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幕内政治が覗いたおすすめアートイベント情報

《5/15》

荒木恵信展

新生堂

東京都港区南青山5-4-30

5/14(水)~5/24(土)日祝休

11:00~18:00(最終日:~17:00)

荒木恵信080514.jpg

日本画家、荒木恵信さんの久々となる個展です。

さまざまな風景が、個性的な仕上がりによって描き出され、描き手の想いが伝わるやさしい世界が紡ぎ上げられています。

松下康平 SUMI ART -大地-

COEXIST

東京都港区赤坂3-8-8-2F

5/12(月)~6/6(金)日休

11:00~19:00

松下康平080512.jpg

主に炭を素材として制作される松下康平さんの個展です。

環境問題を一風変わったアプローチで提示する作風も興味深いです。

《5/16》

東島毅展 Nio,Life doesn't frighten me.

第一生命南ギャラリー

東京都千代田区有楽町1-13-1

5/16(金)~6/13(金)土日祝休

12:00~18:00

東島毅080516.jpg

でけぇ!Σ( ̄口 ̄;)

まずそのサイズに驚嘆。

入口の右手は床全面を占める作品、左手には壁全面を覆うほどの作品。

オープニングで大勢の方がいらっしゃる中でしたが、油絵の具の鈍い黒光りが絵の前に立つ人々の影を打つ仕込む感触がすごくよくて。

描かれた風景、そういった思いを抱かせる作品です。

TOKYO EYE 04 大瀧歩美 永戸鉄也 山下春菜

大丸東京店10Fアートギャラリー

東京都千代田区丸の内1-9-1

5/14(水)~5/20(火)

10:00~20:00

TOKYO EYE 04 080514.jpg

今年の武蔵野美術大学での卒業制作も印象に残っている大瀧歩美さん。

独特の鮮やかさと深みをもった色使いで描かれるキュートさと影を感じさせる女の子。仄かな緊張感も漂わせつつ、透明感とメロウな風合いとが伝わってきます。

山下春菜さんの作品は、独特の色調で描かれる混沌の中にさまざまな生命の存在などが描き込まれていたのが興味深かったです。

もう一度伺うつもりが時間が取れずに再訪ならず...あらためてそれぞれの個展なども拝見したいです。

東恩納裕一「rerfact!」

CALM & PUNK GALLERY

東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F

5/16(金)~6/5(木)

11:00~19:00

東恩納裕一080516.jpg

作品はずいぶん前、アートを見始めるょり以前にも拝見したことがある東恩納さん、個展で拝見するのは今回が初めて。それも、天井も高く容量としての充分な広さの空間を持つCALM & PUNK GALLERYでの展覧会ということで、始まる前から楽しみにしていたのですが、中央に吊られた蛍光灯のシャンデリアや、床に置かれた円形の蛍光灯が輪になって連なる作品など、独特の迫力と説得力に満ちた不思議なゴージャス感が広がるインスタレーションが繰り広げられています。

蛍光灯の作品の他では、黒のスプレーで吹き付けて制作された平面の作品、マスキングを駆使したりカーテンの上からスプレーをかけるなどして描き出されたシルエットが光を捉える感触。蛍光灯の作品ともイメージを共有できる感じがして、面白いです。

《5/17》

「お釈迦様の掌」宮永愛子 人長果月 塩保朋子

ARTCOURT Gallery

大阪府大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート1F

5/7(水)~5/24(土)日月休

11:00~19:00(土:~17:00)

お釈迦様の掌080507.jpg

ユニークなメディアでの作品を発表されている3名のアーティストによるグループショーで、各々のアーティストごとに空間を分けて展示されています。

3名とも与えられた空間のポテンシャルを充分に活かし、スケールの大きな展開をくりひろげています。

山内庸資展 innerbody/outermind

GALLERY wks.

