| Vol.3 |
「Fruits(5)」 |
子供っぽい作品と童顔のバチェラーもいつの間にか、50歳、中堅作家として絵画、彫刻そして版画といったオーソドックスなジャンルで活躍中だ。「子供っぽい」といったけれど、彼のイメージは本当に子供が描いたお絵描きの絵を借用している。 |
バチェラーの新着作品は、十数年前に日本に滞在して制作したもの。初来日した彼は目に入るすべてのものに興味津々、特に日本語の看板や広告が気に入ったようだった。「あれはなんという意味だ?」と案内役の版画工房の人は質問攻めにあったとか。ビルの側面に取り付けられた縦型の看板もアジア以外の外国ではほとんど見られない。漢字、ひらがな、カタカナ、英文の混じった日常的な言葉自体立派なアートといえるかもしれない。あまり意味のない言葉を部屋に飾っておくのも遊び心があって面白い。 |
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「Fruits(4)」 |
Fruits(5) |
「The Long and The Short」 |
子供の絵、落書き、古いコミックなどから集めてきたイメージをもとに絵を構成していく手法で知られるドナルド・バチェラーのコラージュ風の作品である。中央の大きなチューリップも印象的だが、背景に描かれているみつばちの子供やダースベイダー?!(左下)など、おもちゃ箱をひっくり返したような可愛らしくて楽しいモチーフに溢れている。アンティークのぬいぐるみやブリキのおもちゃなど、色々な雑貨や小物が並んでいるお部屋に飾ってコーディネイトを楽しんでいただきたい一枚だ。キュートでありながら、全体的に落ち着いた色のトーンなので甘くなり過ぎず大人っぽく飾ることができるはず。パッチワークを思わせる温かみのあるこの作品、カントリー調のインテリアに合わせても素敵であろう。 |
バチェラーは紙切れのコレクター、子供の落書き、捨てられたメモ、外国のレシート、手紙、フランス語やスペイン語はおろかヘブライ語のものまで、目に留まって失敬してもかまわないものはもらってくる。中華料理屋で最後に出てくるフォーチュン・クッキー、日本で言うおみくじだが「遠方より慶事来る」なんてものまでとってある。それら材料をコラージュして、その上にこれもどこかで見つけた花の絵をなぞって描く。これが彼の基本的な制作方法だ。同じようにして原画を作り拡大して版画にしたのがこの「無題」。 コラージュの質感がよく出ているのと、メモ用紙あるいはノートの罫線もそれらしく再現され、コーヒーかコーラの入っていたらしいコップの跡もいかにもといった感じ。あまり意味はなさそうだが、知っている外国語の文字には目が行くだろう。とはいえ全体は簡略化された花の絵、かける場所は選ばない。モダンな中にちょっとカジュアルな雰囲気がほしいときにはぴったり。 |
「無題」 |
売り切れ続出! 以前に好評だったドナルド・バチェラーの人気シリーズ「おもちゃとお菓子」から。 |
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「おもちゃとお菓子(風船)」 |
おもちゃとお菓子(2匹のさかな) |
| Vol.3 |







