■今なら買える!世界各国で活躍中の新進作家の作品。

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「Greater New York」展(2005/P.S.1 MOMA)
展示風景


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今話題の作家ですが、いつごろから注目されはじめたのですか。
ブレイクしたのは、2005年に開催されたグループ展「Greater New York」からかな。,P,S,1MOMAがニューヨークの若手作家をフィーチャーした展覧会で、評判がすごく良かったんだ。ライアン・マクギネス、ダナ・シュッツ、ワンゲチ・ムトウ、リナ・ベンジーや束芋など、今大注目の作家たちが参加してたんだけれども、中でもヘンリクセンは本当に人気だった。サーチのバイヤーも注目していて、すでに何点か購入しているよ。
作品を壁紙ごとインスタレーションしていて、楽しいですね。
うん、額縁やファブリック、壁紙も含めて作品である点が面白い。一見すると、ロココスタイルの空間なんだけれども、例えば、フラゴナールの絵に似せたタペストリー作品をよく見ると、黒いマスクやKKKのような装束をきた人物が織り込まれている。キッチュなんだけれども、毒がある。
今回の販売作品は、どんな点が気に入られたんですか?
タペストリー作品とはちょっと違った、この羽毛のモコモコ感がかわいい。でも、下地がファブリックで、刺繍がはいっているところや、くりくりした目は、しっかりケントらしいな、と思って。
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「Amie Dicke:New Season, New Girls, New Looks」展(2004/D’Almelio Terras)より
インタビューはこちら:
http://blog.hellogasshop.com/?eid=7302
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ちょっと怖いこの作品、最初の出会いは?
4年前のLISTE(バーゼル)です。雑誌の広告やカレンダーのモデル写真を切り抜いて、インクで着色するという独自の方法で制作している作家です。当時、広告に使用されている既存のイメージに手を加えて、そのイメージをもっと強く残す、という作品を制作する作家がではじめた頃で。
タグボートで扱っているジャン・リュック・モーマンとか、ジョン・スパラガナとか?
そうそう。
ファッション誌でも、ぱっと見ると格好よくて、記憶に残る、印象の強い良い写真が採用されていた。ティルマンスもフランスのファッション誌「purple」に出ていたよね。広告に使われている写真の精度が良くなってきていたんです。
ファッション誌も気にするように見ていた矢先、LISTEで、広告写真を切り抜いただけで、イメージが再構築されているアーミー・デッカの作品に出会った。面白いな、と思って。
それに、ファッション誌は、壁に飾ろうとは思わないよね、ピンで貼っとくくらいで。アーミーが手を加えたことで、額装が施され作品として成り立っているなんて、機能も変容していて面白い。その後、NYのダメリオテラスでの個展で、作品を購入しました。
アーミーは、北斎などの日本画にも影響を受けたようですね。
今映画で日本のホラー「怪談」やってるじゃない。日本のホラーって、怖いんだけれども格好いい。アーミーの作品もそれに通じるものがある。掛けても充分きれい。日本人の感覚にもあったかんじがする。
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かわいい! おいしそうな色!
だよね。まずぱっと見、色がきれい。
彼はノルウェー出身の作家なんだけれども、北欧の作家って使う色がきれいだよね。ヨーロッパとも、アメリカとも、アジアとも違う北欧の色。
形も凝ってますよね。
自由に描く偶然性と幾何学模様の規則性。そのバランスが面白い。
あらゆる意味で、北欧っぽい作品だし、今のインテリアにもぴったりの作品だと思います。
東欧や北欧のペインターが注目されはじめているので、今のうちに購入しておこうかな、と思って。
彼は北欧の美術館では展覧会を多数開催しているし、美術館でもコレクションされてて、すでに評価の高い作家なのに、オリジナルのドローイングは意外にもお得な価格。オススメです。
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インスタレーションでゴリラが立ってた!作家と塩原氏。マドリッドのARCOにて。
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これは、どちらで?
今年の2月マドリッドで開かれたARCOです。
“ゴリラマン”というコンセプトが面白くて、買っちゃったの。
勿論、絵自体しっかりしているし、かわいかったし。
確かに強烈ですよね。どこの画廊所属なんですか?
NYのNEWMAN POPIASHIVLI GALLERY。Marisa Newman と Irena Popiashviliの二人の若い女性ギャラリストが2001年に設立したチェルシーにある画廊です。いつも期待できる若手作家を紹介しているから、注目していたんだよね。それに、アフリカやアジアのアーティストが注目されていた頃だったので、エジプト出身のマグディに期待して、これで二匹目のドジョウってチョットずるい考えでブースに向かったんだよね。
そうしたら、このゴリラマンと動物たちが、黄色く光る目でしっかり僕を見てた!見透かされたかも…、と思って購入した、個人的思い入れのある作品です。
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「Sakura」展(Z-platz・福岡/2007)での展示風景。
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榎本さんは、タグボートでも人気のエスター・ハリスと2人で福岡Z-Platzで展覧会を開催しましたね。そもそも彼との出会いは?
5年位前のnichido contemporary artのレセプションパーティで会ったのがはじめです。映像をやってます、って言われた。
沢山のアーティストが塩原さんのところに売り込みに来るかと思いますが、その中から榎本さんに注目をしたのは、どうして?
沢山くるけれども、ここまでサポートした作家はいないかもしれない。そうさせる何かがある作家だと思う。
物をつくりたい、つくっていきたい、という気持ちの強さに惹かれたのかな。作家はみんなそうだけれども、彼は特に強くて、シンプルにそこの部分をかったんだと思う。
出会いから5年たって、やっと今、僕が作品として発表できると思えるレベルまできた。このレベルまで頑張れる人っていないんだよね、なかなか。
それにしても、榎本さんの作品、美しいですね!
これは榎本くんが、Z-platz展覧会の為に取材でイギリスへ出かけた直後に、空がきれいだったから、塩原さんに見せてあげたい、って思って、撮影したそうです。見てた空がきれいだから、と思った気持ちを送ってくれた。
迷いがない感じがしますね。
そう!実際映像って編集できるから、いろいろ考えちゃうんだけど、これは、きれいだからみせたかった、というシンプルな気持ちだったから、迷いがない。今持っていてあげなければいけないんじゃないかな、と思った作品たちです。
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