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2009年9月アーカイブ
展覧会情報

 皆様、おはようざいます。
 なんだか先週のシルバーウィークも忘却の彼方へと追いやられた感もあり、おぶせミュージアムに行き、その翌日風邪気味で久しぶりに一日中家の中に引きこもっていたのも随分前のような気がして不思議ですが、昨日は久々にバドミントン観戦してまいりました。自分で書いてて話が飛びすぎます。
 高校の同級生が国際審判員をやっているのがいちばんのきっかけで毎年ヨネックスオープンを観に行くようになり、昨年は名古屋のギャラリー巡りの日と重なって行けなかったので2年振り。オリンピックの翌年ということもあって会場のテンションはややおとなしめという印象で(オリンピックの前年だと目の色が間違いなく違う、観てて分かる)、ただやはり前田、末綱ペアが決勝まで残った女子ダブルスは相当に盛り上がり、結果2ゲームとも取られたものの、どちらのゲームも相手の中国ペアをあと一歩まで追い込んで見応えがあったのですが、それ以上に女の子たちとなぜかインドネシア人とのコールアンドレスポンスが応援を引っ張っていく様子がなかなか和やかだったのもご愛嬌。女の子が

 

「いっぽーん!(ニッポンに聞こえるがどうやらそうではないらしい)」

 

と叫ぶと条件反射的に陽気なインドネシア人の一団が

 

「ガンバレーェ(試合内容の如何に問わず満面の笑み)」

 

 次のインドネシア人ペア同士の対戦となった男子ダブルスよりも盛り上がってたんじゃないか、という感じがなくもなかったのですが、そういう雰囲気もまた楽しかった次第。久々にその同級生ともいろいろお互いの状況を伝え合うこともできたし、スポーツ観戦も楽しいです。
 もっとも最近はギャラリー巡りを優先させていることもあってJリーグ以外に足を運べない現状なのですが、行けるものならいろいろと観に行きたいのです、こういう状況になる前はラグビーソフトボールシンクロナイズドスイミングショートトラック卓球と観戦してたのです、土曜日が週3回あればいろいろ観に行けるのに、と妄想。

 

 もとい、今週は7つの展覧会をご紹介致します。

 

青木絵里子 個展 "花のある家"
ギャラリーほそかわ 移転記念展「New Location/Generation」居城純子 藤井治俊 森末由美子
城田圭介展
池田俊彦展 "静かなる抵抗"
あるがせいじ 新作展
THE KAITAI -日本画懐胎論展 西川怜、中村馨章、宮川祐介、中原亜梨沙
TWS-Emerging 122 海谷慶「Vastness -空々漠々-」

 

 今週は銀座界隈でちょっと観に行ってみたい展覧会があったり、あとhpgrp GALLERY東京で始まる稲垣智子さんと植松琢磨さんのコラボレーションユニット「稲を植える人」の展覧会がどんなふうになるのかなど、興味津々です。
 ではでは、よろしくお願いします!

海谷慶《oasis》木(銀杏、樟)2009年
展覧会情報

TWS-Emerging 122 海谷慶「Vastness -空々漠々-」
トーキョーワンダーサイト本郷
http://www.tokyo-ws.org/hongo
東京都文京区本郷2-4-16
03-5689-5331
10/3(土)~10/25(日)月休(祝日の場合開館、翌火曜休)
11:00~19:00
アーティストサイト:http://kaiya-k.com/
《同時開催》
TWS-Emerging 123 山中慎太郎「マージナル・イメージ」
TWS-Emerging 124 斉藤あずさ「ふわふわフォレスト」
《オープニングイベント:10/3(土)》
アーティストトーク:16:00〜17:00(ゲスト:広本伸幸)
交流会:17:00〜19:00

ex-chamber memo

 1983年生まれの木彫作家/アーティスト、海谷慶(かいや・けい)の個展がTWS-Emergingの一環として開催されます。
 徹底して彫り上げられる有機的な造形。木の質感を存分に活かし、揺れるような風合いや浸食、増殖を思い起こさせる妖し気なうごめきなど、観る者の意識を呑み込むような情景を、時おり作品によってはユーモラスな要素も持ち込みながら展開します。

中原亜梨沙《肉体とその他もろもろの形》
展覧会情報

THE KAITAI -日本画懐胎論展 西川怜、中村馨章、宮川祐介、中原亜梨沙
Gallery Art Composition
http://galleryartcomposition.com
東京都中央区佃1-11-8 ピアウエストスクエア1階
03-5548-5858
10/3(土)~10/17(土)日祝休
11:00~18:00(土:〜17:00、最終日:〜16:00)
オープニングレセプション:10/3(土)16:00~18:00
パネルディスカッション「日本画って何もの?」:10/3(土)18:00〜

ex-chamber memo

 フレッシュなクリエイションをステディに紹介するGallery Art Compositionで、「日本画」をテーマに据えたユニークな企画展が開催されます。
 展覧会タイトルにあるふたつの文字「懐」と「胎」にそれぞれ「継承」と「独創」という意味を充て、西川怜(にしかわ・りょう)、中村馨章(なかむら・よしあき)、宮川祐介(みやがわ・ゆうすけ)、中原亜梨沙(なかはら・ありさ)の4名の若手日本画家がこのふたつの主題を基に作品を制作、それらを比較することで、日本画の新たな地平の発見と、その可能性を引き出すことが試みられます。

あるがせいじ《タイトル未定》紙 2009年
展覧会情報

あるがせいじ 新作展
ラディウムーレントゲンヴェルケ
http://www.roentgenwerke.com/
東京都中央区日本橋馬喰町2-5-17
03-3662-2666
10/2(金)~10/31(土)日月祝休
11:00~19:00
オープニングパーティー : 10/2(金)18:00〜
@GALLERY TAGBOAT GALLERY SELECTION:
レントゲンヴェルケ

ex-chamber memo

 凄まじく緻密な密度で積み上げられる圧倒的な仕事量と創造性。小さいものは1辺が1mmを下回るサイズの方形の穴をカッターで紙に無数に切り抜き、それらを組み上げてフューチャリスティックなイメージを想起させるシャープな情景を導き出すアーティスト、あるがせいじの個展が、いよいよ馬喰町ラディウムで開催されます。
 カットが施される紙にプリントされた画像のグラフィカルな面白さに画面上の立体構造によってもたらされる影が重なって絶妙なコントラストを生むなど、直に体感する世界はさまざまな面白さに溢れ、他の追随を許さない細かい作業によって展開される作品からは知性にも溢れます。

池田俊彦《巨老−Q 傍らで微笑む》84.1×59.4cm 和紙、パネル、インク、墨 2009年
展覧会情報

池田俊彦展 "静かなる抵抗"
不忍画廊
http://www.shinobazu.com/
東京都中央区八重洲1-5-3 不二ビル1F
03-3271-3810
10/1(木)~10/10(土)日祝休
11:00~18:00(土:~17:00)

ex-chamber memo

 1980年生まれのアーティスト、池田俊彦(いけだ・としひこ)の個展です。
 銅版画とペン画、しかも点描で繰り広げられる圧倒的な細密表現。おどろおどろしい表情と佇まいを浮かべる過剰に妖怪然とした人間像を描き、凄まじく濃密な世界観を導き出し、版表現、あるいは細密画としての独特な「熱」が深く静かに放たれます。同展ではエッチング作品に加え、カラーのドローイング作品が発表されます。

