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伊島薫 特集 / Ijima Kaoru

Landscapes with a Corpse 最後に見た風景

「最後に見た風景 - Landscapes with a Corpse」は、伊島が1993年から継続しているプロジェクトで、女優、モデルとコラボレーションを行い、 “理想の死”のロケーション、服装、死に方などを綿密にセッティングし撮影した作品です。「“死”とは人間の“生”の一部である」と断言する伊島の作品は、 恐怖と紙一重に美しさが同居し、ジル・サンダーやアレキサンダー・マックイーンなど有名ファッションブランドを 身にまとったモデルの死体姿はまるで映画のワンシーンのように思えます。 伊島はこのプロジェクトに取り組むうちに、自分自身がとても死を恐れているということを改めて自覚したと言います。 そしてその死の恐怖を克服する上で、生きるためのより所として自分自身のための宗教が必要だったとも。

一つ太陽 - One Sun

「一つ太陽 - One Sun」は、ここ数年伊島が精力的に世界中のあらゆる場所に出向き、太陽の一日の軌跡を追ったシリーズです。 人間がコントロールすることのできない厳しい自然界に対峙し、魚眼レンズで日の出から日の入りまで一日かけて太陽の軌跡を追ったこのシリーズは、 太陽の荘厳な美しさをたたえる伊島の畏敬の念が写し出されています。

伊島薫

Ijima Kaoru

1954年、京都生まれ。
東京を拠点に、ファッションや広告の分野で活動しながら、同時に自身の作家活動も精力的に行い、国内外で作品を発表。 94年には『zyappu』というファッション雑誌を創刊し、誌面上で「連続女優殺人事件」写真シリーズとして 「最後に見た風景――Landscapes with a Corpse」を発表。そのプロジェクトは現在まで継続中。
今回タグボート初登場です。どうぞお見逃しなく。