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2005 年間人気作品ランキング
2004 年間人気作品ランキングを発表!
タグボート恒例の年間人気ランキング。今年は、作品、作家、特集別にランキングを大公開! 皆さまのアクセス数をそのまま集計、ランキングに反映いたしました。注目した作品や作家は果たしてランクインされているのでしょうか? 予想を立てながら、2005年を振り返ってみてはいかがでしょう?
 版画・ドローイング部門 トップ5  人気上昇作家 トップ3    
 写真部門 トップ5      
作家名 作品名 ポイント  
1 マシュー・バーニー クレマスター V 10325 (17)
2 奈良美智 Beah!(ベー!) 7698 - -
3 奈良美智 Girl in a Box(箱の中の女の子) 7688 (1)
4 エリザベス・ヤング 日向 7544 (3)
5 村上隆 If only I could do this, If only I could do that(もしこれが出来さえすれば、あれが出来さえすれば) 7302 (10)
6 村上隆 Flower (Superflat) (フラワー スーパーフラット)) 7145 (50)
7 杉本博司 U.A Walker,New York 1978 5919 (26)
8 村上隆 たんたん坊 5833 - -
9 奈良美智 Fuckin' Politics(政治なんかクソくらえ!) 5576 - -
10 奈良美智 I am Alone...(私は独りぽっち) 5440 - -
11 奈良美智 Star Island(スターアイランド) 5322 (19)
12 奈良美智 Over the Rainbow 5176 - -
13 アンディ・ウォーホル イングリッド・バーグマン 彼女自身 5148 (5)
14 ゲルハルト・リヒター アイス(氷) 5132 (13)
15 奈良美智 Guitar Girl(ギター・ガール) 5121 - -
16 奈良美智 Become to Thinker(考える人になる) 5062 (15)
17 奈良美智 In the Cloud(雲の中) 5000 (7)
18 村上隆 727 4949 - -
19 アンディ・ウォーホル ミック・ジャガー (II.147) 4829 (9)
20 ジャン=ミシェル・バスキア エルノック 4780 (14)
      ( )内は2004年度の順位
  1位 マシュー・バーニー 「クレマスター V」
アメリカの現代アートを牽引する鬼才、マシュー・バーニー。 「クレマスター」はバーニー自ら制作、脚本、監督を兼任、9年の歳月をかけて完成させた全5本からなるアート映画。本作は最終話「クレマスター V」から氷の女王をモチーフにしたクール・ビューティーな作品。スタイリッシュなデザインと艶のある漆黒の質感が秀逸。
  5位 村上隆 「If only I could do this, If only I could do that(もしこれが出来さえすれば、あれが出来さえすれば)」
大人気「Kaikai」君と「Kiki」ちゃんがワンセットになったお得な作品。花が笑うすっきりとした空のはるか上を飛ぶイメージも明るくさわやか。2004年に続くランクインも納得です。今では入手困難な1枚です。
人気作品No.1は、マシュー・バーニー 「クレマスターV」
2005年アクセス数堂々の1位に輝いたのは、マシュー・バーニーの「クレマスター V」! 6月から4ヶ月もの間、月ランキング1位をキープ、圧倒的な支持を得ました。日本で撮影した長編映像作品、「拘束のドローイング9」が上映された金沢21世紀美術館での「マシュー・バーニー:拘束のドローイング」展が勝因?! この実験的パフォーマンスの連作は、「STUDIO VOICE」8月号、「美術手帖」など各種媒体でも大々的に取り上げられ、2005年アートシーンの話題の中心でした。
また、トップ20に日本現代アートの二大巨頭である奈良美智と村上隆の作品が複数ランクイン! 彼らの人気は衰えるどころか、加速度を増している感さえあります。
目立ったアクセス数を稼いだ版画作品と写真作品をわかりやすく個別に集計。実際に購入されたお客様から頂いたコメントも掲載しました。皆さん、どのようなことがきっかけで作品を購入するのでしょう?
■版画・ドローイング部門トップ3    
作家名 作品名 ポイント
1 マシュー・バーニー クレマスター V 10325
2 奈良美智 Beah!(ベー!) 7698
3 奈良美智 Girl in a Box(箱の中の女の子) 7688
4 村上隆 If only I could do this, If only I could do that(もしこれが出来さえすれば、あれが出来さえすれば) 7302
5 村上隆 Flower (Superflat) (フラワー スーパーフラット) 7145
 