城田圭介《Another Day #20》Two panels, overall 116.7×160.6cm アクリル、写真/キャンバス 2009年
展覧会情報

城田圭介展
BASE GALLERY
http://www.basegallery.com/
東京都中央区日本橋茅場町1-1-6 小浦第一ビル1F
03-5623-6655
9/28(月)~10/31(土)日祝休
11:00~19:00
アーティストサイト:
http://www.keisukeshirota.com/
オープニングレセプション:9/28(月)18:00〜

ex-chamber memo

 日常的で、何気ない場面から、その外側に向かい、静謐観を伴わせながら鋭く高速で広がる硬質な気配。画面の中央に意図的にピントが歪まされたスナップ写真を配置し、そこからモノトーンで展開させ圧倒的な情景を創出する1975年生まれのアーティスト、城田圭介(しろた・けいすけ)。海外での発表を挟み、同ギャラリーでの2006年以来3年振り3度目の個展が開催されます。
 画面の中央の写真部分の色彩とそのまわりの広大な画面を覆うモノクロームのギャップは、その沈み込むような深遠さをいっそう深めます。また、ペインティングとして、そしてある意味において写真作品として機能するアイデアの面白さに加え、描写の精度の高さと絶妙に効かされる抑制が理知に富むイメージをも彷彿、重厚なハードボイルドな世界観を導いていきます。

展覧会情報

ギャラリーほそかわ 移転記念展「New Location/Generation」居城純子 藤井俊治 森末由美子
ギャラリーほそかわ
http://www.galleryhosokawa.com
大阪府大阪市浪速区元町1-2-25 A.I.R .1963ビル3F
06-6633-0116
9/28(月)~10/24(土)木日祝休
12:00~18:30
オープニングレセプション:9/28(月)17:00〜
ウクレレ+talk byチチ松村(ゴンチチ):10/18(土)18:00〜
居城純子サイト:
http://www.geocities.jp/aidayodomi/

ex-chamber memo

 90年代後半より大阪から現代アートを届ける「ギャラリーほそかわ」の移転を記念し、同ギャラリーゆかりの3名の若手アーティストによるグループショーが開催されます。
 1974年生まれ、2005年のVOCA展での奨励賞受賞で大きな注目を集めたアーティストで、時に画面を焼き付けるなどの大胆な手法も取り入れながらダイナミックな陰影と深遠さを伴うメランコリックな情景を居城純子(いしろ・じゅんこ)、1983年生まれの2004年度のシェル美術賞グランプリ受賞作家としても知られ、関西を中心に作品を発表する藤井俊治(ふじい・としはる)はサーモグラフィ的なアプローチによりさまざまな場面を鮮やかかつ斬新な色調構成で表現。このふたりのペインターに加え、1982年生まれ、身近なアイテムにシュールな違和感をもたらす要素を取り入れ、仄かなユーモアと不思議な深みを奏でる森末由美子(もりすえ・ゆみこ)を紹介、この3名の関西発のヴィヴィッドなクリエイションが新たな空間を彩ります。

青木絵里子
展覧会情報

青木絵里子 個展 "花のある家"
GALLERY b.TOKYO
http://www.gallery-b-tokyo.com/
東京都中央区京橋3-5-4 吉井ビルB1F
03-5524-1071
9/28(月)~10/3(土)
11:00~19:00(金:~21:00、最終日:17:00)

ex-chamber memo

 アーティスト、青木絵里子の個展が昨年に引き続き開催されます。
 ある場面をモチーフに、具象性の高い表現と気配に消えゆくような儚げな筆致とで独創的な世界を演出。滲むような人々の表情は、背景のシャープで硬質、しかし一部が省略され、どこか淋しげな風合いも醸し出される再現性に映え、そこに意識が漂い流れたような風合いをもたらします。

 皆様、おはようございます。
 この週末、といいますかこの秋唐突に出てきたニューワード「シルバーウィーク」の最初の2日間は先週予告した通りに名古屋京都大阪へ遠征してまいりました。
 ちょっと話は飛びますがたまにハッピーマンデーだかなんだかで3連休だったりする初めの土曜日もけっこう新幹線が混んだりするんですけど、少なくとも僕の経験では10分後に乗れば自由席でも座れたりという感じで。
 で、これが今回は3連休の4割増、5連休の初日でございまして。東京駅の新幹線乗り場付近から凄まじいカオスなわけで、改札通過すら難儀、ホームに辿り対いた瞬間

 


 何この人口密度!Σ(@口@;)

 

 
 一応それなりに覚悟はしていたんですけど、まあ皆様高速道路1000円のほうに行ってらっしゃるでしょうまあそれなりかなぁなどとタカを括っていたらそんな取って付けたタカなどムダでございます的な凄まじい混み様で。

 

 初めて座れませんでしたorz。
 ちょっと眠ろうかくらいに思ってた時間すべて立ちっぱなしという事態。時たまよろけたりもしながらなんとか名古屋到着、2時間だとやり過ごせることが分かりました(・∀・)。

 

 名古屋からはガンガン回ってまいりまして、愛知県美術館の「放課後のはらっぱ」展でいろいろと貴重な作品を観るところから始まり、1時頃名古屋を発つくらいのイメージでいたら案の定名古屋出発が3時過ぎ、土曜日の京都はなんとか予定していたものはチェックできたものの大阪到着が7時過ぎという。。。

 

 なかなか予定通りに行くことはないのですが(どんな予定立ててるのかと)、今回もいろいろと観られて充実していたのは間違いなく。
 で、残りのシルバーウィークもしっかりと活かしたいと思ってる次第、もう一度新幹線に乗る予定でございます。待ってろお焼き的なって違うだろ!

 

 ではでは、今週は7つの展覧会をご紹介致します。

 

小田恵理子展 ーココロザシー
奈良田晃治 -昨日はどこへ行ったのやら-
遠山陽子展覧会 "trigger"
水木塁個展「ACCA -着地点のない眼差し-」
小林耕平「右は青、青は左、左は黄、黄は右」
宮城勝規 unknown memories
泉啓司「脇から滝」

 

 今週は白金コンプレックスの合同オープニングで上記の山本現代と合わせて児玉画廊|東京では京都で凄まじいボリュームのインスタレーションを繰り広げた鷹取雅一さんの個展、NANZUKA UNDERGROUNDでは今年のART FAIR TOKYOでのベーコン・プライズ賞受賞などでも注目を集める佃弘樹さんの個展が開催、などなどいろいろと楽しみでございます。
 ではでは、よろしくお願いします!連休後半も充実の日々でありますように。

泉啓司《脇から虹》h.177×w.45×d.21cm 木(銀杏)、プラスチック、色鉛筆、鉄(台座) 2009年
展覧会情報

泉啓司「脇から滝」
ARATANIURANO
http://www.arataniurano.com/
東京都中央区新富2-2-5 新富二丁目ビル3A
03-3555-0696
9/26(土)~11/7(土)日月祝休
11:00~19:00
オープニングレセプション:9/26(土)18:00〜20:00

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 1973年生まれの彫刻家/アーティスト、泉啓司(いずみ・けいじ)。昨年秋から今年初めにかけて同ギャラリーで開催された3人展に続き、今回は個展で登場します。
 緻密な技巧と唐突で痛快なユーモアとで創り出されるさまざまな人物像。下着のみを身に着けた半裸像の木彫に樹脂を乗せ、それを服を着せるように成形し彩色していくというユニークな行程を経て制作される人々の姿にはとてつもなくシュールなシチュエーションがもたらされ、再現性の高い造形と相まって、深遠な説得力と濃密な可笑しみとが混在する独特な雰囲気が放たれます。

