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2008年7月2日
VOL.187

 

「タカの部屋」に笠原美智子氏登場!エディション ワークスから6名の作家を紹介。ほか

日常に魔法をかける作家、照屋勇賢さんの新作作品はチェック済みでしょうか?
「ピストル」と「包丁」という無骨なオブジェにさりげなくとりつけられているのは、沖縄に生息するオオゴマダラという蝶の金色に輝くさなぎ。 「夜明け(Dawn)」と名づけられた一連の作品は夜明けと共に空に飛び立っていった蝶の姿を想起させます。これら写真作品のモチーフになっているのは同名の立体作品で、現在原美術館で開催中の「Art Scope 2007/2008」展(〜8/31)でご覧になれますよ。

さて、今週のタグボートは人気作家の新着作品が目白押し!新規参加の版画工房エディション
ワークスからは前川知美、山口藍、吉澤美香、上野恵利、伊藤誠らの版画作品。山本現代からは
宇川直宏が初登場!どうぞお楽しみください。

contents
新着作品のご案内
・圧倒的なスケール感で人気を博す作家クリストをご紹介!
・個性的な作家が多いエディション ワークスから、6名の作家登場!
・個展開催中の宇川直宏。新作を入荷!!
NEWS & TOPICS
・前回好評だった「タカの部屋」に、都写美の笠原美智子氏が登場!!
新着作品のご案内

圧倒的なスケール感で人気を博す作家クリストをご紹介!

妻のフランス人美術家、ジャンヌ=クロード(Jeanne-Claude Denat de Guillebon、1935年6月13日モロッコ生まれ)とともに「クリスト&ジャンヌ=クロード」(Christo and Jeanne-Claude)の名で活動している彼の「作品」は、一言で言えば「梱包」です。塗料の入った缶を画布で包んだのを最初に、雑誌、家具、自転車、女性など手近なものを次から次へと梱包していきました。見た者は、人工的な色の布で自然の風景が変わることや、見慣れた都会の風景が梱包で一変することに新鮮なショックをうけました。
そんな彼の作品を2点ご紹介します。

個性的な作家が多いエディション ワークスから、6名の作家登場!

エディション・ワークスはリトグラフの工房としてスタートし、その後、銅版画・シルクスクリーン・木版画・デジタルプリントと徐々にその版種を増やし、幅広い表現を求めてきました。国内外問わず、活躍の幅が広い作家が多いエディション・ワークス。6名の作家のそれぞれの版画表現を感じてみてください。

<伊藤誠>
FRP(繊維強化プラスティック)、ゴム、ステンレス、鉄など、現代の生活空間で毎日つきあっている素材を使い、現実の空間がぐるりとでんぐり返ったような、不思議でユーモラスともいえる空間を作りだしています。

伊藤誠作品はこちらから

<吉澤美香>
彼女の絵を見て、速度感というものを感じない人はいないと思います。平面の上に絵の具が乗せられたり、ふき取られたりするスピードがあまりに速く、絵の具が染み込む時間さえ与えられなかったかのように、そこに残された形は、存在感と非存在感がくるくると入れ替わりながら立ち上がってきます。

吉澤美香作品はこちらから

<前川知美>
「一番描きたいものは、時間と動きを伴った空間」と語る、前川知美。彼女は私たちの日常から、ほんの少し視線をはずしたところにある、見過ごされてしまいそうな驚きに対してとても敏感です。そしてその驚きの元が何であるか、あらゆる角度から見つめ、とことん分析し、何よりもそれを愛でています。

前川知美作品はこちらから

<山口藍>
近世の歴史風俗を背景に、山口が創作した設定を与えられた少女たちの表情や仕草は、その幼さゆえの無知からくる純粋な強さ、不安感、そしてエロティシズムを感じさせます。それらのアニメタッチで現代的な表現が、古い日本文化の事物や、文様などの装飾に溶け込むさまは、強い物語性をうかがわせるとともに、見る者の心の深いところにある思いを投影させてしまうような力をもつと言われています。

山口藍作品はこちらから

<上野恵利>
「ひとつの命は何のために生まれて来たのかわからない。私はただその営みに近づくために、宇宙の始まりに近づくために、創作をし続けていくべきだと思った。」そのように語る彼女は、独特な世界観を持ち合わせています。

上野恵利作品はこちらから

<ドナルド・バチェラー>
彼の作風はしばしば「子供の落書きのようだ」と、評されていますが、その制作姿勢は、とても冷静、緻密であると言われています。そんな彼の表現方法は、今の日本の若い現代美術作家に深い影響を与えています。

ドナルド・バチェラー作品はこちらから

個展開催中の宇川直宏。新作を入荷!!

先週号でも紹介した宇川直宏。彼の展覧会が7月19日(土)まで開催中ですが、今回新たに彼の作品を入荷しました。
海外でのグループ展での活躍も目覚しい彼の作品を、是非この機会に手にしてみてはいかがでしょうか。

宇川直宏作品はこちらから

News & Topics

前回好評だった「タカの部屋」に、都写美の笠原美智子氏が登場!!

東京都写真美術館事業企画課長、明治学院大学非常勤講師として活躍されている、笠原美智子(カサハラ ミチコ)氏。彼女は、1957年、長野県生まれ。明治学院大学社会学部卒、シカゴ・コロンビア大学修士課程修了(写真専攻)され、帰国後、東京都写真美術館準備室に入室。13年間の勤務の後、現在は東京都現代美術館に学芸員として勤務されています。そんな彼女と鷹野隆大が「いい男」をテーマに語ります。

ご興味のある方は、是非サイトからご予約下さい。

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