2位 奈良美智 「Beah!」
やっぱり奈良美智!
2005年「Beah!」と「Girl in a Box」がランクイン。1位こそバーニーに譲ったものの、圧倒的人気の高さを誇る奈良美智です。今年の夏には故郷である青森県で奈良美智作品史上最大規模の展覧会になるであろう「A to Z」が開催予定。世間の注目がさらに集まるのは必至です。2006年の年間ランキングには一体何作品ランクインするのやら?!
■写真部門トップ5
作家名 作品名 ポイント
1 エリザベス・ヤング 日向 7544
2 杉本博司 U.A Walker,New York 1978 5919
3 エリザベス・ヤング カヒミ・カリィ 4270
4 ヴァネッサ・ビークロフ VB−36 4228
5 森村 泰昌 絵画の中で振り向く私 3610
  3位 エリザベス・ヤング 「カヒミ・カリィ」


「たまたま好きなアーティストのカヒミ・カリィの写真が購入可能な値段で出ていたので購入してみようかと思いました。エリザベス・ヤングは知らないのですが、新鋭の写真家のようですので期待しております」 (T.Fさん/男性/神奈川/34歳)
ファッショナブルな写真が人気?
村上、奈良に続く人気作家としてすっかりお馴染みの感のあるエリザベス・ヤング。常に安定した人気を獲得し、2作品もトップ5入り。ロマンチックで優しい雰囲気、映画のワンシーンのようなストーリー性溢れるビジュアル・センスは群を抜いています。2位は杉本博司の「U.A Walker, New York 1978」。9月に発行された「BRUTUS」杉本博司特集号の表紙に同シリーズの1作品が採用されたこともランクインの一因? また、ヤングと同世代の作家、ヴァネッサ・ビークロフトも4位にランクイン。こちらは同じヌードでもモード感のあるシャープな作風。 いずれにしても2005年は、センスの良さに加え、広告写真のようにファッション性の高い作品が人気の年でした。
作家名 ポイント  
1 アンディ・ウォーホル 71296 (2)
2 村上隆 65933 (9)
3 奈良美智 61477 (1)
4 草間彌生 50943 (3)
5 蜷川実花 38954 - -
6 エリザベス・ヤング 25657 (6)
7 トーマス・ルフ 21477 (20)
8 杉本博司 20756 (44)
9 ゲルハルト・リヒター 17220 (10)
10 ジャン・リュック・モーマン 17012 - -
   
( )内は2004年度の順位
 
1位 アンディ・ウォーホル
「フラワー (II.6)」

死してなお老いず。アンディ・ウォーホル1位!
2004年は、奈良美智が断トツでトップ、人気の高さを見せ付けましたが、2005年はPOP ARTの代名詞、アンディ・ウォーホルがアクセス数第1位となりました。マーケット的にもここのところのアンディ・ウォーホル作品の値の上昇傾向は目を見張るものがあります。続く村上、奈良、エリザベス・ヤングはもう当然といった感もあり。安定した人気です。そんな中健闘したのは、ドイツ年ということもあり展覧会や媒体で取り上げられ注目の集まったドイツ人アーティスト、トーマス・ルフゲルハルト・リヒターの二人。タグボートでもいち早く両作家の特集記事を掲載いたしましたが、楽しんでいただけましたか?
■人気急上昇作家トップ3をご紹介! 今後の活躍に要チェックです。
作家名 ポイント 2004年の順位 UPポイント数
1 蜷川実花 38954 - 38,954ポイント
2 ジャン・リュック・モーマン 17012 - 17,012ポイント
3 杉本博司 20756 (44) 14,984ポイント
  3位 杉本博司 「海景 #370 マルマラ海」


「杉本作品には前から興味があったのですが、森美術館の大回顧展ももうすぐ開かれることだし、一層入手が困難になる前に手に入れておきたいと考えていました。そこに、メールニュースをいただいたので早速買うことにしました」 (H.Fさん/男性/東京/43歳)
2人の写真作家 若手と巨匠
2005年、各媒体の注目を最も浴びたであろう写真作家、蜷川実花と杉本博司の両名がそろってランクイン。 蜷川実花は、ファッション雑誌から広告、CDジャケットに至るまで、多方面にて活躍。見ない月はないというほど、街中が彼女のイメージに溢れていました。大胆な構図と鮮やかな色彩は、一度見たら忘れられないインパクトがあります。一昨年は取扱いが無いためランク外でしたが、2005年は作品入荷とともに、注文が殺到。特に花をモチーフにした“acid bloom”シリーズは大人気でした。
また、前年の44位から一気にトップ10入りを果たしたのは、世界が認める日本の巨匠、杉本博司。昨年下半期に森美術館にて開催された「杉本博司:時間の終わり」展で作品に始めて触れた方が多かったようです。その強固なコンセプトとそぎ落とされたシンプルな構図、完璧ともいえる美に注目が集まり、アクセス数が急上昇。2006年に入った現在もアクセス数は増え続けています。このまま定着人気作家となるのでしょうか? 両作家とも、今後のランキングの動きに注目です 。
1位 海外アートフェアレポート