宮城勝規 Courtesy of Ohshima Fine Art
展覧会情報

宮城勝規 unknown memories
Ohshima Fine Art
http://www.ohshimafineart.com/
東京都新宿区西五軒町3-7 ミナト第三ビル3F
03-3235-2271
9/26(土)~10/24(土)日月火祝休
13:00~19:00
オープニングレセプション:9/26(土)17:00〜19:00

ex-chamber memo

 現在はYuka Sasahara Galleryとmori yu galleryが入居し、かつては高橋コレクションが在った場所に新たにギャラリー「Ohshima Fine Art」がオープン。そのこけら落としとして、1963年生まれのアーティスト、宮城勝規(みやぎ・かつのり)の個展が開催されます。
 おおらかな稜線とポップな配色で描かれる無垢な子どもたち。ほどよいデフォルメ感で表現される仕草と表情からはピュアな無邪気さが溢れ、そこから楽しいようなやわらかいような、さまざまな記憶や想像が浮かんでいきます。

小林耕平
展覧会情報

小林耕平「右は青、青は左、左は黄、黄は右」
山本現代
http://www.yamamotogendai.org
東京都港区白金3-1-15-3F
03-6383-0626
9/26(土)~10/24(土)日月祝休
11:00~19:00(金:~20:00)
Opening Reception:9/26(土)18:00〜20:00

ex-chamber memo

 1974年生まれ、森美術館での「六本木クロッシング」や東京国立近代美術感での「ヴィデオを待ちながら」、愛知県美術館で現在開催されている「放課後のはらっぱ 櫃田伸也とその教え子たち」への参加など、精力的に活動するアーティスト、小林耕平(こばやし・こうへい)の個展です。
 紡がれる何気ない風景、淡々と行われる不可解な行為の記録。カメラが向けられた先に流れた時間をただ捉えた一見意味不明な映像は、鑑賞者のイメージの介入を正面からはではなく、予想外のあらぬ方向から許すかのような不思議な感覚をもたらします。同展では「ヴィデオを待ちながら」展で発表された作品「2-7-1」をさらに押し進めた新作映像作品が発表されます。

水木塁
展覧会情報

水木塁個展「ACCA -着地点のない眼差し-」
AntennaAAS
http://antennalog.exblog.jp/
京都府京都市西京区川島粟田町18-23
075-381-1189
9/26(土)~10/12(月)土日祝のみ
11:00~19:00
オープニング&トークイベント:9/26(土)18:00〜19:30
《トークイベント参加者》
水木塁(アーティスト)、Antenna(アーティストグループ / Antenna AAS)、高橋耕平(アーティスト / MAZZ PROGRAM SPACE)、安河内宏法(京都芸術センター アートコーディネーター)
アーティストサイト:http://mizukirui.net/
展覧会情報ページ:http://antennalog.exblog.jp/11897406/

ex-chamber memo

 1983年生まれのアーティスト、水木塁(みずき・るい)の個展です。
 圧倒的な「黒」が誘う重厚で幻想的な世界。主に黒い水や漆などを用いて作り上げられるインスタレーションにより、水面の揺らめきや漆の艶やかさといった要素が現実と虚実との境界を曖昧にし、抽象的なイメージを濃密に提示します。同展は写真作品によって構成、作家自らの過去の不思議な体験を基に想起され、これまで感じることでしか知覚できなかった対象への眼差しの再現が試みられます。

遠山陽子
展覧会情報

遠山陽子展覧会 "trigger"
AISHO MIURA ARTS
http://www.aishomiura.com/
東京都新宿区住吉町10-10
03 6807-9987
9/23(水)~10/18(日)月休
13:00~21:00(日:~19:00)
オープニングレセプション&コーヒーパーティー:9/26(土)15:00〜

ex-chamber memo

 1983年生まれのアーティスト、遠山陽子(とおやま・ようこ)の個展です。
 ピンクやイエローなど発色の鮮やかさ自体が強烈なインパクトを放つ色彩を大胆に用い、描き上げられるさまざまな情景。弾けるようなポップさと、時おり顔を覗かせるゆったりとした筆遣いがおおらかでユーモラスな雰囲気を奏で、アクティブさと緩さとが共存する独特の気配とオリジナルなストーリーが作り上げられます。

奈良田晃治
展覧会情報

奈良田晃治 -昨日はどこへ行ったのやら-
Gallery Den
http://gallery-den.net/
大阪府大阪市西区京町堀1-13-2藤原ビル5F
06-6447-7886
9/21(月)~10/3(土)日休
12:00~19:00(土:~17:00)

ex-chamber memo

 1982年生まれのアーティスト、奈良田晃治(ならだ・こうじ)の個展です。
 独特のトーンで描かれる、緩やかな気配が漂う情景。時間を経て曖昧になってしまった記憶を、キャンバスの上に描き出すことでそのディテールを再生させ、新たな強度を持つ独創的な世界観が丁寧に紡がれていきます。

小田恵理子
展覧会情報

小田恵理子展 ーココロザシー
アートスペース羅針盤
http://rashin.net/
9/21(月)~9/26(土)
東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル2F
03-3538-0160
11:00~19:00(最終日:~17:00)

ex-chamber memo

 1976年生まれの日本画家、小田恵理子(おだ・えりこ)の個展です。
 ユーモアがほんのりと、ときに濃厚に溢れるさまざまな情景。子どもたちの無垢な仕草や表情を豊かに描き出しながら、そこに潜むさまざまな想いやもっとピュアで本能的なものを引き出し、古めかしいモチーフなども織り交ぜながらおおらか且つ緩やかに展開します。

 皆様おはようございます。
 昨日、13日の日曜日は現在駒沢公園ハウジングギャラリー、住宅展示場で開催されているKOMAZAWA MUSEUM X ARTへ行ってきました。
 昨年横浜美術館側の住宅展示場で開催されたアートフェアが金曜日の夜の限られた時間内での鑑賞を余儀なくされたこともありなんだかもう

 

 何かの罰ゲームか!Σ( ̄口 ̄;)

 

 というくらいにバッタバタで観て回ってそれでも全部観られず無念も無念、しかしやはりいつもと違うシチュエーションで展示された作品たちを眺めるとそれはもう新鮮で楽しくて...ということもあり、今回のは時間的な余裕をたっぷりとって観に行くことに。

 

 自転車濃いで40分ほど、途中環八通りでパンクしながらグリグリ走り続ける赤い外車に気を取られてたらずいぶんと先へと行ってしまい、途中凄まじく急勾配の歩道橋を往復、都合2度も昇って降りなければならないという相変わらず無駄に体力を消費して辿り着いたのがおそらく12時過ぎ、そして全部観終わったのが3時過ぎ。
 広いです、横浜と比べるとあの3倍くらいの敷地面積はあるかと。そしてすべての住宅内に作品が展示されてはいないのですが、しかしやっぱりいつもと違う空間で出会う咲く品たちはいつもと違うあたたかみを奏でていて楽しかった!
 ありがたいことに会期も長いので、ぜひご覧頂ければ、と思います。そしてその際はくれぐれも時間と体力ともに余裕を持って。

 

 ではでは、今週は11の展覧会をご紹介致します!

