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ex-chamber memo

皆様こんにちはこんばんは。
今週はなんといっても京都!小山登美夫ギャラリーとタカ・イシイギャラリーの新たなスペースがいよいよオープンします。児玉画廊も一足先に大阪から移転したり、mori yu galleryもリオープンしたりと、この秋一気に賑やかになってきた京都のアートシーン、観て回る身としてはさて大変、と嬉しい悲鳴を挙げている次第です。そんな今回のex-chamber memo、14の展覧会をご紹介いたします!

美濃部知世 作品展【孵花】
GALLERY b.TOKYO
http://www.dragonz.com/gallery_b/
東京都中央区京橋3-5-4 第1吉井ビルB1
03-5524-1071
11/17(月)-11/22(土)
11:00-19:00(金:-21:00、最終日:-17:00)
<ex-chamber memo>
1985年生まれのアーティスト、美濃部知世の初の個展です。
  アクリル絵具や色鉛筆などを用いて描かれる、繊細で幻想的な情景。静かに湧き起こるイメージに反応し、枝や茎が伸びるかのように即興的に画面にもたらされる線により、淡く儚げな風合いの世界が紡ぎ出されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

吉田嘉名「おいらんど」
IAO Fine Arts
IAO Fine Arts http://www.ginza-museum.org
東京都中央区銀座4-5-16 銀座四丁目ビル8F
03-3571-0123
11/18(火)-11/28(金)日祝休
11:00-18:00

<ex-chamber memo>
1983年生まれの新進のアーティスト、吉田嘉名の個展です。
  鮮やかな赤系統の色彩でヴィヴィッドに紡ぎ出される妖艶なシーン。緻密な線描とくっきりとした色面、さらにラメなども大胆に画面に取り入れながら、ときにジャポネスクな風味も織り交ぜつつ幻想的でエロティックな情景を展開、観る者の意識を引き込む艶やかでポップな魅力に満ちた世界が提示されます。

幻日の箱 大島梢 野田幸江
IID GALLERY
http://www.r-school.net/
東京都世田谷区池尻2-4-5
03-5481-9011(受付)
11/18(火)-11/30(日)月休(祝日の場合開廊、翌日休)
11:00-19:00(最終日:-17:00)
問い合わせ先:CAT 03-5252-5252
Reception:11/18(火)18:00-20:00
ワークショップ:野田幸江→11/23(日)13:00-15:00
         大島梢→11/30(日)13:00-16:00


<ex-chamber memo>

ともに1978年生まれのふたりの女性アーティストをフィーチャーした展覧会です。
  ストイックな細密画で注目を集める大島梢は、生物から風景までさまざまな自然物を大胆な縮尺感でダイナミックに織り込み、夢の断片を切り取ったかのような大胆さを感じさせる独創的な世界を展開。野田幸江はレイヤー的なアプローチなどを駆使しながら魑魅魍魎とした情景を描き、空間にダイレクトに作用する深遠な世界を繰り広げます。同展ではNPO団体CATのコレクションによって構成され、大島は立体を含む6点の近作、野田は2005年制作の「祈りと制作」を展示。ワークショップも行いながら、それぞれのクリエイションを体感する機会が提供されます。

玉井健司「重力亀」
ZENSHI
http://www.zenshi.com/
東京都江東区清澄1-3-2-6F
03-3630-4709
11/18(火)-12/20(土)日月祝休
12:00-19:00

<ex-chamber memo>
1968年生まれのアーティスト、玉井健司の2年振りの個展です。
  これまで主に写真作品を製作、ときにユーモラスさも交えながら、そこに現れる美しさ、力強さを引き出してきましたが、同展では初となる絵の具を使った作品を発表。支持体に絵の具の吸い込みを伴わない建築素材などを用い、絵の具の物質感が強調される画面が創り出されます。また、ギャラリー全体を覆い尽くすインスタレーションも展開され、これまでとは異なる玉井の斬新な世界が展開されます。

 

 

 

 

 

 

 

ArtGaia Exhibition 芹田紀恵展 nude / next world
アートガイア・ミュージアム東京
http://www.artgaia-museum.jp
東京都品川区上大崎3-1-4 RE-KNOW目黒
03-5447-3077
11/19(水)-12/4(木)火休
11:00-19:00

