皆様、こんにちはこんばんは。
今回のex-chamber memoは、今年最後の更新ということで、年末から年明け、1/11までの展覧会をご紹介いたします。
必見、注目の展覧会も多く、なんだかんだでいろいろとてんこもりの様相でございます!
あるがせいじ展
巷房・1
http://www.spinn-aker.co.jp/kobo.htm
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル3F
03-3567-8727
12/22(月)-12/27(土)
12:00-19:00(最終日:-17:00)
<ex-chamber memo>
1968年生まれのアーティスト、あるがせいじの個展です。
身近な素材である紙に緻密なカットが施され、それを重ね、組み上げることで構築される平面的・立体的の両面においてグラフィカルな作品群。そのシャープな世界からはフューチャリスティックな雰囲気が鮮烈かつ深遠に放たれ、観る者に未知のイマジネーションを強く喚起します。
中村協子
O GALLERY eyes
http://www2.osk.3web.ne.jp/~oeyes/
大阪府大阪市北区西天満4-10-18 石乃ビル3F
06-6316-7703
12/22(月)-12/27(土)
11:00-19:00(最終日:-17:00)
<ex-chamber memo>
GEISAI #11でのグランプリ受賞で注目を集める1974年生まれのアーティスト、中村協子の個展です。
絵日記や落書きを思い起こさせるような、独特の脱力感を漂させるドローイング群。言葉や文章もふんだんに取り入れ、ユーモラスに展開させながら、さらにさまざまなコンセプトや仕掛けも随所に潜ませ、日常的な感覚も痛快に満ち溢れるキャッチーな独創的な世界が小気味よく繰り広げられます。
-Emotional Colors- はまぐちさくらこ 町田夏生
Bunkamura Gallery
http://www.bunkamura.co.jp/gallery
東京都渋谷区道玄坂2-24-1
03-3477-9174
1/2(金)-1/12(月)
10:00〜19:30(1/2、1/3:-18:00、最終日:-17:00)
はまぐちさくらこ公開制作:1/4(日)14:00-
<ex-chamber memo>
ともに1980年生まれのアーティスト、はまぐちさくらこと町田夏生が新年のBUNKAMURA GALLERYに登場します。
はまぐちさくらこはそのおおらかで天真爛漫な筆致により、キュートな混沌を力強く展開。大きな目が印象的な独特な風貌と表情のキャラクターが画面狭しとそのおてんば振りを発揮し、痛快な高揚感をもたらします。町田夏生はヴィヴィッドな色彩感で、はまぐち同様にオリジナリティ溢れるキャラクターがさまざまな仕草を見せ、その奥に潜む葛藤や虚無感といった感情を繊細に滲ませます。
はまぐちのソリッドな華やかさと町田の妖し気なメロウネスが響きあい、ヴィヴィッドな色彩が溢れるユニークな空間が創出されます。
上根拓馬展[Atlanticus/アトランティクス
GALERIA SOL
http://www005.upp.so-net.ne.jp/SOL
東京都中央区銀座6-10-10 第二蒲田ビルB1F
03-5537-6960
1/5(月)-1/10(土)
11:00-19:00(最終日:-17:00)
<ex-chamber memo>
1978年生まれのアーティスト、上根拓馬の個展です。
CGによるグラフィカルなエスキース、そしてマケットの制作と緻密に積み上げられ、再現されるダイナミックなインスタレーション。緻密に再現されるさまざまな生物の骨格や生殖器などの有機的なモチーフと幾何学的な要素を大胆に織り交ぜながら、時空を超える壮大な世界を展開します。同展ではガラスに彫刻が施された作品と大きな立体作品1点によるインスタレーションが出現します。
水野勝規展 −グレースケール・ランドスケープ−
INAXギャラリー2
http://www.inax.co.jp/gallery/
東京都中央区京橋 3-6-18 INAX:GINZA2F
03-5250-6530
1/7(水)-1/18(水)日祝休
10:00-18:00
Artist Talk:1/7(水)18:00-19:00
<ex-chamber memo>
1982年生まれのアーティスト、水野勝規の個展です。
あたかも静止画のような淡々とした映像世界。多くの作品で水面をモチーフに捉え、そこにある光や空気の表情をていねいに収めながら、深遠な時間を紡いでいきます。同展では風景をモチーフにしたモノトーンの7つの映像によって構成されるインスタレーションを発表、それぞれ見慣れた風景を掛け軸のような縦長なスクリーンに映し出し、穏やかさと荘厳さとが繊細な感性によって奏でられます。
うらうらら展
Gallery Q
http://www.galleryq.info
東京都中央区銀座1-14-12 橋本第17ビル3F
03-3535-2524
1/9(金)-1/24(土)日休
11:00-19:00(最終日:-17:00)
<ex-chamber memo>
トーキョーワンダーサイト本郷での個展での衝撃的なインスタレーションも記憶に新しい、うらうららの個展です。
過剰なまでに展開されるアバンギャルドな世界。緻密に徹底される人の姿や表情のリアリズムと、そこに危なさをダイレクトに感じさせる要素が大胆に投入される立体作品群は、圧倒的な存在感を放ち、ショッキングと表現できるほどに強烈なインパクトをもたらします。