 

高倉麻世 うたかた
夜中ノ興奮 テラシマサトル展
小泉春香展
柔らかな器―感覚の境目を行き来する6人の作家 工藤春香 黒野裕一郎 塩川彩生 塩谷良太 しんぞう 平川正
河井菜摘 "残像"
天野亨彦「918」
足立喜一朗「シャングリラ2」
伊藤遠平展
名和晃平展 Transcode
村田朋泰展「2」
傍嶋崇展「オキロネロ」

 

 今週はこの他に、京都芸術センターで開催される実にユニークな作家が揃うグループショー、MISAKO & ROSENでは芥川賞作家、吉田修一氏の連載小説「横道世之介」に寄せた南川史門さんの挿絵が一挙展示される展覧会、MA2Galleryでの北原愛さんの個展、TARO NASUでの宮本隆司さんの個展、21_21 DESIGN SIGHTでのTOKYO FIBER '09などなど、楽しみな展覧会がいっぱいです!
 そして今週末は名古屋京都大阪神戸へと遠征予定でございます。
 ではでは。よろしくお願いします!

傍嶋崇《ネオキ》190×130cm 油彩・キャンバス 2009年
展覧会情報

傍嶋崇展「オキロネロ」
鎌倉画廊
http://www.kamakura-g.com/
神奈川県鎌倉市鎌倉山4-1-11
0467-32-1499
9/19(土)~10/31(土)月火祝休
11:00~18:00
オープニングパーティー:9/19(土)16:00〜18:00

ex-chamber memo

 VOCA展2007での奨励賞受賞でも注目を集め、昨年同画廊で開催されたグループショー「絵画の春」にもフィーチャーされ話題となった1981年生まれのアーティスト、傍嶋崇(そばじま・たかし)。今回は個展での登場です。
 大胆な色面構成、そしてそれ以上にふくよかでダイナミックな油絵の具の臨場感。簡略化された構図で表現されるさまざまな人々の仕草や佇まい、動きは、時おりポップさやユーモラスな雰囲気を醸し出しながら、どっしりと力強く生命の感触を溢れさせ、おおらかな迫力で観る者の感性を圧倒すると同時に、ペインティングの醍醐味をも提供します。同展ではこれまで以上にヴァラエティに富む色彩表現やデフェルメの解釈が獲得された約16点のさまざまなサイズの新作が発表されます。

村田朋泰
展覧会情報

村田朋泰展「2」
GALLERY MoMo Ryogoku
http://www.gallery-momo.com
東京都墨田区亀沢1-7-15
03-3621-6813
9/19(土)~10/17(土)日月祝休
11:00~19:00
オープニングレセプション: 9/19(土)18:00〜20:00
アーティストサイト:http://www.tomoyasu.net/

ex-chamber memo

 生み出されるシュールでユーモラスなキャラクターたちやシチュエーション、それらが紡ぎ出す物語は、観る者の心に楽しくてあたたかい想いを灯します。1974年生まれ、これまでに発表されたアニメーションはさまざまな反響を呼び、そして目黒区美術館と平塚市美術館それぞれの巨大空間からさまざまなギャラリーなどのコンパクトなスペースに至るまで、そこを異空間へと変貌させ人々を不思議な世界へと誘い、幅広い世代の支持を集める異能のアーティスト、村田朋泰(むらた・ともやす)が、満を持して両国のGallery MoMoに登場です。
 直近での発表機会である、この春開催されたGEISAI#12ではふたつのブースでそれぞれ異なる世界観を展開し、そのひとつでこれまでにないシリアスなイメージを発表するなど、鑑賞者にとって予測不能、高次元において大きな振れ幅を備えるクリエイティビティ。同展では同ギャラリーのスペースをフルに活用、新作映像やインスタレーションにより、さらに深く壮大なストーリーの始まりが提供されます。

名和晃平
展覧会情報

名和晃平展 Transcode
Gallery Nomart
http://www2.nomart.co.jp/
大阪府大阪市城東区永田3-5-22
06-6964-2323
9/19(土)~10/17(土)日祝休
13:00~19:00
オープニングパーティー:9/19(土)17:00〜19:00
アーティストサイト:http://www.kohei-nawa.net/

ex-chamber memo

 2002年に同ギャラリーで開催された個展「CELL」でシーンへの本格的なデビューを果たして以来、壮大かつ斬新なイメージをさまざまなかたちで創出し続け、孤高の地位を確立し今に至る1975年生まれのアーティスト、名和晃平(なわ・こうへい)。東京のメゾンエルメス8Fフォーラムで開催中の大規模な個展でも話題を集めるなか、この春リニューアルを果たした同ギャラリーにいよいよ登場します。
 同展では昨年開催された横浜ZAIMでの「ECHO」で発表された映像作品「Dot-Movie」など、新たなメディアを用いた作品を発表。解釈や思考の範囲を超え、本能的な感覚、プリミティブな感性にダイレクトに訴えかけ、身体的な刺激をもたらす先端のクリエイティビティにより、鋭さと深遠さとを備えるシャープな世界が空間を満たします。

伊藤遠平《犬 I/a dog I》116.7×116.7cm キャンバスに油彩 2009年 courtesy of YUKARI ART CONTEMPORARY
展覧会情報

伊藤遠平展
YUKARI ART CONTEMPORARY
http://www.yukari-art.com
東京都目黒区鷹番2-5-2-1F
03-3712-1383
9/19(土)~10/17(土)日月火休(水:事前予約制)
11:00~19:00(最終日:~17:00)

ex-chamber memo

 立体と平面とで独自の世界観を築き上げる1976年生まれのアーティスト、伊藤遠平(いとう・えんぺい)。数多くのアートフェアなどでのフィーチャーのたびに注目を高める孤高のクリエイションが昨年の個展に続いて登場、同ギャラリーで2度目の個展が開催されます。
 立像や肖像に深く味わい深い表情をもたらす、ストロークの1本1本が丁寧に紡ぎ出す豊かな落ち着いた色調と緻密なグラデーション。ひょろりと細く伸びる独特の肢体を持つ人物たちに、あたかも達観しているかのようなゆったりとした雰囲気ともたらすとともに、その人の人生、過ごした時間が醸し出すメランコリックな気配と懐の深いダンディズムを感じさせます。同展では人物や動物などをモチーフにした6、7点の新作が発表されます。

足立喜一朗《Shangri-la》ZAIM展示風景 2009年
展覧会情報

足立喜一朗「シャングリラ2」
YUKA CONTEMPORARY
http://www.yukacontemp.com/
東京都文京区関口1-30-9
03-5272-2476
9/18(金)~10/24(土)日火休
11:00~19:00
レセプションパーティー:9/18(金)18:00〜20:00
アーティストサイト:http://kichon.com/

ex-chamber memo

 ARATANIURANOでのスタッフなどを経て独立した鶴野ゆかがこの秋新たにギャラリー「YUKA CONTEMPORARY」をオープン、そのこけら落としとして、1979年生まれ、2007年に東京都現代美術館で開催された「Space for your future ~アートとデザインの遺伝子を組み替える」への参加などで注目を集めるアーティスト、足立喜一朗(あだち・きいちろう)の個展が開催されます。
 人々の喜びや楽しみといった要素を過剰に引き出し、あるいは裏返したようなアプローチを試み、独創的なシュールネスが充満するクリエイションを発表し続け現在に至りますが、同展は今年2月に横浜ZAIMで発表された「シャングリラ」を基に、それを進化させた空間を展開。生活空間に「自然」を持ち込む「不自然さ」を独自の解釈で提示し、同時にこのインスタレーションをモチーフとした平面作品を合わせて発表することで、そこに潜むメッセージ性やイメージの奥行きが表出されます。