<ex-chamber memo>
日本画材によって女性像を主に描く芹田紀恵の個展です。
  淡々とした静かな色彩と繊細な稜線とにより、独特の深みを醸し出す女性像。穏やかな表情やすらりとした肢体で魅せる穏やかな仕草、そこから滲み溢れる風合いは一様に落ち着きに満ちて、儚げな感触も醸し出しながら、洗練された時を緩やかに刻んでいきます。

 

 

 

 

 

阿部未奈子展
BASE GALLERY
http://www.basegallery.com
東京都中央区日本橋茅場町1-1-6 小浦第一ビル1F
03-5623-6655
11/20(木)〜12/20(土) 日祝休
11:00〜19:00

<ex-chamber memo>
1974年生まれのペインター、阿部未奈子の同ギャラリーでは2年ぶりとなる個展です。
  PCに取り込んだ風景写真を基に、そこに歪みを加えて独創的な解釈で諧調に分解し、ヴィヴィッドな色面構成で組み替えられた光景。鋭く立ち上がるエッジをもつ色面によって構築されるグラフィカルな世界からは強烈に観る者の意識を引き込むダイナミズムがもたらされ、硬質な奥行き感がおおらかで且つポップなシュールさを奏でます。

桑原正彦展「窓」
小山登美夫ギャラリー 京都
http://www.tomiokoyamagallery.com/
京都府京都市下京区西側町483(西洞院通六条下ル)
11/20(木)-12/27(土)日月祝休
12:00-19:00
Opening Reception:11/20(木)18:00-20:00

<ex-chamber memo>
1959年生まれ、小山登美夫ギャラリーの開廊当初から同ギャラリーで作品を発表し続けるアーティスト、桑原正彦の個展が、京都に新たにオープンされるスペースのこけら落としとして開催されます。
  キュートにデフォルメされたさまざまな動物のキャラクター、あるいは幻想的な淡い色彩を背景に、艶かしさの裏側に憂いや儚さなどを潜ませるような表情を浮かべる女性。それぞれにぱっと目に飛び込んだ瞬間のキャッチーさの奥に潜む社会性が、描かれる世界に奥行きを与えます。


法貴信也展
タカ・イシイギャラリー 京都
http://www.takaishiigallery.com
京都府京都市下京区西側町483(西洞院通六条下ル)
075-353-9807(11/20より運用)
11/20(木)-12/27(土)日月祝休
12:00-19:00

<ex-chamber memo>
1966年生まれ、現在は京都を拠点に活動するアーティスト、法貴信也の個展です。
  同展ではアルミニウム板に描かれた大型の油彩作品3点とドローイングによる大作2点を発表。まったくのフリーハンドによる点と線とで繰り広げられるドローイングは、ひとつのストロークに2本の線がほぼ平行して走る「2本画」というアプローチも駆使しながら、そこに投入されるさまざまな要素の関係性に絶妙な奥行きをもたらし、おおらかな躍動が画面から発せられます。

 

コイズミアヤ −瘡蓋の中−
Gallery Jin Projects
http://galleryjin.com
東京都台東区谷中2-5-22 山岡ビル1F
03-5814-8118
11/21(金)-11/30(日) 火休
12:00-19:00(最終日:-17:00)

<ex-chamber memo>
1971年生まれ、ちいさな空間にユニークな世界を作り上げるアーティスト、コイズミアヤの個展です。
  これまで階段や階層が構築された箱や筒の作品を制作し、壁に小さく取り付けられた入り口や窓から覗かれるミニチュアの景色は深い静謐に満ちた空間を紡ぎ出してきましたが、同展では「瘡蓋の中」という内側のイメージを基に、細胞と身体の関係性を思わせる、単純なパーツによって組み上げられる構造体作品が発表されます。


“白”展 The White 大西伸明 セルジオ・カラトローニ 樋口明宏 彦坂敏昭 ローラ・ランカスター
MA2 Gallery
http://www.ma2gallery.com/
東京都渋谷区恵比寿3-3-8
03-3444-1133
11/21(金)-12/20(土)日月祝休
12:00-19:00
Opening Reception:11/21(金)18:00-20:00

