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幕内政治が覗いたおすすめアートイベント情報

《5/21》

一美里展 -MOTHER-

フタバ画廊

東京都中央区銀座1-5-6 福神ビルB1F

5/19(月)~5/25(日)

11:00~19:00(最終日:~16:00)

一美里080519.jpg

透明感溢れる青が画面いっぱいに広がる作品が、ちいさな言葉が添えられた一風変わった丸いキャプションと合わせて展示されています。

青の美しさ、瑞々しさが印象的です。

艶やかな仕上げが施されていて、それが抽象の世界に不思議な奥行きをもたらしています。

ひとつの色彩による展示の構成がやや情報の厚みに欠けるような印象も受けたのですが、涼しげな色に囲まれるのは心地よいです。

池田路世

ギャラリー椿GT2

東京都中央区京橋3-3-10 第1下村ビル1F

5/19(月)~5/24(土)

11:00~18:30(最終日:~17:00)

池田路世080519.jpg

油彩の肖像画、木彫に油彩が施されたお面、それらを配した風景の写真が展示されています。

クオリティが高いです!

ペインティングの妖しげな雰囲気も、すべて木彫りで作り込まれ、微妙な顔の凹凸も緻密に再現されたお面の存在感も、1点1点ちお対峙しているときに感じる説得力に力強さを感じます。

なかでも、お面に腕、手を加えて構成した作品が漂わせる深みが特に印象的です。

機会があれば、お面と平面、それぞれの展開での展示も拝見してみたいです。

LIGHT SCAPE 高木彩展

Gallery K

東京都中央区京橋3-9-7 京橋ポイントビル4F

5/19(月)~5/24(土)

11:00~19:00(最終日:~17:00)

高木彩080519.jpg

この色彩感が気持ちいいです。

ふわっと膨らむような、それでいてしんとただ静かに広がるような明るめのパープルに、不思議なフォルムの光が灯るような、あるいは水面に映り込む明かりのような...そういう印象の抽象の世界。

紙とキャンバス、それぞれの作品のテクスチャーの差も興味深いです。

高木さんが想い描く情景と、今回の作品との差はまだまだあるのかな、という印象も持ちます。もっと深みのある世界を観せてくれるような気がして、今後の展開が楽しみです。

<極めて明白展> 村尾成律 うらうらら 河野紋子 鹿野氏郎

Gallery Q

東京都中央区銀座1-14-12 楠本第17ビル3F

5/19(月)~5/24(土)

11:00~19:00(最終日:~17:00)

極めて明白展080519.jpg

参加されている4名のなかで、唯一はじめて拝見する村尾成律さんの作品がとにかく凄いです。

モノクロームで描かれる場面、そこに人の姿だけヴィヴィッドな色調と緻密な写実的表現で、それでいてしかもその一部が消えていたり、ありえない位置に浮遊していたりと、危うい雰囲気も鮮烈に、そして深遠に放っていて、強く印象に残ります。

TWS本郷での展開がそのまま持ち込まれている感じのうらうららさんのアバンギャルドな立体、艶やかで鋭い発色の鹿野氏郎さんのペインティング、河野紋子さんのどこかのんびりとしていてポップ、同時にメランコリックな肖像も。

渡辺香代子展

巷房・1

東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル3F

5/19(月)~5/24(土)

12:00~19:00(最終日:~17:00)

渡辺香代子080519.jpg

先日のGEISAIミュージアムで拝見した渡辺香代子さん。

個展では、落ち着いた照明により、そのウォームな色調で穏やかに、仄かに紡ぎだされていく遠い記憶のような世界がより臨場感を伴って現れているように感じられます。

渡辺香代子02 渡辺香代子03

渡辺香代子01

やさしく、やわらかなグラデーションが印象的です。

蝋燭の炎のような儚げな風合いも。

渡辺香代子04

劉孝澄 Liu XioaCheng 日照香爐生紫烟

東京画廊

東京都中央区銀座8-10-5-7F

5/21(水)~6/14(土)日月祝休

11:00~19:00(土:~17:00)

劉孝澄080521.jpg

実際に拝見すると、こんなにも印象が変わるのか...とあらためて気付かされる、ギリギリの最終日貴銀杏が印象的な油彩のペインティング。

そこに込められた、どこか達観したような風合いも心に残ります。

時間をかけてじっくりと味わいたい世界です。

《5/22》

古賀充

a・Pex

東京都渋谷区猿楽町2-12 相野谷ビル201

5/17(土)~5/25(日)月休

11:00~20:00

古賀充080517.jpg

これまでも折りに触れて拝見し、河原で拾った小石で作るちいさなオブジェがホントに素敵な古賀充さん、今回の個展では落ち葉を使った作品が発表されています。

実際に目にすると、その細やかで温かみに溢れた仕上がりにぐっときてしまいます。

落ち葉に施された緻密なカット、それによって表現される、虫たちや木々などのシルエット。

素材の素朴さと、シルエットのシャープさとが、お互いの味わいを引き立てあっているように感じられます。

古賀充02 古賀充04

古賀充03

おなじみの小石のオブジェも。

丸い木調のテーブルの上に置かれ、それだけでちいさな宇宙を作り上げています。

古賀充05

古賀充06

a・Pexは伺う度にそこに置かれているアンティーク家具が異なっていて、空間としてさまざまな表情を持っているのですが、今回はひぼひとつの色調で統一され、まるで秋の装いを感じさせてくれます。

そこに、落ち葉の作品が並び、渋くも軽やかな空間が広がり、落ち着いた感触が実に心地よいんです。

古賀さんの作品はぜひ直に拝見して、その細やかさを堪能してほしく、あわせて渋い家具に囲まれた独特の空間も合わせて味わってほしい、素敵な展示です。

古賀充01

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writer name:幕内政治
birth:1971/6/17
mail:exchamber@yahoo.co.jp