天野亨彦《無題》36.5×26cm パネルに銀箔・アクリル 2009年
展覧会情報

天野亨彦「918」
magical, ARTROOM
http://www.magical-artroom.com/
東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 3F
03-3445-8988
9/18(金)~10/17(土)日月祝休
12:00~20:00
オープニングレセプション:9/18(金)19:00〜
アーティストブログ:
http://akihikoamano.blogspot.com/

ex-chamber memo

 1979年生まれのアーティスト、天野亨彦(あまの・あきひこ)。昨年の横浜ZAIMでの「ECHO」展への参加とその直後に開催された同ギャラリーでの「DICE PROJECT002」でのフィーチャーに続いての個展開催、メインスペースにいよいよ登場します。
 溢れるダイナミズムとそこに潜む強烈な社会性。言葉やコラージュも織り交ぜながら感覚や衝動をそのまま立体造形や平面の中に投げ込むかのようにして生み出される作品は、あからさまに大胆な表現によってアバンギャルドな雰囲気を濃密に放ち、同時に現代的な感性の生々しさをも投影、ある視点においてピュアネスを保ちながらも故意に歪まされた世界観が観る者の感性を圧倒します。

河井菜摘
展覧会情報

河井菜摘 "残像"
立体ギャラリー射手座
http://www.galleryiteza.org/
京都府京都市中京区三条小橋東入る フジタビル地階
075-211-7526
9/15(火)~9/20(日)
13:00~20:00(日:~18:00)

ex-chamber memo

 1984年生まれのアーティスト、河井菜摘(かわい・なつみ)の個展です。
 深い静謐を醸し出しながら、謎めく気配を放つ独特の世界観。ピンホールカメラを用いてその場の光を「残像」として直接漆の平面上に映し出すという特異な手法で、さまざまな風景をモノトーンで冷静に捉え、記憶の奥底に沈み込んでいるような曖昧で感覚的な情景を独創的な質感で導き出します。

しんぞう 平川正 塩川彩生
展覧会情報

柔らかな器―感覚の境目を行き来する6人の作家 工藤春香 黒野裕一郎 塩川彩生 塩谷良太 しんぞう 平川正
松の湯二階
東京都新宿区山吹町16
9/14(月)~10/4(日)
16:00~21:00(土日祝:11:00~19:00)
展覧会サイト:http://yawarakanautsuwa.blogspot.com/
《アーティストサイト》
工藤春香:http://harukakudou.net/
黒野裕一郎:http://www.kuronoroku.net/
塩谷良太:http://www.shioya-ryota.com/
しんぞう:http://www.sinzow.com/

ex-chamber memo

 平面、立体、インスタレーションそれぞれのメディアから合わせて6名のアーティストをフィーチャーしたグループショーが、現在も営業されている銭湯の2階という一風変わった場所で開催されます。
 混沌とした抽象世界を濃厚な色使いで描き現す工藤春香(くどう・はるか)、一転して朴訥とした風合いを木版を用いて表現する塩川彩生(しおかわ・あやお)、そしてユーモラスな味わいを仄かに感じさせながらさまざまな心の動きが濃く現れる人物などを描くしんぞう、この3名の平面作家と、ざっくりとした彫り痕もなまなましいクラゲなどの木彫作品で独創的なダイナミズムを創出する平川正(ひらかわ・ただし)、作陶での表現を大小のクリップのなかに混ぜ込んでシュールでファニーな造形を生む塩谷良太(しおや・りょうた)、周囲の環境と呼応するインスタレーションを展開する黒野裕一郎(くろの・ゆういちろう)、以上の6名が与えられた展示空間という「器」のなかで自らが持つ「器」に満ちる才能を発揮し、豊かな世界が作り上げられます。

小泉春香《夜明けからの旅立ち》1650(h)×1800(d)×550(w)mm 石粉粘土、木、彩色 2009年
展覧会情報

小泉春香展
galleria grafica bis
http://www.gg-bis.com/
東京都中央区銀座6-13-4 銀座S2ビル1F
03-5550-1335
9/14(月)~9/19(土)
11:00~19:00(最終日:~17:00)
オープニング・パーティー:9/14(月)17:00〜
アーティストサイト:http://www.ab.auone-net.jp/~haruka_k/Site/Welcome.html/

ex-chamber memo

 1980年生まれのアーティスト/人形作家、小泉春香(こいずみ・はるか)の個展です。
 心の奥底に広がるように、静かに深く漂う妖し気でメランコリックな気配。人形としてのオーソドックスな造形より始まった創作表現は、そこにストーリー性やシチュエーション的要素なども大胆かつ繊細に取り入れるられことでおおいに奥行きを増し、注がれる魂によって息吹く人形たちは、精緻につくり出される無垢な表情と佇まいでさまざまなイメージを語りかけます。

テラシマサトル《背負うものたち》1450×1020mm 木製パネル、アクリル絵具
展覧会情報

夜中ノ興奮 テラシマサトル展
GALLERY b.TOKYO
http://www.gallery-b-tokyo.com/
東京都中央区京橋3-5-4 吉井ビルB1F
03-5524-1071
9/14(月)~9/19(土)
11:00~19:00(金:~21:00、最終日:17:00)
アーティスト紹介ページ:
http://www.ebcenter.jp/member/terashima.html

ex-chamber memo

 緩やかにたゆたう闇、描かれる夜の風景。微妙な陰影がもたらす明かりの表現がその風景の中にある気配を現し、それがアクセントとなっていっそうの深みを感じさせてくれます。
 1979年生まれ、アトリエ「ebc」のメンバーとしても知られるテラシマサトルはストイックに夜を描きます。暗い画面に収められる情景は、ときにユーモラスな雰囲気も奏でながら、シュールで、どことなく緩やかで温かみも溢れます。そして、横たわる妖し気な風合いが、小さくて濃密な物語を淡々と紡いでいきます。

高倉麻世
展覧会情報

高倉麻世 うたかた
表参道画廊
http://omotesando-garo.com/
東京都渋谷区神宮前4-17-3 アーク・アトリウムB02
03-5775-2469
9/14(月)~9/19(土)
12:00~19:00(最終日:~17:00)

ex-chamber memo

 1984年生まれのアーティスト、高倉麻世(たかくら・まよ)の初個展です。
 沈み込むような色彩のなかに佇む人影。圧倒的に濃密でダークなトーンが画面全体を覆い、揺らぐような濃淡のグラデーションによる描写によって透明感を保たせながら、幽玄で深遠な情景を紡ぎ出します。

 皆様、おはようございます。
 先週はパソコンからCDが出ないどうしようオーパッキャマラドパッキャマラドパオパオパパパな日々を過ごし、3日後くらいに何故か出るという

 

 新手の便秘か!Σ( ̄口 ̄;)

 

 ・・・・・。

 

 そこで言う「新手」とは何ぞ!Σ( ̄口 ̄;)

 

