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アートと建築が好きな方へ。現代ドイツを代表するアーティスト、トーマス・ルフの「l.m.v.d.r.」シリーズのご紹介

「l.m.v.d.r.」シリーズのご紹介

写真家・トーマス・ルフ。建築好きなら、この人のことはご存知でしょう。プラダ青山店などを手がけたヘルツォーク・デ・ムーロンの建築作品集はとみに有名。今回はそのトーマス・ルフのもう一つの著名な建築写真シリーズ、「l.m.v.d.r.」シリーズのご紹介です。これは、Ludwig Mies van der Roheの頭文字、そう、ル・コルビジェやフランクロイド・ライトと並んで、20世紀モダニズム建築の3大巨匠のひとりに挙げられるドイツ出身の建築家、ミース・ファン・デル・ローエの作品を題材にしたもの。2001年にMoMAで行われた「Mies in Berlin」展にもこの作品が出品されました。同展のカタログの表紙にも、そのうちの1点、トーマス・ルフによるバルセロナ・パビリオンの写真が使われていたので印象に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この「l.m.v.d.r.」シリーズは2メートル大のプリントも発表されていますが、より気軽に普通の家で掛けやすいサイズのエディションが、ドイツの版元、エディション・シェルマン社から出ており、今回の作品はこちらになります。また、ドイツ人のものづくりは、デザインプロダクトなどもそうですが、絵画でも写真でもなぜか住空間にしっくりと馴染む、独特のハマりの良さを持っている気がします。シンプルですっきりとしているため場所を選ばず飾れます。ご自宅でも、オフィスのワークスペースでも、またミーティングスペースなどでも。並べて掛けたりしても面白いでしょう。あなたなら、“ミースと言えばコレ”という代表作のバルセロナ・パビリオンやワイゼンホフ・アパートメントを選びますか? それとも“知る人ぞ知る”初期の住宅の絵柄?

トーマス・ルフは現在、成長著しいコンテンポラリー・フォトのアート・マーケットでも上位にランキングされ、ここ10年で見ると何と500%の価格上昇率となっています。アンドレアス・グルスキー、ウォルフガング・ティルマンスと並ぶ現代ドイツ写真家の代表格。この機会に手元に置いてみるのはいかがでしょうか。

(文/安田洋平)

JPEGシリーズ入荷いたしました!

アンドレアス・グルスキー、トーマス・シュトルートらと並んで、現代ドイツを代表する写真作家の1人と言われる、トーマス・ルフ。世界中で合計85回以上の個展歴を持ち、作品のコレクションも多数なされています。本作は加工を施し、森林の客観的な造形美を巧みに表現しています。

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