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クリスト ストアフロントより大量新入荷!

その出発点は、身近なオブジェ プロジェクトとそこから生まれた作品 プロフィール

2011年、秋。東京、上野池之端にオープンしたアートスペース、ストアフロントより、クリストの直筆サイン入り・作品のご紹介です。
ストアフロントのオーナー柳正彦さんは、長年、クリストとジャンヌ=クロードの傍でプロジェクトの準備、実現に関ってきた人物。
プロジェクトの準備段階にクリストが描いたドローイングをオフセット・リトグラフ技法で再現したプリント作品のご紹介です。
厚手の水彩・版画用紙に刷られ、クリストの直筆サインが鉛筆で入っています。ドイツで制作されたオープン・エディションのものですが、直筆サイン入りのものは稀少です。


マスタバ、アラブ首長国連邦・アブダビのプロジェクト / オーバ・ザ・リバー、コロラド州アーカンザス川のプロジェクト
ゲート、ニューヨーク市セントラルパーク、1979-2005 / ウォール、1万3000個のドラム缶、ドイツ・オーバハウゼン・ガソメーターのプロジェクト
包まれた木立、スイス・リーヘン、バイエラー財団美術館とベロウアー公園、1998-99 / 包まれたライヒスターク、ベルリン、1971-1995
アンブレラ、日本=アメリカ合衆国、1984-1991 / 囲まれた島々、フロリダ州グレーター・マイアミ、1981−1983

 

Photo:Wolfgang Volz,©Christo,2008

「マスタバ、アラブ首長国連邦・アブダビのプロジェクト」
クリストは現在2つのプロジェクトに取り組んでいます。1つはアメリカ・コロラド州を舞台にした「オーバー・ザ・リバー」。もう一つはアラブ首長国連邦を舞台にした「マスタバ」です。
「マスタバ、アラブ首長国連邦のプロジェクト」は、砂漠の中に41万個のドラム缶を水平に積み上げて、巨大なストラクチャーをつくるものです。その大きさは、高さ150メートル、奥行き225メートル、幅300メートルになります。
クリストとジャンヌ=クロードが、このプロジェクトを開始したのは1977年のこと。残念なことに、まだ実現の目処はたっていませんが、ここ数年のあいだも、クリストは頻繁にアブ・ダビを訪れ、地道な交渉活動を続けています。








販売作品

 

「オーバ・ザ・リバー、コロラド州アーカンザス川のプロジェクト」
「オーバー・ザ・リバー、コロラド州アーカンザス川のプロジェクト」はロッキー山脈を流れる川の68キロメートルの区間に、総延長9.5キロメートルにも及ぶ布を水平に張ってゆくものです。布は水面よりは最低でも2.4メートル以上上に張られるため、川に沿う道路を走りながら、布の連なりを上方から鑑賞するだけでなく、川縁を歩いたり、ボートで川下りをしながら、布を下方から眺めて楽しむこともできます。


Photo:Wolfgang Volz,©Christo


販売作品

 

「ゲート、ニューヨーク市セントラルパーク、1979-2005」
マンハッタンの中央に位置するセントラルパーク内の遊歩道、37キロメートルに、サフラン色の布を垂れ下げた樹脂製のゲートを合計7503基設置していったプロジェクトです。 1964年からニューヨークに住むクリストとジャンヌ=クロードは、ニューヨーク近代美術館を包む計画など、マンハッタンを舞台としたプロジェクトを幾つか提案しましたが、実現に至ったのは「ゲート」だけでした。
プロジェクトが実現したのは厳冬の2月中旬でした。マイナス10度を下回る日や大雪の日も含め、14日の展示期間中、セントラルパークはニューヨーカーと世界中からの訪問者であふれていました。


Photo:Wolfgang Volz,©Christo,2005

販売作品

 

「ウォール、1万3000個のドラム缶、ドイツ・オーバハウゼン・ガソメーター、1999」
布を使って景観を変貌させるプロジェクトの影にかくれがちですが、ドラム缶を積み上げてつくるストラクチャーも、クリストとジャンヌ=クロードが長年続けてきている仕事です。パリ時代の二人の代表作の一つは、1961年に制作された89個のドラム缶を積み上げ、パリの小径を封鎖した「ドラム缶の壁、鉄のカーテン」でしたが、その発展形とも呼べるのが、1999年にドイツで作られた「ザ・ウォール」でした。使われなくなった円柱形のガスタンクを改装した展覧会スペースの内部に作られた壁のサイズは高さ26メートル、幅68メートル、奥行き7.23メートルあり、使われたドラム缶の数は1万3000個でした。
ほの暗い巨大展示空間に出現したマルチカラーの“壁面"を訪れた観客の数は、半年間で39万人にもおよびました。


Photo:Wolfgang Volz,©Christo,1999

販売作品

 

「包まれた木立、スイス・リーヘン、バイエラー財団美術館とベロウアー公園、1998-99」
バーゼル郊外にあるバイエラー財団美術館と隣接する公園のなかの立木、178本を日本の寒冷紗のような生地で包み込んだプロジェクトです。クリストとジャンヌ=クロードは、1968年にパリ・シャンゼリゼ大通りの木立を包むプロジェクトを提案しましたが、許可を取ることができませんでした。「その時のアイデアが、約30年後に、場所を移して実現したと」、当時二人は語っていました。プロジェクトが実現した時、スイスは大寒波に襲われ、大雪に見舞われた日もありました。にもかかわらず、早朝から夜遅くまで、プロジェクトを訪れる人並みが途絶えることはありませんでした。


Photo:Wolfgang Volz,©Christo,1998

販売作品

 

「包まれたライヒスターク、ベルリン、1971-1995」
旧東西ベルリンの境界線に立つこの歴史的な建築物を包む許可をドイツ連邦議会から勝ち取るまでに、クリストとジャンヌ=クロード20年以上にわたる地道な交渉活動を続けました。
14日間だけ存在したこのプロジェクトを鑑賞するために、ドイツ国内、ヨーロッパ諸国はもとより、世界中から集まった来訪者数は500万人にも及びました。


Photo:Wolfgang Volz,©Christo,1995

販売作品

 

「アンブレラ、日本=アメリカ合衆国、1984-1991」
日本とアメリカ合衆国のジョイント・プロジェクト。
茨城とカリフォルニアに、同時に、巨大な傘(直径8.66メートル、高さ6メートル)を計3100本立てたプロジェクトでした。水の豊かな日本側には青色の、一年の半分は牧草までも乾いてしまうカリフォルニア側には黄色の傘が使われました。




Photo:Wolfgang Volz,©Christo,1991

販売作品

 

「囲まれた島々、フロリダ州グレーター・マイアミ、1981−83」
湾内に点在する11の島々を水に浮く、ピンク色の布で取り囲んだ作品は、日本を含む世界各国のテレビや新聞・雑誌で紹介されクリストとジャンヌ=クロードの仕事を、広く一般に人々に広めるきっかけとなりました。


Photo:Wolfgang Volz,©Christo,1983

販売作品