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本城直季 “フォーカスの罠”

本城スタイルの「からくり」を解く

フォトグラファー、本城直季の作品はミニチュアのように見えて、実はそうでない“サプライズ”が魅力です。
実際の風景を撮影しているのに、なぜ人工的に見えるのでしょうか。
大型カメラの「アオリ」というテクニックを使っています。 レンズに対してフィルムを傾け、一部分だけピントを合わせる手法を、3〜4年 前から実践し、今では「本城スタイル」とも呼ばれているほど。 また、画面の中にジオラマのように見える“要素”を登場させているところもポイント。 その要素とは、人や車(色鮮やかなもの)など、よりミニチュア感を演出するアイテムです。そして じっとカメラを構え、それらが写りこむ「決定的瞬間」(20世紀最大の写真家、 アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真美学)を狙っているのです。 アオリを駆使して画面上に仕掛けた“フォーカスの罠”に、それらの要素がかかった時、 本城作品は誕生するのです。

本城直季氏

写真家、本城直季。
今回の舞台は、丸の内です。

これが長年愛用の4×5のカメラ。
このカメラから数々の作品が生まれます。

すでに下見を終え、アングルもばっちり!

カメラを覗き込んで、入念に構図を確認。

アオリを駆使して、ピントを調節。
これぞ本城マジック!

「決定的瞬間」をじっと待つ本城。
半日間、シャッターチャンスを待っていたこともあるほど辛抱強い。

今回、被写体となった風景。
よりミニチュア感が演出できるから、都会のほうを好む。

いざ、シャッターチャンス到来!

撮影した写真をポラロイドでチェック。

ひと仕事を終え、ほっと一息。

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