ねて描かれる濃密な気配、さらには木彫や紙などによる立体と、幅広いメディアを通じてさまざまな世界観を展開。そしてそこにある種の神秘性や奥ゆかしさが備わり、重厚な時間のイメージを導き出します。

笹口数《出品作品のための習作》2009年 前田真二郎《BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW》シリーズより抜粋、シングル・チャンネル 前林明次《metronome piece》(2003-2009) サウンド・インスタレーション、(C)Franz Wamhof
展覧会情報

都市的知覚 PERCEPTION AND URBAN ENVIRONMENTS
トーキョーワンダーサイト本郷
http://www.tokyo-ws.org/hongo
東京都文京区本郷2-4-16
03-5689-5331
8/11(火)~8/30(日)8/17、8/24休
11:00~19:00
オープニングレセプション:8/10(月)18:00〜20:00
アーティストトーク:8/11(火)19:00〜20:30
参加アーティスト::笹口数、石原次郎、前林明次、前田真二郎、遠藤孝則、河村陽介、上妻勇太、八嶋有司
《アーティストサイト》
笹口数:http://www.kazzsasaguchi.com/
前林明次:http://www2.gol.com/users/m8/
前田真二郎:http://www.iamas.ac.jp/~maeda/
河村陽介:http://www.mobium.org/

ex-chamber memo

 TWS本郷と情報科学芸術大学院大学(IAMAS)ロカティブ・メディア・プロジェクトとの共同企画による、ユニークなクリエイションがパッケージされた展覧会です。
 「都市」をテーマに繰り広げられる、さまざまな解釈。60年代生まれから80年代生まれまでの各世代、加えて幅広いだけでなく独創性においても強烈な個性が発揮されるメディアを通じ、凄まじい分量の情報が行き交う都市の表情をそれぞれの視点とアプローチとで引き出し、提示する試みが繰り広げられます。

岡本梨江
展覧会情報

えっぽい 岡本梨江 片山真妃 宮内理
トキ・アートスペース
http://homepage2.nifty.com/tokiart/
東京都渋谷区神宮前3-42-5 サイオンビル1F
03-3479-0332
8/10(月)〜8/16(日)
11:30〜19:00(最終日:〜17:00)

ex-chamber memo

 1982年生まれの3名のアーティストをフィーチャーするグループショーです。
 色彩や素材の風合いを活かしながらおおらかな空間を紡ぐ岡本梨江(おかもと・りえ)、ユーモアを交えながら、シュールな情景を導き出す片山真妃(かたやま・まき)、包み紙やリボン、段ボールなどを繋ぎ合わせて新たな世界を築いていく宮内理(みやうち・あや)。それぞれがユニークな展開を繰り広げます。

 皆様、おはようございます。
 昨日、約1年半乗車した自転車が天寿を全うしました。
 まあ、明らかに寿命は短すぎるわけですけど、今回も例に漏れず

 


 なんでここが壊れるんだよ!Σ( ̄口 ̄;)

 


 という感じでして。ペダルがぐらぐらするという、これだけ書くとほとんど伝わらないというか、意味が分からないワケですが、まだこれだけだったらいいんです、自転車に乗っているのに足下が落ち着かない感じはすこぶる心地悪いものでしたが、まあ漕げば前に進みますから(・∀・)
 しかし、ここしばらく1日に4回も5回もチェーンが外れるにに至ってはさすがに不快度は増すわけで、後輪だけならまだしも前側、ペダル側も簡単に外れるのもどうかって状態ならそれをものの数十秒で直せるのも異常、

 


 ああ!もう勘弁!Σ(T口T;)

 


 という日々が続いていたところに金曜日辺りから明らかに後輪の空気が抜け気味、さすがに3度もパンクしてるとその分ダメージを負っているのでいつかこうなることは予見していたのですが、まあさすがに後輪のタイヤを交換して何千円か払うよりは乗り換えてしまったほうがよいかと。ライトの付きも悪くなっていましたし。。。
 というわけで、今回はおよそ1万2千円の新車でございます。毎度毎度、乗り換えた時は違和感があってなんとも不思議なのですが、さて今回はどれだけ保ってくれるのだろう、と今から心配でございます、何せ移動距離が尋常ではありませんので。

 


 では、今週は7つの展覧会をご紹介致します!

 

古川松平展
齊藤瑠里展 Under the cloud
山田純嗣 新作展 "The Pure Land"
森本美絵「Single Plural」
中千尋展
染谷聡個展「御獣 ~おけもの~」
Tyler Starr solo exhibition Wallowing Series

 

 今週は、他には日本橋三越でユニークなクリエイションがそろって紹介される「ART ADVANCE MITSUKOSHI」や京都芸術センターでの「理科室の音楽, 音楽室の理科 TUNE/LABORATORIUM」なども面白そうです。
 ではでは、よろしくお願い致します、水分補給は忘れずに。

Tyler Starr《Wallowing: Goodbye Enterprise》pencil, gouache, ganpi 2009年
展覧会情報

Tyler Starr solo exhibition Wallowing Series
Gallery ef
http://www.gallery-ef.com/
東京都台東区雷門 2-19-18
03-3841-0442
8/7(金)~8/30(日)火休
12:00~21:00(最終日:~19:00)
オープニングレセプション:8/6(木)19:00~21:00
アーティストサイト:http://www.tylerstarr.com/

ex-chamber memo

 1974年生まれ、現在東京芸術大学大学院に籍を置くアメリカ人アーティスト、Tyler Starr(タイラー・スター)の個展です。
 現在住まう東京の下町で出会うエキゾチックな情景を時おり作品に取り込みながら、ユニークな空間性と仄かにユーモラスなテイストで、さまざまな場面を繰り広げます。そして、それらによって世の中のさまざまな問題やそれに伴う複雑さを軽やかなスタンスで伝えます。同展では絵画約15点に加え、立体作品によるジオラマを展開。独自の世界観が、深遠静謐な和の雰囲気を備えるこの空間に豊かな味わい深さをもたらします。