<ex-chamber memo>
2008年はこれまで「BLACK,WHITE & GRAY」「ゼロの庭」と、空間全体がモノトーンの静謐に満たされた感触が印象的な展覧会を開催してきたMA2 Gallery。本年最後のグループショーは、もっともプリミティブかつさまざまなイメージがオーバーラップする「白」という色をテーマに据え、国内外の5名のユニークな個性をパッケージした展覧会です。
  複雑な工程を経て精緻な混沌を生み出す彦坂敏昭、身近なものを再現し、モノの存在について静かに問いかける大西伸明ほか、樋口明宏、Sergio Calatroni、Laura Lancasterがそれぞれの解釈による「白」を紡ぎます。

茂木雅代ディレクション「Wall Swap」黒田潔 中西宗平
GALLERY SIDE2
http://www.galleryside2.net
東京都港区東麻布2-6-5 タトルビル1F
03-6229-3669
11/22(土)-12/6(土)日月祝休
11:00-19:00

<ex-chamber memo>
インテリアスタイリストとして活躍する茂木雅代のディレクションで、グラフィックの黒田潔と建築の中西宗平を迎え、壁面の変化を考えるユニークな展覧会が開催されます。
  昆虫や髑髏、女性の肢体など、さまざまなモチーフを描く黒田によるポップなグラフィカルワールド、中西の建造物構造を思わせる棚や茂木のセレクションによる家具や小物、壁紙など、3者のクリエイティビティが重なり響きあうことでアートの思考が生きる空間が創出されます。

森淳一 minawa
void+
http://www.voidplus.jp/
東京都港区南青山3-16-14-1F
03-5411-0080
11/22(土)-12/20(土)日月祝休
14:00-19:00(土:12:00-)
Reception:11/21(金)19:00-21:00

<ex-chamber memo>
1965年生まれの彫刻家、森淳一の個展です。
「水」や「泡」をモチーフに、大理石や木を素材とした彫刻を制作。信じられないほどに繊細な際どさを持つフォルムの作品は、まさにモチーフの儚げな風合いを引き出し、そのかたちが消え去る一瞬に現れる陰影の、脆さの裏に秘める美しさを感じさせてくれます。同展では、一連の作品の基となったレオナルド.ダ・ヴィンチの1枚のデッサン画をモチーフにした新作の木彫作品が発表されます。

竹川宣彰展
オオタファインアーツ
http://www.otafinearts.com/
東京都中央区勝どき2-8-19 近富ビル4B
03-6273-8611
11/22(土)〜12/20(土)日月祝休
11:00〜19:00
Opening Party:11/22(土)18:00-

<ex-chamber memo>
1977年生まれ、ユニークなアプローチでさまざまな展開を繰り広げるアーティスト、竹川宣彰。同ギャラリーではおよそ1年半振りの個展です。
  前回の個展では棚に並ぶ手鞠により、空間に鮮やかな色彩とやさしい風合いで満たされるインスタレーションを行いましたが、同展では無数の階層で家系図を連想させる緻密なペインティングのシリーズを、ダイナミックなインスタレーションとともに発表。そこにたゆたう壮大な時間の蓄積を、深遠に提示します。

森北伸 anyway... the world is changing
白土舎
http://www.h3.dion.ne.jp/~hakuto/
愛知県名古屋市中区錦1-20-12 伏見ビルB1F
052-212-4680
11/22(土)-12/20(土)日月祝休
11:00-19:00

<ex-chamber memo>
1969年生まれのアーティスト、森北伸の1年振りの個展です。
  昨年の個展では、針金のような線で描かれる人や景色などによって紡がれる、壮大な物語性が印象深い作品が発表されましたが、今回は、この夏のart in mino'08における穴と塩の建物の立体と壁画とで構成されるインスタレーションの制作を経て取り得たイメージを基に、これまでとはまったく異なる風合いの世界を提示。鮮やかでポップな色彩により、軽やかなポップさに加え、とそこに潜むシュールさも際立つ世界が繰り広げられます。

<編集後記>
さて、いかがでしたか?
この週は他にShonandai MY Galleryでの3人展、GALLERY KINGYOでの平川正さんの個展、BUNKAMURA GALLERYでの鈴木雅明さんの個展、そして昨年に続いて開催される東京美術倶楽部でのTOKYO CONTEMPORARY ART FAIRなど、楽しみな展覧会が行われます。

writer name:幕内政治
birth:1971/6/17
mail:exchamber@yahoo.co.jp
<ブログ>
http://ex-chamber.seesaa.net/
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