「いつも楽しみにしております! 海外の美術館、展示会は本当に異世界で雑誌や洋書でしかみることができないのですごく興奮します! きっと本より雑誌よりグンと早いと思います! 私もいけたらいいなと思うのですが、まだ行けないのでたくさん情報を感じていきたいです。これからもわくわくするレポートを楽しみにしています」(M.Tさん/女性/東京)
2005年はベネチア・ビエンナーレやバーゼル・アートフェア、韓国などの国々からアート情報をお届けしてまいりました。中でも「タグボート・バイヤー“アスカ”の最新アートレポート〜ロンドンFRIEZE編」では、アートフェアの開催されたロンドンよりブログにて生中継。どこよりも早いリアルなレポートに好評をいただきました。今後、スタッフは1月にL.A、3月にはN.Yへ飛ぶ予定。皆さまに最新情報をお届けいたします。乞うご期待! 2位と3位には、杉本博司とジャン・リュック・モーマンの展覧会レポートがランクイン。特にモーマンのレポートは作品のみならず、めったにみることのできない制作風景やその素顔に迫ったことが新鮮だったようです。
番外編として、ランキングでは惜しくも目立ったポイントを獲得できなったものの、お客様の感想を沢山頂戴し、タグボート・スタッフが人気を体感した作家をご紹介いたします。
  ジャン・リュック・モーマン 「無題」
9月に初登場するなり、問い合わせの嵐! 瞬く間にSOLD OUT状態になりました。かつて登場したことのない尖がった描きこみと強烈なインパクト。WEBに映える作品でもあり、注目されるのは当然、とはいえ、新しいアートに即座に反応する皆さまの感度の良さと柔軟さ! 嬉しい驚きでございました。


「この作家のことは知らなかったのですが、The Rolling Stonesの“Tatoo You”というアルバム・ジャケットと良く似ていたので気に入りました。(クレジットがないのと筆致が違うので多分別人だとおもいますが…) あとは、1点ものというところに惹かれてオーダーしました」 (M.Sさん/男性/兵庫/40歳台)
  ウィスット・ポンニミット 「flashlight」
初登場は11月。こんなにかわいらしい、愛らしい作品の取扱いは始めてのタグボート、皆さまに受け入れられるかな、と実は若干の不安もあったのです。しかし! 不安は杞憂に終わりました。時はクリスマス。お子様や恋人へのプレゼントに購入を考えている方の多い作品になりました。横浜トリエンナーレへの出品、世田谷ものづくり学校にての個展と確実に注目を浴びているポンニミット。お値段的にも今が買いの作家であることに間違いはなさそうです。


「先日、横浜トリエンナーレに行ったのですが、とりわけウィスット・ポンニミット氏らのソイプロジェクトがとても印象的で好きだったので購入しました。あと、手頃なお値段も魅力でした」 (K.Aさん/男性/栃木/41歳)
  ニール・ワックス 「Shame」
これはアート作品? 思わず首をひねってしまうキッチュなボトル。はい、お求め安い価格帯とボトルのタイトルのユーモアのセンスの光るれっきとしたアートでございます。この同シリーズ、3点をまとめ買いされた方がいました。並べて飾るとポップな迫力が増す上、作者の意図がよりはっきりと浮かび上がります。絵画や写真ばかりではなく、立体作品も新たなアートの形として注目してみてはいかがでしょう?
2005年のランキングは以上のような結果となりました。意外? それとも納得?
2006年が始まって間もないのですが、すでにアクセス数のカウントは始まっています。今年は一体どのような作品がランクインするのでしょう。定番人気作家の人気は続くのでしょうか? 彼らを越す新しい作家は現れるのでしょうか? 今後の展開が楽しみです。
※ポイント / アクセス数から独自に算出した指標です。
※2004年の年間人気ランキングはこちらから