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lead: 2009年11月アーカイブ

 皆様、おはようございます。
 昨日、29日の日曜日はほぼレセプションに合わせた遅い時間に「わくわく JOBAN-KASHIWA PROJECT」へ行ってきました。柏。
 会期の最初がULTRAと重なっていたこともあり、なんとなく行きそびれていたのですが、そしたら会う参加アーティストどいつもこいつも

 

 柏行きました?(・∀・)
 どうでした柏?(・∀・)

 

 と聞いてきやがる(汗)。何その行ってること前提な感じ。行ってない、まだ、と返すと今度は

 

 まだ行ってないんすか!Σ( ̄口 ̄;)
 何やってんすか!Σ( ̄口 ̄;)

 

 ・・・と何故か怒られるこの理不尽。
 そんなこんなで最終日、ようやく足を運べたわけですが、TSCAの展示をすべて拝見しているこの僕、行けば何とかなるくらいに思っていたら展示会場のうちシネマサンシャインの場所が当然分からず、ますは遠い方の行き慣れたTSCA Kashiwaのほうへ。
 到着したのがおよそ18時でしたが、まー賑やか、既にたくさんの人で溢れていてそういう状況に出くわすと自然とワーワーキャーキャ-と盛り上がる性分、自然と楽しくなってきたのですが、さて中に入って

 

 何なのこの本気な感じはぁぁぁっっっ!?Σ( ̄口 ̄;)

 

 いやもう凄すぎて凄すぎて心の中で目の幅で滝涙が流れますわほんとに。
 まさにやりたい放題、平面から立体、イスタレーションまでそれはもう力作が揃っていて最終日に来ているような展示ではなく。この全力感は痛快極まりない!
 入ってすぐの吹き抜けの空間に鎮座、堂々と来場者を出迎えるANTENNAの神輿。正面に縦長のペインティングがあってこれがMIHO KANNOから参加の榎倉冴香さん。
 関西でお馴染み金子良さん扮するのびアニキと今年のTARO賞で背中を飯に突き刺して快哉を浴びた花岡伸宏さんが空間の「やっちゃってます度(≧∇≦)」に花を添える(どんな花だよ!)。浸食するキャンバス、幸田千依さんのペインティングから立ちのぼる揺らめく気配も秀逸。
 階段上がって、今回もっとも本気度を感じたアーティストのひとり、HYON GYONさんの新展開。盛り上がる絵の具の強烈なマチエルで凄まじく濃密な世界観。手足が長い阿部乳坊さんの木彫も久々に拝見しそのシュールなスケール感が楽しかったり。

 

 で、そこから改めて駅の方向へと戻り、旧シネマサンシャインへ。
 地図を持ってなかったことが災いし、行く順番を先にTSCAにしたことで松原壮志朗さんの人形劇を見逃したのは痛恨の極み、しかしこの旧映画館のなかでの展示も凄まじい勢いで、齋藤祐平さん、松下徹さん、加茂昴さんの天井高を活かした展示に圧倒され、そしてジャッピーっていつの間にこんなにたくさんいるのかと。オオタファインアーツでの個展も始まったばかりのシンチカの旧作も秀逸で。

 

 そこからふたたびTSCAに戻ってのレセプションも異様に盛り上がり、オレがオレがアタシがアタシがと主張しまくる作品群と正確な数こそ不明ながら150人以上はいたのではないかという人数に実に楽しい時間を過ごせた次第。
 来年は夏に京都で行なわれるそうで観る側からするとメイワクなんですけど(≧∇≦)、どこへ向かってどこまで行くか分かりませんがこの勢いにはしばらく文字通りわくわくさせてくれそうです。

 

 では、今週は7つの展覧会を紹介致します。

 

利部志穂 serendipity 妙のとき
『男女2人新宿絵画物語』加藤俊介+しんぞう
OSAKA ART COMPLEX vol.02 戸井裕之 個展 -seuzau-
さとうりさ作品展「こはち ー闇のうまれは、陽なたに眠るー」
丹野直人展「呼吸」
カンノサカン hunch
吉田翔個展「INSPHERE -つつみ込まれるように-」

