トップページ > 注目の作家特集 > ART GUIDE掲載作品| 米田知子 TOMOKO YONEDA

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●TAGBOATのフリーマガジン tagboat TOKYO | ART GUIDE

記憶や歴史など、目には見えないものをテーマに作品を発表してきた写真家・米田知子。
ジャーナリスティックな視点を交えながらも、見る側に自由な想像や解釈の余地を与える暗示的な作品は、国際的に高く評価されている。
7月20日より東京都写真美術館での個展がいよいよ開催。
タグボートでは、展覧会にも出品されている代表的シリーズを中心にご紹介します。
展覧会とあわせて、ぜひ、チェックしてみてください。

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米田知子
1965年 兵庫県生まれ。ロンドンを拠点に活動。
1991年ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修士課程修了。
主な個展に、2011年「Japanese House」シュウゴアーツ(東京)、2008年「終わりは始まり」原美術館(東京)など。
●公式サイト


『between visible and invisible』

通称「眼鏡」シリーズと呼ばれている「between visible and invisible」。
20世紀を代表する著名な知識人たちの書簡やノートなどを、彼らが実際に使っていた眼鏡を通して写真に撮った作品。
史実からでは見えてこない彼らの私的な生活を垣間みるよう。

《Between visible and invisible》

2008 ed.-/7
ゼラチンシルバープリント
75.0×75.0cm
525,000円

『one plus one』

北アイルランド紛争の舞台を捉えたシリーズ。
子供 たちが無邪気に遊ぶ日常生活の中にも紛争の歴史は刻まれ残っている。

『KIMUSA』

ソウルにある元韓国国軍機務司令部だった建物の内部を写したシリーズ。
外部と遮断されている壁や窓などを撮影し、そこが秘密の諜報機関だったことを象徴的に表現する。
そこで何が行われていたのか。見るものの想像力をかきたてる。

《KIMUSA 26》

2009 ed.-/10
Cタイププリント
65×83cm
460,000円

《KIMUSA 12》
2009 ed.-/10
Cタイププリント
65×83cm
460,000円

《KIMUSA 24》
2009|ed.-/10
Cタイププリント
83×65cm
460,000円

米田知子展覧会開催情報

 『暗なきところで逢えれば』
  東京都写真美術館 2階展示室
  7月20日(土)-9月23日(月・祝) 10:00-18:00/ -21:00(木・金) 月休(祝日開館、翌日休館)

本展では、初公開の新作や映像作品、近年の代表作、とりわけ日本や世界の近代化における記憶や歴史をテーマにした作品を中心に構成される。
果たして「暗なき世界」は存在するのか。米田の作品を通して探る。
●展覧会詳細情報




 

 

 

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「サハリン島」より《北緯50度、旧国境》2012年 作家蔵