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 皆様、おはようございます。

 

 ULTRA002はたくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました。
 特別な感慨はないはずだったのですが、明けてスパイラルの前を通ったときにパーテーションがすべて撤去された様子を目にして「あー」とやや淋しいような気分になった次第です。

 

 今回は毎日在中していたこともあり、会期が進むごとにそれぞれのディレクターの方々と和気藹々とした雰囲気も生まれてきたりして、そこで交わしたアート談義(なんて大げさなものではないですけど)も楽しかったり、またアートフェアということで遠方からいらっしゃる方ともお目にかかれたりと、こういう機会でないと得難い体験もたくさん。いや、大変でしたけど楽しかったです。

 

 僕の想像ですが、具体的な数は控えますが、出展希望ディレクターの数から、集客、フェア全体のセールスまで、おそらく僕の予想に近いものになったような気がします。セールスもおそらく今の状況からすると貢献しているように思え、またそれぞれのディレクターに伺うと結構今後に続く話も少なくないようで、そういうことを聞くたびに嬉しく思う次第です。

 

 で、しっかり(というかちゃっかり、笑)カタログの裏表紙が「ULTRA003」になっていたりして、このユニークなフェアはこれからも続いていくと思うのですが、003、004、005....となっていったときに、例えば今30歳のディレクターはあと10回も出展の機会が得られることを考えると、おそらくもっとここのディレクションの個性が際立つ方向へと進化し、洗練されていくような気がしますし、そうであってほしいと思います。「今年の私はこんな感じ!どうだ!」みたいに、それぞれがテーマを据えてアーティストを選定し、壁面を構成していく、その純度がさらに高められたULTRAを想像すると、ワクワクしてきます。そしてこのステージを目指す人が出てくるようになるとさらに活性化していくだろうと(いちおう出展者の条件を満たしているとはいえ、僕みたいな立場でも出られているわけですし。笑顔)。
 そして、「この人のディレクションを観てみたい!」という人も少なくないので、来年はまずはさらにショーとして面白く、そしてそれに伴ってマーケットのリアクションも大きなものにしていけたら、と思う次第です。

 

 FC東京ナビスコカップ優勝の余韻も昨日の「そこでエジミウソンをフリーにしちゃいかんだろ!」でやや萎んじゃったわけですが、そんな気分で明けた今週、7つの展覧会をご紹介致します。

 

岡山伸也展
cultivate the boulder Ⅱ 小野耕石
土屋仁応「夢をたべる獏が夢みる夢」
笠原出 かくれんぼ
国本泰英展
町田夏生 展 -MURMUR-
伊藤雅恵展 [She Has Mountain]

 

 今週は他には、まずシェル美術賞展2009が始まります。そしてMATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/wでの「現代美術二等兵〜駄美術展」、ビリケンギャラリーというなかなか渋いところで開催の大江慶之さんの個展、ARATANIURANOではユニークな面子が顔を揃えるグループショー、そして府中市美術館で、あの青山悟さんの公開制作が行われるのも要注目です。
 ではでは、よろしくお願いします!