青木野枝プロフィール
1958年 東京都生まれ。現在東京在住。
武蔵野美術大学大学院造形研究科(彫刻コース)修了。在学中より精力的に発表を続ける。女性でありながらも、重々しい鉄という素材を切り、繋いで、作品の置かれた空間の温度や密度をも変化させるような強く、繊細で、美しい作品を生み続ける。従来の「固まり」として理解されていた「彫刻」から、全く新しい自らのスタイルを構築し、日本を代表する現代彫刻家の1人としての地位を確立した。
その作品は解説や美術知識などを飛び越えて鑑賞者を魅了。性別、年齢を超え広く受け入れられている。1997年より彫刻と平行して、版画作品を発表。その平面作品は、彫刻作品のもつ独自の空気感、エッセンスを感じさせる。
■主な受賞暦
1997 第9回倫雅美術奨励賞(創作部門)
2000 平成11年度(第50回)芸術選奨文部大臣新人賞受賞
2003 第33回中原悌二郎賞優秀賞受賞
第20回記念 現代日本彫刻展下関市立美術館賞受賞
■主な個展
1995 「近作展-19 青木野枝」 国立国際美術館(大阪)
2000 「青木野枝展-軽やかな、鉄の森」 目黒区美術館(東京)
2003 「熊と鮭に」 国際芸術センター青森
2004 「空の水」 入善町下山芸術の森 発電所美術館(富山)
2007 「Embracing Lights:iron(光を内包する:鉄)」
ヘイリー芸術村(パジュ、韓国)
2008 上海美術館
他多数
■主なグループ展
1986 「第6回ハラアニュアル」 原美術館(東京)
1992 「語り出す鉄たち一今日の金属彫刻から」 東京都美術館
1996 「第6回富山国際現代美術展」 富山県立近代美術館
1999 開館10周年記念「世界を編む」 横浜美術館
2006 「越後妻有アートトリエンナーレ2006 新潟県越後妻有
「開館記念展」 青森県立美術館
他多数
■主なグループ展
大分市美術館
近畿日本鉄道株式会社(大阪)
国際芸術センター青森
国立国語研究所(立川)
国立国際美術館(大阪)
(株)資生堂
瀬戸田町(広島県)
豊田市美術館
新潟県立近代美術館
文化庁
広島市現代美術館
目黒区美術館
「雲谷-I」(2002) 国際芸術センター青森
「雲谷-II」(2003) 国際芸術センター青森
「花玉」(2004)
「Untitled」(1993)
撮影:山本 糾
ニュース&トピックス
2008/9/6 「空の水/北京」
5月の上海美術館に続いての中国での2度目の個展となる本展では、広大なKeumsan Gallery(北京)の屋内、そして屋外に、自ら切り出した200以上の鉄のパーツによるスケールの大きな新作を展示。
モノトーンの鉄と壁面に広がるカラー写真のコラージュとの組み合わせで独特の浮遊感や空間との一体感を感じさせるような彫刻の概念や具象、抽象を超えた独自の世界を展開する。
(小品、中品のほか平面作品も全て新作を展示)
本年も年頭から多くの展覧会で精力的に新作を発表し続けている青木野枝。
昨年の下見の折に北京駅を夜、何度も歩き「たくさんの人の熱気は感じるのだけれど、それに相対する人造物の固い冷たさみたいなものに、
自分の彫刻を考えてみる」という青木野枝が生んだ作品「空の水/北京」は、
その地で作品を見るものに何を伝えるのか。
<会期>
2008/9/6 - 9/30
<会場>
場所:クムサンギャラリー北京
Dashanzi Huantienei B-024 Chaoyang Dist. Beijing China
Tel:010-64366176 Fax:010-64366186
www.chinakeumsan.com
Email:beijingqinshan@yahoo.com.cn
※TAGBOAT青木野枝特集はこちら
http://www.tagboat.com/contents/select/vol56_aoki.htm
協力:HASHIMOTO ART OFFICE