 とそれはそれで一安心、でも怖くてCDをまた入れるのを大いに躊躇しているわけで、もといそれはどうでもいい話で、先週もいろいろとオープニングが多く、特に土曜日は5時から本郷→浅草橋→清澄そしてそこから中目黒、と相変わらずダイナミックな移動を行っていてそりゃ当然自転車も具合が悪くなるわな、と。
 先週行われたTOKYO PHOTO 2009はレセプションに伺いました。写真に特化したアートフェアということで、集中して観ることができてショーとしては大充実で満足なのですが、生意気なことを申し上げさせていただくと、「この写真凄いだろ!」と言わんばかりの大判のプリントがずらりと並び、それはそれで見応えがあって先述のショーとしての充実をもたらしている一方で、「ちょっと飾ってみませんか?」もしくは「所有してみませんか?」という提案が、サイズ的に、そしてそれとほぼ比例して価格的に少ないような気がした次第で。うーん、立場的に無責任なところにいるので四の五の述べるのは大変恐縮なのですが、パリフォトがすごく面白いという話を耳にしてそれが東京でも、となるとそれは素晴らしいし、加えて個性的なアートフェアの出現もファンとして大歓迎なので、今後もいっそうの充実を期待したいです。
 ・・・などと珍しく殊勝なことを書いてしまいましたが、結局日曜日に味スタでFC東京ナビスコ杯決勝進出おめでとうございますありがとうございますの瞬間に立ち会えて、5年振りの国立だーオーパッキャマラドパッキャマラドパオパオパパパ!と内心盛り上がっているのでございます、で、今週は紹介する展覧会も多いんです!

 

大森さやか
三瀬夏之介展 問月台
森万里子「フラットストーン」
杉本博司 放電場
スローガン
二階武宏-木口木版画・ペン画展
緑陰幽草 by 藤井雷
「月人間展」石黒賢一郎/大森暁生/三田尚弘/須田悦弘/草井裕子/龍口経太/平林貴宏/森口裕二/山口英紀
青木陵子作品展「オブジェクト・リーディング」
政田武史 "New Works"
SZ virtual/actual [pneuma]
Pu Jie Double Illusion
正木隆 初期作品展
1floor2009「THREE DUBS」井上賢治 平田さち 芳木麻里絵
パラモデル個展「P級建築士事務所」
Chosil Kil "RING THE BELL"
YUNMEE KYONG Solo Exhibition「Where There are Trees」

 

 今週開催の他の注目のものは、駒沢公園の住宅展示場でのアートフェア「KOMAZAWA MUSEUM X ART」、あとちょっと渋いチョイスですがミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションでの浜口陽三生誕100年記念銅版画大賞展も面白そうです。
 ではでは、よろしくお願いします!

YUNMEE KYONG《Middagesse whoopie》18"×24" シルクスクリーンプリント 2008年
展覧会情報

YUNMEE KYONG Solo Exhibition「Where There are Trees」
waitingroom
http://www.waitingroom.jp/
東京都世田谷区三軒茶屋1-5-9 メゾン湘樺101号室
03-3424-7779
9/12(土)~10/24(土)金土のみ
13:00~19:00
オープニングサロン:9/12(土)18:00〜21:00
アーティストサイト:http://www.yunmee.com/

ex-chamber memo

 現在ニューヨーク在住の韓国人イラストレーター/アーティスト、ヤンミー・キョン(YUNMEE KYONG)の個展です。
 さまざまな文化が混在する情景をポップで味わい深いテイストで表現。軽やかに画面を走る線によってあらゆるモチーフが軽妙さを伴って描かれ、ユーモラスな雰囲気も織り交ぜながら豊かなシチュエーションがキュートに繰り出されます。同展ではプリント作品を中心に、さまざまなメディアの作品を発表、さらに手作りのアートブックやグッズなども合わせて展示されます。

Chosil Kil《Glasses》15×6×3.5cm A pair of glasses
展覧会情報

Chosil Kil "RING THE BELL"
青山|目黒
http://www.aoyamahideki.com/
東京都目黒区上目黒2-30-6
03-3711-4099
9/12(土)~10/10(土)日祝休
12:00~20:00
アーティストサイト:http://www.chosilkil.com/

ex-chamber memo

 1975年生まれ、現在ロンドンを拠点に活動するの韓国人アーティスト、チョシル・キル(Chosil Kil)の個展です。
 実際に使用されたマテリアルをほぼそのまま用いて作品化することで、それが持つ歴史や背景、気配などを再構築。そのシンプルな提示手法が存在が経過した時間などに他者のイマジネーションの介在の余地を許し、淡々とした静謐を奏でます。同展はベルリンのGalerie Opdhalで2週間後より開催される個展と対になって構成され、東京滞在中に制作した作品や作家自身が普段使用しているメガネを展示する「Glasses」ほか、新作7点が発表されます。

パラモデル
展覧会情報

パラモデル個展「P級建築士事務所」
mori yu gallery kyoto
http://www.moriyu-gallery.com
京都府京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19
075-950-5230
9/12(土)~10/4(日)月火祝休
12:00~19:00
opening reception:9/12(土)18:00~

ex-chamber memo

 1971年生まれの林泰彦(はやし・やすひこ)と1976年生まれの中野裕介(なかの・ゆうすけ)が2001年に結成した痛快アートユニット、パラモデルの展覧会です。
 おもちゃのレールが、または配管が床から壁、天井へと唐突かつ無尽蔵に這うインスタレーションでは空間と重力感のイメージがポップにねじ曲げられ、ミニカーを使った作品では今度は縮尺感がシュールに歪まされます。そしてさまざまな支持体に描かれるタブローの律儀な空間表現。荒唐無稽で支離滅裂、しかしシャープで論理的な要素もそのバックボーンに強固に保持、だるま落としのごとくスコーンと脊髄を打ち抜かれちゃうかのような爽快でキャッチーな刺激をもたらします。

芳木麻里絵《レース#06》ガラス板にシルクスクリーン 2008年 撮影:表恒匡
展覧会情報

1floor2009「THREE DUBS」井上賢治 平田さち 芳木麻里絵
神戸アートビレッジセンター
http://kavc.or.jp
兵庫県神戸市兵庫区新開地5-3-14
078-512-5500
9/12(土)~9/27(日)火休(9/22開館、9/24休館)
12:00~20:00
《オープニングイベント》
アーティストトーク:9/12(土)17:00〜
レセプションパーティー:9/12(土)18:00〜
展覧会サイト:http://kavc.or.jp/art/1floor/

ex-chamber memo

 神戸アートビレッジセンターが若手アーティスト、キュレーターの育成支援を目的とし、今回2回目を迎えるプロジェクト「1floor(ワンフロア)」。異なるメディアの3名のアーティストがフィーチャーされます。
 1986年生まれの井上賢治(いのうえ・けんじ)はユーモラスなアプローチを織り交ぜるインスタレーションを展開、あたかも作業途中の状況を生み出すなどを通じ、鑑賞者に何らかのインパクトや興味を提供。1979年生まれの平田さち(ひらた・さち)は床一面に模様を描いたりカッティングシートを壁面にランダムに配置するなど、空間にダイレクトに作用するキャッチーな展開を繰り広げます。先にラディウムーレントゲンヴェルケで開催されたグループショー「メークリヒカイト」への参加でも話題を集めた芳木麻里絵は1982年生まれ、シルクスクリーンプリントを何層も重ねて刷り立体的な造形を創出、精緻な再現性とそれが顔料の塊であるという事実が独特の面白さを奏でます。