 

 今週はこの他注目なのは、愛知で開催されるふたつのグループショー、愛知県美術館ギャラリーH.I室での「白昼夢」と文化フォーラム春日井・ギャラリーでの「美系優秀【ビケイユウシュウ】2009」が面白そう、そして続く柏、今度はURBAN BACK-SIDE LABORATORY R2で終了未定で始まる「FRESH」展も注目。そして、個展ではまず成山画廊での松井冬子さんの下図展、INAXギャラリーでの松岡圭介さんの個展などが楽しみです。
 ではでは、よろしくお願いします!

 皆様おはようございます。
 昨日、11/22の日曜日、はじめてトークショーなるものに参加してまいりました。先々週と先週の土日にシアター・イメージフォーラムで開催された村田朋泰さんの映像作品を上映するイベントのなかで組み込んでいただいた、村田さんとの対談。直々にご指名いただいて恐縮至極、はてさてどんな話題になるのだろうと恐々としつつも臨んだ対談は、映像に特化した空間にいらっしゃっている方々へ向けてのお話ということもあり、アートスペース、ギャラリーなどで昨今行われる映像作品の諸々について話が広がり、映像作品のエディションの解釈や映画と映像インスタレーションとの差異など、こうやって書き出すとなんだか高尚な内容に思えるもそこは僕、分かった様な口ぶりで果たして本当の本質に触れられたのだろうか、と。うーん。
 ただ、村田さんも、そしてイメージフォーラムの敏腕スタッフSさんがいろいろとお話を引き出してくださって、話していること自体は思ったよりも緊張することなく、楽しく小一時間を過ごすことができた次第。来ていただいた皆様へありがとうございましたと各方向へ向けて今もあらためて頭を垂れつつ、楽しんでいただけただろうか、と。

 

 ではでは、今回は8つの展覧会をご紹介致します。

 

藤井俊治個展 "New Paintings"
柴田鑑三展
大竹利絵子展 夢みたいな
WORM HOLE episode12 鈴木光 仲田慎吾 西山弘洋 忽滑谷昭太郎 安田悠
西光祐輔 写真展 NEW GAMES
後藤真依個展「薔薇色の惑星」
指江昌克展「デファクトスタンダード」
シンチカ

 

 今週もまた相当な数の面白そうな展覧会が始まります。
 なかでも注目なのが、そこかしこから話題が漏れ伝わってきていたフランス大使館でのイベント「NO MANS LAND 創造と破壊」の全貌がいよいよ露になるのと、やや変わり種なのが恵比寿のsiteというスペースで開催される今村遼佑さんの展覧会「ノックする。」、COEXISTでの「漆希展 NOZOMI WATANABE EXHIBITION」あたりはぜひ足を運びたく、またトーキョーワンダーサイト本郷でのお馴染みTWS-emergingが、hpgrp GALLERY東京では伊藤一洋さんの個展、児玉画廊|京都では1階と2階でそれぞれ池谷保さんと阿波野由紀夫の個展、大阪GALLERY ZEROほか3画廊共同で開催の企画、ARTCOURT Galleryでのグループショーなどなど、満載でございます。
 ではでは、よろしくお願いいたします!

 皆様、おはようございます。
 この週末は月に一度の関西遠征。家を出る時点での東京の天気が予報も含めてそれはもう残念な感じで、とは言え天気というものは西の方から変わっていくものなので思い切って折り畳み自転車。ちょうど雨の止み間に出発、駅まで向かう途中でやや降りが強くなってきたのですが、なんとか無事駅まで到達、京王線の車内から外を眺めてもしあと10分遅く出ていたら折れないハートもバッキバキになりそうなほどにバシャバシャ降ってきたのでああなんて幸運。
 前回の遠征のときに品川で新幹線に乗り換えたほうが楽なことを体感し今回も渋谷駅を経由、その途中で柱を背にしてしかし寄りかかっておらずに頭を垂れて妙に収まりの良い格好で熟睡のサラリーマンを、これまたあからさまに「撮りますyo!」というポーズでその様子をデジカメに撮るガタイの良い外国人、しかもフラッシュ焚いて、そんな光景を横目にしながら山手線、新幹線と乗り継いで京都、そして大阪。
 新幹線の車窓から眺める外の状況は西に進むにつれごつい雲間から陽も射し込んでくるようになり、京都に着いたときにはむしろ晴れてる感じで、あー自転車持ってきてよかったなぁ、と。
 例によって観たい展覧会にひとつひとつ足を運んできたのですが、なんだか不思議な、というか、なかなかお会いできないと思ってきた方と偶然お会いすることが多くて、いつにも増して嬉しい遠征になりまして。