大阪府大阪市北区西天満3-14-26 中之島ロワイヤルハイツ11F 1103

5/12(月)~5/31(土)日休

11:00~19:00(土:~17:00)

山内庸資080512.jpg

スペイシーな色彩の構成が面白いです。艶やかな下地にぽっと仄かに灯るような感触も、その風景の時間性を表しているように感じられます。

山内庸資02 山内庸資03

山内庸資04

絵の雰囲気とシンクロしたようなインスタレーションも圧巻。

暗い中にさまざまなものが雑然と、しかし不思議なバランス感で配置され、壁にかかる作品と響きあってイメージを膨らませてくれます。

山内庸資01

ペインティングの恋人 Lovers of Painting 田中奈津子、渡辺紗知子、羽部ちひろ、吉田典子、樫木知子

MEM

大阪府大阪市中央区今橋2-1-1 新井ビル4F

4/30(水)~5/24(土)日月祝休

11:00~18:00

海岸通ギャラリーCASO

大阪府大阪市港区海岸通2-7-23

4/29(火)~5/18(日)

11:00~19:00

ペインティングの恋人080429.jpg

5名の若手女性ペインターがピックアップされたグループショー。それぞれに「描きたい!」という溌溂とした感触が伝わってきて、同時にまだ定まり切れていない脆弱さ、不安定さも、むしろ大きな魅力に感じられます。

MEMでは比較的小さめの作品が、CASOでは大作がずらりとならんでいました。

―想― 足立知美展

ギャラリー新居

大阪府大阪市中央区伏見町4-2-14 藤村大和生命ビルB1F

5/12(月)~5/24(土)日休

10:30~18:30(土:11:00~17:00)

足立知美080512.jpg

東京での個展が大阪へと巡回。

空間が変わると見え方も変わり、違う味わいが感じられた次第です。

1点、東京では発表されていない作品が展示されていて、やわらかい暖色を折り込みながら描かれるキャベツがメロウな雰囲気を醸し出しています。

田中秀和 sauce of abstraction

児玉画廊

大阪府大阪市中央区備後町4-2-10 丸信ビル2F

4/19(土)~5/24(土)日月祝休

11:00~19:00

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色彩の飛沫、分厚く重ね塗られた絵の具が剥落を起こして姿を表す色彩の層など、それぞれが発するエネルギーが交錯、衝突し、新たにエネルギーを生み出しているかのようなペインティングです。

痛快な抽象世界がたまらない!

3点組の作品では、それぞれに異なる風合いや色調が同一のサイズの画面で展開されています。

サイズの統一がそれぞれの世界の差異をより際立たせていて面白い!

思わず身を乗り出してそこにあるミニマムな混沌に引き寄せられていくんです。

田中秀和06 田中秀和05 田中秀和03

田中秀和07 田中秀和04 田中秀和02

田中秀和01

3つの展示室を通じて、大作がダイナミックに展示されていて圧巻。

ところどころに具体的なかたちが織り込まれ、それが発するリズム感も興味深いです。

時間が許せばもっとじっくりと眺めていたかった...接した時間だけのイマジネーションを得られるような作品です。

田中秀和09 田中秀和08

田中秀和10

in my room 2 岩井知子/羽部ちひろ/立原真理子

FUKUGAN GALLERY

大阪府大阪市中央区西心斎橋1-9-20-4F

4/19(土)~5/17(土)日月休

13:00~20:00

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3名のアーティストによるグループショー。各々が、日常が演出された空間でそのキュートさを発散していました。

CASOとMEMでのグループショーにも参加されている羽部ちひろさん。

ちいさな画面にさまざまなシーンが描き出されていて、そこから滲むかわいらしさ、キャッチーさも魅力です。

深めの色調が、落ち着いた空間に合っていました。

羽部ちひろ02 羽部ちひろ03 羽部ちひろ04

羽部ちひろ01

岩井知子さんの作品は、手法がとにかく面白い!

木にハンダごてで描くという独特の手法で、細やかにさまざまなモチーフが描き出されています。

岩井知子03 岩井知子02

岩井知子01

フタバ画廊などでも作品を拝見している立原真理子さん。

今回の3名のなかではもっともチープな空間演出のなかで、独特の滲みで展開する曖昧な光景を描いたようなドローイングが展示されていました。

それぞれの場面の物語性も面白く感じられます。

立原真理子02 立原真理子03

立原真理子01

中山恵美展「こおり」

オソブランコ

大阪府大阪市西区北堀江1-23-4 長野ビル403

5/1(木)~5/27(火)日月休

12:00~20:00(日祝:~19:00、第2土曜:~18:00)

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肌目の細かい布を染めるようにして、ふわりと穏やかに広がる色彩で紡ぎ出される風景、大きな犬の佇まい。

OギャラリーやWALLでの個展で拝見している中山恵美さんのこれまでの独特の作風はそのままに、今回の個展ではさらに、小さな花弁を画面にちりばめ、一面の白が水辺や建物を描き出している作品も出品されています。