正木隆《造形99-1》53×65cm 油彩・キャンバス 1999年
展覧会情報

正木隆 初期作品展
Gallery Jin
http://www.galleryjin.com/
東京都台東区谷中2-5-22 山岡ビル1F
03-5814-8118
9/12(土)~9/26(土)月火休(9/21,22開廊、9/23,24休)
12:00~19:00(最終日:~17:00)

ex-chamber memo

 圧倒的な深い静謐。艶やかな揺らぎを奏で、まるでさまざまな色彩と、それだけの想いをその底に沈み込ませるかのような、分厚く、しかし繊細なモノクロームの情景。美術館などでの発表のたびに人々をその豊かな世界観で魅了し、静かに話題を集める正木隆(まさき・たかし 1971-2004)。
 これまで折に触れて同ギャラリーで紹介されてきましたが、今回はその初期作品、正木が作家として活動し始めた1998年春から2000年にかけて制作されたものを中心に約16点を展示。そのスタイルの確立の序章と過程に触れる機会が提供されます。

Pu Jie《覆盖 2009 No.1》250×600cm Oil on canvas 2009年
展覧会情報

Pu Jie Double Illusion
MUSEUM at TAMADA PROJECTS
http://www.tamada-pj.co.jp/
東京都中央区月島1-14-7 旭倉庫2F
03-3531-3733
9/11(金)~10/20(火)月祝休(日:要予約)
12:00~19:00
オープニングレセプション:9/11(金)18:00〜20:00

ex-chamber memo

 1959年生まれ、上海を拠点とし、国際的に活躍するアーティスト、Pu Jie(浦捷/プジェ)の個展です。
 上海の都市的文脈に焦点を当てながら鮮やかな色彩と味わい深い線描で描き上げられる、中国の新たな歴史の影に生きる現代人の豊かな表情。「現代中国そのもの」という黄色など、画面いっぱいに広がる色彩は存在するさまざまなリアリティなどを包み隠し、それを背景におおらかに描き込まれる肖像は、今を生きる人々のあふれる感情をダイナミックに表出させます。同展は大型の新作を中心に構成されます。

SZ《hydrosphere》System:Original Acrylic Screen/Panasonic Video Projector TH-AE3000/Panasonic Blu-ray Disc Player BW730 Photo by Koichi Mori
展覧会情報

SZ virtual/actual [pneuma]
TOKIO OUT of PLACE
http://www.outofplace.jp/
東京都港区南麻布4-14-2 麻布大野ビル3F
03-5422-9699
9/11(金)~10/10(土)日月火祝休
12:00~19:00
アーティストサイト:http://www.sz-art.net/
レセプションパーティ:9/11(金)18:30~20:00

ex-chamber memo

 1958年生まれから1979年生まれまでの幅広い世代のメンバーで構成される、京都を中心に活動するメディアアーティストユニット、SZの展覧会です。
 映像から音響に至るまで、さまざまなテクノロジーを駆使してフューチャリスティックな空間を創出しインタラクティブなインスタレーションを展開。同展では昨年京都芸術センターで発表された"virtual / actual"を再構成、鑑賞者の呼吸運動を測定し、そこから得られる情報を視覚化して鑑賞者にフィードバックするプロジェクトを東京で初めて発表、シャープかつ重厚なヴィジュアルと空間の提供を試みます。

政田武史
展覧会情報

政田武史 "New Works"
WAKO WORKS OF ART
http://www.wako-art.jp/
東京都新宿区西新宿3-18-2-101
03-3373-2860
9/11(金)~10/10(土)日月祝休
11:00~19:00
アーティスト・レセプション:9/11(金)18:00〜20:00
アーティストブログ:http://blog.honeyee.com/tmasada/

ex-chamber memo

 1977年生まれのアーティスト、政田武史(まさだ・たけし)。前回から2年振り、その間に開催された横浜ZAIMでの「ECHO」展ほか数多くのグループショーへの参加を経て、同ギャラリーで2度目の個展が開催されます。
 短いストロークの集積で表現される、圧倒的で緊迫感にも溢れるダイナミズム。瑞々しささえも持ち合わせる鮮やかな発色と主となるモチーフ堂々とした存在感で描く大胆な構図とでもたらされる、現実と虚構を行き交うようなさまざまなシーンは、それらが本来持つ、例えば怖さや不安といった要素をも霧散させるほどの力強さを備え、アグレッシブな世界観が観る者の感性に轟き渡ります。

青木陵子
展覧会情報

青木陵子作品展「オブジェクト・リーディング」
FOIL GALLERY
http://www.foiltokyo.com/
東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル201
03-5835-2285
9/11(金)~10/10(土)日祝休
12:00~19:00(初日:~18:00)

ex-chamber memo

 1973年生まれのアーティストで、水戸芸術館での「マイクロポップの時代:夏への扉」展や原美術館での「ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」への参加などでも知られる青木陵子(あおき・りょうこ)の東京では約4年振りとなる個展です。
 心地よい儚さを奏でる、やわらかで軽やかな世界。細かい線や点で紡がれるドローイングは豊かな色彩に溢れ、ほのかにシニカルな風味と緊張感も醸し出しながら、あたたかみ溢れるユーモアを繰り広げます。同展は初の作品集『Chain Ring』のリリースに合わせて開催され、そこからの新作も交えながらインスタレーションも展開。穏やかな臨場感を伴わせながら、その世界観が空間を満たします。

山口英紀《白い背》53.0×33.3cm 絹本水墨
展覧会情報

「月人間展」石黒賢一郎/大森暁生/三田尚弘/須田悦弘/草井裕子/龍口経太/平林貴宏/森口裕二/山口英紀
LOWER AKIHABARA.
http://www.lowerakihabara.com
東京都千代田区東神田1-11-7 東神田M.Kビル1F
03-5829-8735
9/11(金)~9/26(土)日祝休
11:00~19:00
オープニングレセプション:9/11(金)17:30〜20:00
《アーティストサイト》
石黒賢一郎:http://www005.upp.so-net.ne.jp/ishiguro/
龍口経太:http://www2.airnet.ne.jp/ohyeahz/dragon/
森口裕二:http://www.moriguchiyuji.com/
山口英紀:http://sizuanshi.com/

ex-chamber memo

 「月人間」というユニークなテーマを据え、さまざまなアーティストがそのイマジネーションを競います。
 高度な再現性でさまざまな情景をシャープに描き、深い静謐を奏でる石黒賢一郎や山口英紀、洗練された日本画の技術を駆使し、現代的な感性も存分に発揮される独特な気配を紡ぎ出す龍口経太と平林貴宏。草井裕子は細かい線描で妖しい世界を描き出し、三田尚弘は霞むような儚げな雰囲気を創出、そして森口裕二はマンガ的なテイストで毒の効いた場面を描き出します。
 そこにそれぞれ異なる味わいを持つふたりの木彫作家、大森暁生と須田悦弘もフィーチャーされ、与えられたテーマを各アーティストが独自に解釈、バラエティに富んだ作風、作品が揃います。

