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幕内政治が覗いたおすすめアートイベント情報

淺井裕介 ぐらぐらの岩

graf media gm

大阪府大阪市北区中之島4-1-18

2/21(土)~3/29(日)

12:00~20:00

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Yusuke Asai "Guragura no Niwa"

graf media gm

大阪府大阪市北区中之島4-1-18,Nakanoshima,Kita-ku,Osaka-shi,Osaka-fu

2/21(Sat)-3/29(Sun)

12:00-20:00

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またも本領発揮!

graf media gmでの淺井裕介さんの個展、空間のなかに小屋というすこぶる個性的な場所で淺井さんが展覧会を行う、と耳にしただけでそれはもう面白いことになることは自明で。

階段の壁の展示タイトル、ここから遊び心が発散されています。題字を分解してコラージュ、そこにあるものを使うといういかにも浅井さんらしい、木みたいなシルエットがかわいらしき伸びています。

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階段の踊り場にも、もちろん。

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スペースに辿り着くと、まずお馴染みの「小屋」の壁にゆらゆら伸びてるモチーフが目に留まります。それぞれに作り手の名前がクレジットされていて、たくさんの人の関わりがそういうところからも伝わってきて楽しい!

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提示される3つのプロジェクト、まずは木の実や葉っぱ、種子などを用いたかわいくて楽しいインスタレーション。遊び心や優しさが滲んでいるように思えて、そして無邪気な感じがあったかいです。

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大阪市此花区梅香で開催されたプロジェクトの記録も。

遠藤一郎さんをはじめ、さまざまな知った顔が写真の中に登場していたりして、それはもう活気もしっかりと伝わってきた次第で。

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そして、小屋での展示。

その外側にもマスキングテープなどを使った展開がなされていたりして、この個性的な場所に対して淺井さんの好奇心がうずく感じが伝わってきます。

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小屋の入り口のも妖しげなドローイングなどが。

わずかな動線に具現化されるインスピレーション。観る側の好奇心も盛り上がってきます。

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その刹那、眼前に現れる圧倒的な光景に・・・!

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これまでも淺井さんのインスタレーションに触れる機会はあり、その都度、人が元来持っている原始的な感性、プリミティブな想像性が溢れる情景に感嘆させられてきたのですが、その独特の世界観に包まれてみたい、という欲求が叶ったことへの高揚がぐんと心を満たしていきます。

ひとつのモチーフが次のモチーフへの種となり、繋がっていく感じ。この閉じた、そしてピュアな雰囲気も醸し出す独特の空感に、さまざまな創造性がこれでもかと投げ入れられ、詰め込まれて、実に痛快な空間が作り上げられていたのが強く印象に残っています。

とにかく尋常でない情報量とその厚みにただただ圧倒された次第。全体に満ちるナチュラルな感触がなんとも心地よく、そして痛快にも感じられました。

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一旦外へ出て。。。

随所にさり気なく展示されたドローイングもなんとも言えない味わいを醸し出しています。

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とにかくこの密度で淺井さんの世界観を体感できたことが嬉しかったです。

さまざまな空間との出会いが淺井さんの好奇心に火を灯し、膨らみ続ける想像がどんどん深くプリミティブな情景を作り上げていく...淺井さんのインスタレーションに対してはそういうイメージを持っているのですが、それがこのコンパクトな空間で凄まじく濃密な臨場感を伴って提示され、それに触れられたことはたいへん貴重に思えます。

今、話題となっている別府には足を運べそうになく残念なのですが、今度はどんな場所でどんな世界が紡がれるかも楽しみです。

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