染谷聡《おすましる代》23×27×35cm 漆・金・銀・お椀・人毛・乾漆技法 2009年
展覧会情報

染谷聡個展「御獣 ~おけもの~」
imura art gallery
http://www.imuraart.com/
京都府京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31
075-761-7372
8/4(火)~8/29(土)日・8/12〜8/16休
10:00~18:30
アーティストサイト:http://www.satoshisomeya.com/

ex-chamber memo

 1983年生まれのアーティスト、染谷聡(そめや・さとし)の個展です。
 ハイソサエティなユーモアを奏でる、漆芸の世界。さまざまな動物のフォルムを大胆に引用しながら、金銀、さらには人毛や流木などといった有機的な素材を取り入れて制作される珠玉のオブジェは、艶やかな漆の質感自体の深みに加え、それによってさまざまな素材も引き立てながら、どこかコミカルなあたたかみをたたえたエキゾチックな雰囲気を紡ぎ出します。

中千尋《Aloe》130×130cm 2009年
展覧会情報

中千尋展
香老舗 松榮堂 京都本店
http://www.shoyeido.co.jp/tenpo/kyohon.html
京都市中京区烏丸通二条上ル東側
075-212-5590
8/4(火)~8/10(月)
9:00~19:00(土日:~17:00)
アーティストサイト:http://www.chihironaka.com/

ex-chamber memo

 1977年生まれの水墨画家/アーティスト、中千尋の個展です。
 瑞々しく描き上げられる、さまざまな植物の佇まい。ときにアロエや蓮の葉などといった意表を突くものも含め、野に生える草やさまざまな実などの姿を豊かに捉え、水墨画らしさとしての大きな要素である墨の濃い黒の深みとダイナミックな筆致とで大胆かつ繊細に描ききり、シンプルな画から力強さと爽やかさとが奏でられます。

展覧会情報

森本美絵「Single Plural」
MISAKO & ROSEN
http://www.misakoandrosen.com/
東京都豊島区北大塚3-27-6
03-6276-1452
8/3(月)~9/13(日)月(初日を除く)祝・8/10~8/17休
12:00~19:00(日:~17:00)
オープニングレセプション:8/3(月)18:00〜22:00

ex-chamber memo

 1974年生まれの写真家、森本美絵の個展です。
 日常にの場面のなかに潜むさまざまな表情を収め、そこから立ちのぼる淡く繊細な気配。自費出版によってリリースされた写真集「Slicer」などにみられる、豊かな光やそこにあるものの「そのまま」の存在感を自然体で提示しながら感覚に訴える世界を通ぎ出します。同展では、これまで撮り続けてきた「自分の家族」の写真にって構成される新たなシリーズ「Single Plural」が発表されます。

山田純嗣 《(08-26)TORRENT》 30×60cm ポリコートパネルに印画紙、樹脂、インタリオ・オン・フォト
展覧会情報

山田純嗣 新作展 "The Pure Land"
不忍画廊
http://www.shinobazu.com
東京都中央区八重洲1-5-3 不二ビル1F
03-3271-3810
8/3(月)~8/29(土)日休
11:00〜18:00(土:〜17:00)

ex-chamber memo

 1974年生まれのアーティスト、山田純嗣(やまだ・じゅんじ)の個展です。
 ユニークな手法で制作される、モノトーンの情景群。自ら制作したジオラマを撮影し、そこに有機的な線が這うように広がる画像を銅版によって施し、絶妙な空間性を生み出します。同展では国内外のクラシックの名画をモチーフに、自らの独創的なアプローチを駆使してオリジナリティ溢れる世界へと押し上げます。

齊藤瑠里《untitle》8.7×5.5cm 雲肌麻紙、墨、岩絵具 2009年
展覧会情報

齊藤瑠里展 Under the cloud
ギャラリー山口
http://www.galleryyamaguchi.net/
東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビルB1F
03-3564-6167
8/3(月)~8/22(土)8/9~8/16休
11:30 ~19:00(金:~21:00、最終日:~17:00)

ex-chamber memo

 1981年生まれのアーティスト、齊藤瑠里(さいとう・るり)の個展です。
 独特の表情を浮かべる人物の肖像。岩絵の具や墨など日本画の画材を用い、繊細な線や淡く広がる色彩で、さらに素材が醸し出す渋みを活かしながら、据わる目が憂いや穏やかさを伝える人々と時おり花や艶やかな柄などのモチーフと組み合わせて、緩やかにシュールな世界を紡ぎ出します。

古川松平
展覧会情報

古川松平展
Oギャラリー
http://www4.big.or.jp/~ogallery
東京都中央区銀座1-4-9 第一田村ビル3F
03-3567-7772
8/3(月)~8/9(日)
12:00~20:00(最終日:11:00~16:00)

ex-chamber memo

 1980年生まれのアーティスト、古川松平(ふるかわ・しょうへい)の個展です。
 リアリティが追求される描写とグラフィカルなアプローチがレイヤー的に一つの画面に重ねられ、さまざまな要素が独創的なバランスで配合されるハイブリッドな世界観を展開。鮮やかな色彩が豊かなグラデーションで広がり、ポップなテイストも溢れるさまざまな場面が描き上げられます。