 

 ひとつだけ、今年を思い返して美術館に足を運ぶのは都内、関東よりも関西でが多いという逆転現象が起きているのですが、今回も国立国際美術館、そしてアサヒビール大山崎山荘美術館、で後者がとにかく!
 伊藤存さんと須田悦弘さんという一見アンバランスなおふたりの組み合わせ、しかしこれがいい!僕の中で伊藤存さんというと拝見するたびに「・・・・・?」で「・・・・・orz」となることが続いていて「なんとしても楽しみたいクリエイション」の筆頭のひとりなのですが、今回はすごいの!わかるの!素晴らしいの!
 刺繍で紡がれる奇妙なバランスの空間性に盛り上がり、ただ季節柄多くの方がいらっしゃっていて、そこかしこで「難しいわねぇオホホホ」なんて感想が耳に届くたびにこの僕の感動を共有できないのが残念と言えば残念、しかしある達成感が得られて大満足。
 そして須田さん!今回はモネの睡蓮と共演、名画と共にあの至高の木彫作品が。しかし須田さんとなれば「もしかしたら・・・」の心配が脳裏をよぎり、展示室内で咲く一輪の蓮の花をじっくりと鑑賞、その素晴らしい佇まいを堪能した後にスタッフの方に「今回はこれだけなんですか?」と笑顔で質問、そのお答えが「そうです、こちらと入り口のウィンドウとで今回は3点」。3点ですと?
 もう少しで見逃すところだったもう1点、入り口の手前側のウィンドウにある蓮の葉は無論食い入るように観たのですが、入り口の右側にももうひとつあって、これが見逃し厳禁、むしろ今回展示されている作品ではもっとも「信じ難い」造形。枯れた葉っぱがなぜこんなに感動を誘うの。

 

 というわけで駄文失礼、今回は7つの展覧会をご紹介致します。

 

入江明日香展
「吸血気」城戸悠巳子
石原延啓 "deer man" 展
田口和奈 半分グレーでできている
森裕子「キラル。アキラル。」
篠原愛展「少女たちへ」
「MATRIX マトリクス」松下竜也

 

 今週は、東京美術倶楽部「東美アートフォーラム」TOKYO CONTEMPORARY ART FAIR 2009が行われます。他にAISHO MIURA ARTSでの田村久美子さん、SCAI THE BATHHOUSEでのチョン・ジュンホさん、Taka Ishii GalleryでのMario Garcia Torresさん、神楽坂での合同オープニングではYuka Sasahara Galleryが三宅砂織さん、mori yu gallery tokyoがパラモデル、白土舎での藤城凡子さんと、目白押しでございます。
 ではでは、よろしくお願いします!

 皆様、おはようございます。

 

 ULTRA002はたくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました。
 特別な感慨はないはずだったのですが、明けてスパイラルの前を通ったときにパーテーションがすべて撤去された様子を目にして「あー」とやや淋しいような気分になった次第です。

 

 今回は毎日在中していたこともあり、会期が進むごとにそれぞれのディレクターの方々と和気藹々とした雰囲気も生まれてきたりして、そこで交わしたアート談義(なんて大げさなものではないですけど)も楽しかったり、またアートフェアということで遠方からいらっしゃる方ともお目にかかれたりと、こういう機会でないと得難い体験もたくさん。いや、大変でしたけど楽しかったです。