替場綾乃展「きもちの漂流
GALLERY MoMo Ryogoku
http://www.gallery-momo.com/
東京都墨田区亀沢1-7-15
03-3621-6813
1/10(土)-1/31(土)日月祝休
11:00〜19:00
Reception:1/10(土)18:00-20:00
<ex-chamber memo>
1984年生まれのアーティスト、替場綾乃の個展です。
キャンバスだけでなく、さまざまな仕草の女の子のシルエットやガーリーなモチーフを象った合板パネルを支持体に繰り広げられるユニークな世界。そこに繰り広げられるペインティングは、緻密なレース模様やパターンにアグレッシブな筆致も織り交ぜ、豊かな風合いが奏でられます。同展では2007年に開催された「forerunners & four eggs展」以降に制作された作品を発表、本来のポップさに加え、より内省的な響きももたらされる深遠なクリエイションが提示されます。
杉浦慶太 「森 -Dark Forest-」
CASHI
http://cashi.jp
東京都中央区日本橋馬喰町2-5-18-1F
1/10(土)-1/31(土)日月祝休
11:00-19:00
Opening Reception:1/10(金)18:00-
<ex-chamber memo>
2008年開催のGEISAIミュージアム#2と同年秋のGEISAI11での連続受賞で注目を集めるアーティスト、杉浦慶太の個展です。
鬱蒼とした森林などの風景が持つ、深い静謐を伴った表情を捉える写真群。大判のマット紙に出力印刷されるシャープで繊細な世界は絶妙な濃淡とコントラストによって構築され、写真とは異なる質感で観る者を圧倒し、同時に現実へのアンチテーゼも鋭く、力強く提示します。
大舩真言展 -Prism-
neutron tokyo
http://www.neutron-tokyo.com
東京港区港区南青山2-17-14
03-3402-3021(代表)
1/10(土)-2/1(日)月休
11:00-19:00
<ex-chamber memo>
主に関西をベースに活躍するアーティストのハイクオリティなクリエイションをコンスタントに紹介し続ける京都のneutronが2009年にいよいよ東京へ進出し、青山に新たなスペースをオープン。そのこけら落としとして、1977年生まれのアーティスト、大舩真言が登場します。深遠な色彩によって、内省的に響く重厚な世界。岩絵の具の細かな粒子が放つ繊細なきらめきや陰影が、そしてそれらの集積が紡ぐグラデーションが壮大なスケール感を生み出し、荘厳な世界へと鑑賞者の心を誘います。同展ではそれぞれのフロアで大舩のインスタレーションが構築され、豊かなダイナミズムを伴う空間が展開されます。
田中秀和「camouflage」
児玉画廊|東京
http://www.kodamagallery.com/
東京都港区白金3-1-15-1F
03-5449-1559
1/10(土)-2/14(土)日月祝休
11:00-19:00
<ex-chamber memo>
1979年生まれのアーティスト、田中秀和の個展です。
ダイナミックな筆致で展開されるシャープな抽象画。鋭い意志を持つように感じられるケレン味のない線や何層にも重ねられた絵の具の塊の部分の剥落が見せるミニマムな情景など、クールさとホットさを同時に持ち合わせながら、アバンギャルドでアブストラクトな世界を独創的なアプローチで構築します。
Antenna solo exhibition トコ世ノシロウツシ
TSCA Kashiwa
http://tsca.jp/
千葉県柏市若葉町3-3
03-6675-7965(ギャラリー事務局)
1/10(土)-2/28(土)日月祝休
12:00-19:00
<ex-chamber memo>
2002年より京都を拠点にユニークな活動を繰り広げるアーティストグループ、ANTENNA(アンテナ)の展覧会です。
愛くるしい顔と、富士山や梅干しといったモチーフを身に纏う「ジャッピー」をメインキャストに据えて繰り広げられる、荘厳さとユーモアとが同時に押し出されるシュールな世界。メンバーのスキルとセンスが縦横に駆使され、多岐のメディアを横断し徹底したディテールの作り込みによって展開するストーリーには、分厚い説得力がもたらされ、幻想と現実の狭間を曖昧にし、不思議な時間へと誘います。
<編集後記>
この他にも、興味深い展覧会が目白押しです。
年内だと代官山ヒルサイドフォーラムで開催される美術大学の学祭での優秀展示をピックアップするTHE SIX、年明けには資生堂ギャラリーでの宮永愛子さんの個展(今年は宮永さんの名前を目にすることが多そうです!)、ラディウム-レントゲンヴェルケでは静岡県立美術館での内海聖史さんのインスタレーションの再登場、ケンジタキギャラリー東京やタロウナス、Gallery惺SATORUでのグループショーも面白そう、そして何より、今回が最後となるART@AGNESも控えています。
そして僕の2009年の最初のイベントが歯の外科治療だったりします!腫れるらしいです!
writer name:幕内政治
birth:1971/6/17
mail:exchamber@yahoo.co.jp
<ブログ>
http://ex-chamber.seesaa.net/
※こちらも宜しくお願いします!