この花弁の作品も、以前からの作品と同様に曖昧な色調を思わせるような仕上がりになっているのがたいへん興味深く、花弁という素材のかわいらしさがまた違う味わいも醸し出しています。

小川信治展 "SOUVENIR"

@コウイチ・ファインアーツ

大阪府大阪市西区江戸堀1-7-13

5/12(月)~5/31(土)日休

10:00~18:00

小川信治080512.jpg

とにかく、凄い。

もう、絵画を「楽しむ」という範疇では収められないほどの、驚嘆の技術。

おなじみの「いるはずのものがいない」油彩画と、「ないはずのものがある」鉛筆画が出品されています。

どういう作風か分かっていても、その圧倒的な精度に呆気にとられます。

小川信治01

鉛筆画は、超至近で凝視しても写真に見えて仕方がない...。

切手のなかの風景にいなかったはずの馬車が通っていたり、猫が鋭い眼光をこちらに向けていたり、そういう作品を観ていて、まさに過去を描き換えているかのような思いも湧いてきます。

ぜひ直に観てほしい展覧会です。

小川信治04 小川信治03 小川信治02

小川信治05

藤田一浩 写真展“光の泡”

graf media gm

大阪府大阪市北区中之島4-1-18

4/12(土)~5/25(日)

12:00~20:00

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さまざまな風景が滲んで、まさにタイトル通りの「光の泡」を思わせる仕上がりの写真が、伺った時間がまだ明るかったこともあり、淀川沿いの窓から明るい陽射しが射し込むギャラリーのなかにいろんな鮮やかな光を灯しているような、心地よい彩りが広がる展覧会です。

ちょっとのどが乾いたときに炭酸飲料を飲んだときのような清々しさ、爽やかさに満ちています。

松原健個展「水の中のナイフ」

eN arts

京都府京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側

5/2(金)~5/31(土)金土日のみ

12:00~18:00

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渋いです。

ひとつの画面に組み込まれる、刹那と不動。

こぼれるコップの水、ミルククラウン、炎といった常に無数の瞬間を紡ぎ出すものと、オフィス家具が晒す機能美、もといすでに機能「美」ですらないその姿が醸し出す静謐。

問われる感覚が静かに心の中に広がっていくのがなんとも気持ちいいです。

三瀬夏之介展「僕の神さま」

neutron

京都府京都市中京区三条通烏丸西入ル 文椿ビルヂング2F

5/13(火)~5/25(日)月休

11:00~23:00

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圧巻!

三瀬さんらしい、壁いっぱいの大きな画面の作品。

そこに詰め込まれる情報量が膨大なのは言うまでもないのですが、これまで拝見していたもの以上にさまざまな要素が詰め込まれ、三瀬さんの名刺代わりとも言える独特のダークさを秘めた色調と絢爛の展開で、賑やかな混沌が描き出されています。

三瀬夏之介006 三瀬夏之介005 三瀬夏之介002

三瀬夏之介003 三瀬夏之介008 三瀬夏之介007

三瀬夏之介001

「部分」を思わせる作品も。

かたちのユニークさが、壁の光景を支配しているように感じられます。

三瀬夏之介10

三瀬さん曰く「奇跡のような作品」、富士山。

偶然にこういう「しみ」が出来たのだそう。

いささかオカルト的ですが、こういう偶然性も興味深く感じられ、ここから導かれて生み出される世界も興味津々です。

三瀬夏之介11

《5/18》

村田朋泰 個展 “夢がしゃがんでいる”

平塚市美術館

神奈川県平塚市西八幡1-3-3

4/12(土)~5/25(日)月休(祝日の場合開館、翌日休。5/6開館)

9:30~17:00

村田朋泰080412.jpg

いやぁ、これを美術館でやるとは!

レトロでチープで、捕らえ所のない村田ワールド。

映像もふんだんに織り込まれ、いくつもの時空が交差する世界に紛れ込んだかのような...もはやこれはアトラクションです!

ないないのば 吉田早苗 高松伊穂

Gallery Stump Kamakura

13:00~20:00

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Gallery Stump Kamakuraを共同で運営するアーティストメンバーの村岡佐知子さんの企画による、同じくメンバーの高松伊穂さんに、吉田早苗さんを迎えて開催される2人展。

平面のみの高松さんの「輪」とさまざまなメディアを駆使する吉田さんの「階段」とのモチーフのコントラストも楽しいです。

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writer name:幕内政治
birth:1971/6/17
mail:exchamber@yahoo.co.jp