藤井雷《緑陰幽草》水墨 紙本軸装
展覧会情報

緑陰幽草 by 藤井雷
閑々居
http://kankankyo.com
東京都港区新橋1-8-4 丸忠ビル5F
03-5568-7737
9/11(金)〜9/23(水)
11:00〜18:00

ex-chamber memo

 1981年生まれ、2006年に横浜美術館で開催された「日本×画展 にほんガテン!」への参加で話題を集めたアーティスト、藤井雷(ふじい・らい)の個展です。
 連綿と続く水墨の表現に挿入される、現代的な感性。さまざまな情景をひとつの画面に織り込みながらあらたに景色を創出し、味わい深く滋味に溢れる画風のなかにユニークな解釈を施します。

二階武宏《光魚》10.5×18cm 木口木版画 ed:50
展覧会情報

二階武宏-木口木版画・ペン画展
乙画廊
http://web.mac.com/oto_gallery/
大阪府大阪市北区西天満2-8-1 大江ビルヂング101
06-6311-3322
9/9(水)~9/19(土)日休
11:00~18:00(土祝:~17:00)

ex-chamber memo

 1980年生まれのアーティスト、二階武宏(にかい・たけひろ)の個展です。
 木口木版により、過剰なまでに繰り広げられる細密表現。硬質な木材を用い、その輪切りにされた枝幹の有機的なかたちからももたらされる有機的な風合いに、精緻な線の集積によって繊細に紡がれるメカニカルで無機的な要素が、全体的な「和」の風味とも相まって絶妙なユーモアも備わる情景が導き出されます。同展では木口木版画作品と合わせてペン画も初めて発表されます。

猪瀬直哉
展覧会情報

スローガン
OTA FINE ARTS
http://www.otafinearts.com/
東京都中央区勝どき2-8-19-4B
03-6273-8611
9/8(火)~10/10(土)日月祝休
11:00~19:00

ex-chamber memo

 美しさの追求のみならず、政治性、社会性に溢れ、リアルタイムで現代社会と響き合うクリエイションも積極的に紹介する同ギャラリーで企画、開催されるグループショーです。
 照屋勇賢やアキラ・ザ・ハスラーに加え、「女性」や「日本人」であることなど、人の内面のナイーブな部分に大胆かつ繊細に踏み入り、深いメッセージ性を伴う濃密な雰囲気のクリエイションを展開する嶋田美子、自作の物語を伴わせながら圧倒的な描写力で描き上げられる近未来の風景で重厚に独自の世界観を創出する猪瀬直哉らによる、コンセプチュアルなクリエイションが多数紹介されます。

杉本博司《Lightning Fields 119,2009》Gelatin silver print ©Hiroshi Sugimoto/Courtesy of Gallery Koyanagi
展覧会情報

杉本博司 放電場
ギャラリー小柳
http://www.gallerykoyanagi.com
東京都中央区銀座1-7-5 小柳ビル8F
03-3561-1896
9/8(火)~10/10(土)日月祝休
11:00~19:00
アーティストサイト:http://www.sugimotohiroshi.com/
オープニングレセプション:9/8(火)18:00〜20:00

ex-chamber memo

 既に世界のアートシーンにおいて圧倒的な存在感を放つ杉本博司。実世界に存在するあらゆる現象/事象へと向けられる鋭敏な感性と好奇心はさらに研ぎ澄まされ、今なお斬新な展開を繰り広げ、現在もシーンの最先端に居続ける孤高のクリエイターの個展です。
 自身の作品と合わせてさまざまなコレクションが紹介された展覧会「歴史の歴史」にて発表され大いに話題を集めた現時点で最新のシリーズ「放電場」がいよいよギャラリー小柳登場。この現象によって導き出される情景は圧倒的な細密さを誇ると同時に豊かな空間性をも持ち合わせ、ミニマムな静寂を奏でます。同展はオリジナルネガのライトボックス作品によって構成され、さらなるコントロールを得られたより繊細な「稲妻」がもたらすスリリングな瞬間を提示、空間を深遠かつ重厚な混沌で満たします。

森万里子《フラットストーン》展示サイズ:487.5×314.6×8.8cm セラミック、アクリル樹脂 2007年 Photo by Richard Learoyd
展覧会情報

森万里子「フラットストーン」
SCAI THE BATHHOUSE
http://www.scaithebathhouse.com
東京都台東区谷中 6-1-23 柏湯跡
03-3821-1144
9/8(火)~10/3(土)日月祝休
12:00~19:00
オープニング・レセプション:9/8(火)18:00〜20:00

ex-chamber memo

 聳えるおおらかな曲線は、未来を奏で、空間に響き渡る。現在はニューヨークに居を構え、世界各国で開催される展覧会へ参加、斬新で透明感と深みを醸し出す作品で常に話題を集めるアーティスト、森万里子(もり・まりこ)。2006年の「Tom Na H-iu」(トムナフーリ)以来3年振りにSCAI THE BATHHOUSEでの個展が開催されます。
 同展では2007年から翌年にかけて欧州を巡回した個展「Oneness」で発表された立体作品/インスタレーションを発表。縄文時代の環状列石にインスパイアされ、中央に土器を模したオブジェを据え、そのまわりに艶やかに造形された白いパーツを配置した作品からは、太古の人々の自然へのピュアな信仰心を思い起こさせる深遠な空間と時間がもたらされます。また、合わせてドローイングも発表、孤高のイマジネーションが豊かに提示されます。

三瀬夏之介
展覧会情報

三瀬夏之介展 問月台
C・スクエア
http://www.chukyo-u.ac.jp/c-square/top.html
愛知県名古屋市昭和区八事本町101-2 中京大学名古屋キャンパス4号館1階
052-835-7111
9/7(月)~10/10(土)日祝休
9:00~17:00
《トークイベント》
吉田俊英(豊田市美術館長)×三瀬夏之介:9/26(土)14:00〜15:30 @0705教室
アーティストサイト:http://natsunosuke.com/

ex-chamber memo

 強靭なバイタリティを感じさせる制作ペースに加え、現代日本画をテーマとした数々の展覧会への参加やVOCA展2009でのVOCA賞受賞など、多くの発表の機会と相応のリアクションを獲得し、今もっとも注目を集めるアーティストのひとり、三瀬夏之介(みせ・なつのすけ)が、ユニークな個性をコンスタントに紹介するC・スクエアに登場します。
 墨や箔、胡粉といった味わい深い質感の素材に加え、支持体を雨ざらしにして自然に湧かせる緑青や顔料の滲みなど、現象が奏でるテクスチャーも大胆に作品に取り込み、独創的な画面を創出。富士山やUFOなど、壮大なイメージを含有するモチーフをダイナミックな構成と緻密な描き込みで表現し、ユーモラスに魑魅魍魎とした雰囲気をも奏でる圧倒的な世界が提示されます。

大森さやか《羽音》1300×1620mm キャンバス・油彩
展覧会情報

大森さやか
Galley 58
http://www.gallery-58.com/
東京都中央区銀座4-4-13 琉映ビル4F
03-3561-9177
9/7(月)~9/12(土)
12:00~19:00(最終日:~17:00)
アーティストブログ:http://ohmorisayaka.blog24.fc2.com/

ex-chamber memo

 1984年生まれのアーティスト、大森さやかの個展です。
 身近な出来事や物質、感情などを取り入れ、ときに賑やかに、また深遠な雰囲気をたたえながら豊かな情景を創出。さまざまなかたちやモチーフと抽象的なアプローチをユニークなバランスで平面のなかに収めていきます。同展では油彩作品約7点が発表されます。