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Pick up! Emerging Artist 新進作家ピックアップ

vol.6 丹野直人 TANNO NAOTO

タグボートスタッフが独自に発掘した若手作家を定期的に紹介してゆくピックアップ第6弾。
2009年タグボートアワードでグランプリを受賞したTAOこと丹野直人をご紹介します。
※昨年12月に西武渋谷店で開催された“シブヤスタイル Vol.4” にて展示された新作3点を追加しました。(2011.01.19)

PROFILE

profile丹野直人(TAO)1980年 北海道生まれ

SOLO EXHIBITION
2010年 "石の海"、Nroom artspace、東京
2009年 "呼吸"、Gallery Teo、東京
2008年 "NERVA SISTEMO"、Bukamura Gallery+、東京
GROUP EXHIBITION
2010年 "Emerging Contemporary Artists of Japan 2010"、2/20Gallery、ニューヨーク
  "現代美術アーティストファイル 出版記念展"、Art Box Gallery、東京
  "Weekend Australian Art Melbourne 2010"、Royal Exhibition Building、メルボルン
2009年 "PIECE OF JAPON"、パリ
  "ART HK09"、HONG KONG CONVENTION AND EXHIBITION CENTRE、香港;
  "TAGBOAT SPRING AWARD 2009"、クレアーレ青山、東京
  "CALM&PUNK PERSPECTIVE 2009 SPRING"、CALM&PUNK GALLERY、東京
  "GEISAI"#12"、東京ビッグサイト、東京
2008年 "GEISAI MUSEUM #2"、東京ビッグサイト、東京
  "9th SICF"、spiral、東京
AWARDS
2009年 TAGBOAT SPRING AWARD 2009 グランプリ

STATEMENT

北海道の自然に恵まれた土地で育ち、20代になって初めて目の当たりにした都会の喧噪に衝撃を受けました。

自分よりも遥かに大きい建物、そこから発せられる光。
光と闇のコントラスト

人工的なものを見たとき、ただただ圧倒されるばかりでした。
そして自然とは真逆のような、”有と無”のような存在なのかと思っていました。

都会に長く住むにつれ、建物や光に対して”自然と人工”=” 有と無”という事に違和感を感じはじめました。じっと見つめていると何か静かに、 だけど力強く呼吸をしているようような気がするのです。”無”ではないと。それは人工物が人の手によってつくられたものであり、 人が集う。そのエネルギーがほんの僅かだが感じられるのではないだろうか。”自然と人工”=” 動と静”ではないだろうか。

ほんの僅かだからこそ、違和感を感じ、興味惹かれ、想像力が膨らむ。
それから光と闇、建物などをテーマに作品を描き始める。

光や闇は見るものに想像力を与え、過去の情報を分解し、自分の内で未来のようなものを構築する。

建物は未来だったものが構築されて現実を映し出し、自分の内で過去の断片として分解される。

私はそれらをつなぐ線(今)を描きたい。

丹野直人