2005年10月23日
バイヤー“アスカ”の最新アートレポート2005年ロンドン・アートフェア編 ~4日目

テート・ブリテン。ここにはターナーコレクションもあります。
2005年10月23日
曇り空ばかりのロンドンで久々に気持ち良く晴れました。なので、朝からTate Britainへ行って参りました。お目当てはもちろん、「Turner Prize 2005」!今年のノミネート作品が一堂に会し、12月5日の発表日まで話題をさらいます。50歳以下のイギリス人アーティストに与えられるこの賞は、これまでにダミアン・ハースト、トレイシー・エミン、チャップマンブラザーズなどが受賞しています。

ターナー・プライズカタログとノミネート4作家のポストカード。
入場料は5ポンド、フリーオーディオでは各作家のコンセプト、選出委員のノミネート理由などが聴けて、さながらドキュメンタリー。4つの大きな展示室の最後には、メイキング・ビデオが放映されていて、作品の製作過程も見れるのです。また、来場者の意見や受賞予想などを書き込める“VOTE”カードも設置されています(Tateのオンラインでも可能)。私もちゃっかり書き込んできました。私の予想では、今年の選考がトラディショナルならGillian Carnegie。マリエヴィッチを思い出させる黒一色の厚く塗られた画面に、レリーフのように描かれた森の風景など、サイズ、モチーフともに幅広いペインティングです。インパクトという面なら、Jim Lambie。銀・白・黒のガムテープを貼ったオプ・アートな床はブリジット・ライリーを思わせます。ジャンクな鳥の彫刻などが置かれ、4人中2人選ぶのはずるいので、今回はGillianと予想します。12月5日の発表、アスカの予想は当たるのか!?
Turner Prizeの詳細はこちらから
http://www.tate.org.uk/britain/turnerprize/2005/
※カタログとノミネート作品のポストカード4枚1組を、それぞれ3名の方にプレゼント致します。
・・・・・応募はこちらから

ケンジントン・ガーデン内にあるSerpentine Gallery。

真っ白なシーツにをめくると、そこにはベッドが…。

Sotheby’sのオークションプレビュー。イケメンスタッフが多いです。

額裏をはずしてもらい、コンディションチェックをします。

二日後のセールは盛り上がるのか?!

こちらはChristie’s。セールが終わって出てくる人々。
次に向かったのはケンジントン・ガーデン内にあるSerpentine Gallery。もはや見つけるのが至難を極める村上隆の「If only I could do this, If only I could do that」など、ミュージアム・エディションを発表しているギャラリーです。今回行われていたのはタグボート取扱い作家でもある、イリヤ・カバコフと奥さんのエミリーのインスタレーション、「The House of Dreams」。入るとまずビニールの靴カバーをかけます。進んでいくと、白いシーツが垂れ下がり、あちこちにベッドが! 気軽に寝転がるために、靴カバーをかけるのです。病院のような仕切空間もあれば、蝶や花の映像が流れる個室もあります。日曜日ということもあり、家族連れが多く来ていました。
本日はさらに西のオリンピアへ。見本市会場で知られたこの場所にはSotheby’sのブランチがあります。2日後に行われるセールのために、コンディションをチェック。額を外してもらい、入念にチェックします。一方、本日セールが行われたのは奈良美智のオリジナルやダミアン・ハーストが出ていたChristeie’s。奈良さんの人気は天井知らずで、エスティメートをはるかに超える取引でした。
投稿者 TAGBOAT : 2005年10月23日 12:00