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幕内政治が覗いたおすすめアートイベント情報

イロノベクトル 金丸悠児野地美樹子 二人展
四季彩舎
東京都中央区京橋2-11-9 西堀11番地ビル2F
7/30(月)~8/8(水)日休
11:00~18:30
イロノベクトル7/30DM.jpg

"IRONOPBEKUTORU" Yuji Kanamarru & Mikiko Noji Exhibition
@Shikisaisha
2-11-9-2F Kyobashi Chuo-ku Tokyo
7/30(Mon)-8/8Wed) closed on Sunday
11:00-18:30
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個人的にも良く知るふたりのアーティスト、金丸悠児さんと野地美樹子さんの二人展です。
それぞれに多くの展覧会で作品を発表されていますが、今回は金丸さんはおなじみの動物シリーズ、野地さんはイスシリーズで、ひとつの空間でコラボレートしていました。


まず、野地さん。
イスシリーズだけ、というのは実は久し振りかも、と思いながら、そのかわいらしい世界をひとつひとつ眺めていった次第です。
背もたれが付いた木彫のチェアだったり、あるいはピアノ用のイスだったり、はたまたブランコだったり。
ひとことに「イス」といってもいろいろあるなぁ、とそのアプローチの自由さと楽しさに感心しつつ、エの中に登場する猫の無邪気な仕草にもいろいろとイメージが湧いてきて、ひとつの画面にひとつのお話ができあがっていくような感じです。


イロノベクトル 野地美樹子04

イロノベクトル 野地美樹子05


院展にも出展されている、本格の香りが漂う日本画とはまた異なるアプローチで、ほっこりとかわいらしい色彩も印象的です。さらに、下地で作り込まれた立体的な画面の質感からも、ユニークな風合いを醸し出しています。


イロノベクトル 野地美樹子01 イロノベクトル 野地美樹子03

イロノベクトル 野地美樹子02

金丸悠児さんの動物シリーズ。
このところ、その独特の画面の風合いを用いてさらに描き出す世界を広げている金丸さん。
これまでの動物のシリーズからも変化が見えてきて、その動物がいる場所も具体的にイメージできるような作品が。


イロノベクトル 金丸悠児01


そして、今回新鮮だったのが、額装です。
白い背景のアクリルボックスに収められることで、軽やかさとさわやかさが演出され、ひと味違う雰囲気が感じられます。
ベージュ系の渋味が溢れる色彩の中に織り込まれる清涼感漂う色合いがより画面の中から浮かび上がっているような。


イロノベクトル 金丸悠児04 イロノベクトル 金丸悠児02

イロノベクトル 金丸悠児03

絵画の制作に対する真摯な姿勢と同時に、そこに織りまぜられるユーモアも嬉しいクリエイションです。
金丸さんの場合、そのアプローチが制作の中に収まらず、C-DEPOTやebcの活動にも広がっているのですが、そいいったことも含め、ダイナミックな展開や大きな可能性にも期待しています。

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writer name:幕内政治
birth:1971/6/17
mail:exchamber@yahoo.co.jp