トップページ > 森村泰昌の「薔薇刑」

「薔薇をもって罪を償う」―写真家・細江英公氏の「薔薇刑」(1963)は三島由紀夫をモデルに織り成された耽美かつ陰惨な世界を映像化した作品です。作品集は絶版で、現在は洋書のみ入手可能です。60年代当時の文化の空気感を、森村版では現代の器に移し変えることで、「美」そして「生と死」の水流に新しい水脈を見出そうとするものです。丁寧に再制作された黄道12宮のタイルは有名な三島邸のものと見紛う程。一切合成は使わず、入念に再現された細部には森村流のしかけが宿り、三島ファンならずとも見ごたえのあるシリーズです。

薔薇刑の彼方へ
(潮騒が耳朶に触れる)

若い頃の三島由紀夫の目は、小動物の目のようで、意外にもカワイイ…

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薔薇刑の彼方へ
(黒蜥蜴は脳天に宿る)

この作品を観て、これは三島邸で撮影したものだと思った人がいました…

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薔薇刑の彼方へ
(黒蜥蜴は眼球に宿る)

濃い三島の眉毛が特徴的だと思い、つけヒゲを改造して…

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薔薇刑の彼方へ
(黒蜥蜴はまだ生きている)

引いた角度からのこの写真は、細江英公先生の「薔薇刑」シリーズにはない…

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薔薇刑の彼方へ
(金閣寺に咲く)

手を眼鏡のように顔にあてがっているポーズは、細江先生の「薔薇刑」にもあるのですが…

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薔薇刑の彼方へ
(卒塔婆小町との対話)

細江版では江波杏子さんですが、私はこれを知人の女性ボディビルダーに…

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薔薇刑の彼方へ
(弱法師の夢/叫び)

三島由紀夫の体は毛深かったので、今回私は体中に毛をいっぱい着けなければ…

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薔薇刑の彼方へ
(弱法師の夢/開花)

全景にボケた感じで写っている大きな薔薇の飾り物のアイデアは、モリムラ版の…

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