 

 僕の想像ですが、具体的な数は控えますが、出展希望ディレクターの数から、集客、フェア全体のセールスまで、おそらく僕の予想に近いものになったような気がします。セールスもおそらく今の状況からすると貢献しているように思え、またそれぞれのディレクターに伺うと結構今後に続く話も少なくないようで、そういうことを聞くたびに嬉しく思う次第です。

 

 で、しっかり(というかちゃっかり、笑)カタログの裏表紙が「ULTRA003」になっていたりして、このユニークなフェアはこれからも続いていくと思うのですが、003、004、005....となっていったときに、例えば今30歳のディレクターはあと10回も出展の機会が得られることを考えると、おそらくもっとここのディレクションの個性が際立つ方向へと進化し、洗練されていくような気がしますし、そうであってほしいと思います。「今年の私はこんな感じ!どうだ!」みたいに、それぞれがテーマを据えてアーティストを選定し、壁面を構成していく、その純度がさらに高められたULTRAを想像すると、ワクワクしてきます。そしてこのステージを目指す人が出てくるようになるとさらに活性化していくだろうと(いちおう出展者の条件を満たしているとはいえ、僕みたいな立場でも出られているわけですし。笑顔)。
 そして、「この人のディレクションを観てみたい!」という人も少なくないので、来年はまずはさらにショーとして面白く、そしてそれに伴ってマーケットのリアクションも大きなものにしていけたら、と思う次第です。

 

 FC東京ナビスコカップ優勝の余韻も昨日の「そこでエジミウソンをフリーにしちゃいかんだろ!」でやや萎んじゃったわけですが、そんな気分で明けた今週、7つの展覧会をご紹介致します。

 

岡山伸也展
cultivate the boulder Ⅱ 小野耕石
土屋仁応「夢をたべる獏が夢みる夢」
笠原出 かくれんぼ
国本泰英展
町田夏生 展 -MURMUR-
伊藤雅恵展 [She Has Mountain]

 

 今週は他には、まずシェル美術賞展2009が始まります。そしてMATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/wでの「現代美術二等兵〜駄美術展」、ビリケンギャラリーというなかなか渋いところで開催の大江慶之さんの個展、ARATANIURANOではユニークな面子が顔を揃えるグループショー、そして府中市美術館で、あの青山悟さんの公開制作が行われるのも要注目です。
 ではでは、よろしくお願いします!

Walk on, walk on
with hope in your heart
And you'll never walk alone
you'll never walk alone

 

 皆様、おはようございます。
 現在鋭意開催中の「ULTRA002」。昨年以上に多くの方々にお越しいただいているようで、各方面に感謝でございます。
 なるべく会場にいるようにしているため、いつものギャラリー巡りができていないのが残念ではあるのですが、ここでしかお会いできない方ともたくさんお話しできたり、またほかのディレクターといろいろ情報交換できたりと、充実した時間を過ごしております。

 

 とはいえ、やや疲れておりますが・・・(汗)。
 もとい、ウルトラ002はあと2日、僕は諸々の都合でこの両日は夕刻頃からしか在中できないのですが、ぜひともお出でくださいまし。
 で、今週は8つの展覧会をご紹介致します。

 

画廊の視点 gallerism 2009 gallery-ism in art field #6
さかぎしよしおう展
青木克世 maniera
鈴木まさこ作品展「ZOO-M」
THE BLOOM
有馬かおる れんこんのなか
コイズミアヤ「隣の部屋」
レイコの出雲〈美術〉留学 木村幸恵

 

 今週は、まずは白金コンプレックスの合同オープニングがございます。そして、以前より話題をさらっていたミヅマアートギャラリーの新たなスペースがいよいよこの水曜日にオープンを迎えます。他、imura art galleryでの伊庭靖子さんの個展、YUKA CONTEMPORARYでの津村耕佑さんによるキュレーション展、MA2Galleryでの藤井保さんの個展など、目白押しでございます。
 ではでは、よろしくお願いします!