2005年10月24日

バイヤー“アスカ”の最新アートレポート2005年ロンドン・アートフェア編 ~5日目

バービカンの『Araki』はロンドンでは初、そして過去最大の回顧展。4000点近い出品。
2005年10月24日

初日にZOO Art Fairでお買い物をしたチャールズ・サーチ、グウィネス・パルトロウやクラウディア・シファーも訪れて賑わったFRIEZEもついに最終日。最後に見所を総ざらいしてみます。
他のアートフェアと同様、彫刻・インスタレーション・ペインティングが中心となっていたFRIEZE。写真は少なかったのですが、アラーキーだけは別。タカイシイギャラリーをはじめ、あちこちで目にしました。やはりバービカンで行われている回顧展『Araki』の影響は大きいようです。
インスタレーションで面白かったものをご紹介。


壁に穴が?! 雪が降っているような展示。
まずはチューリッヒからの出展、Urs FischerとUgo Rondinoneの展示。壁に大きな穴を開けて、見通せるようにしてある箱状の作品は、123,000ドルで売れたそう。 spacer.gif
NY在住の中国人アーティスト、Terence KOHの作品。
LAのPeres Galleryから2年前のホイットニー・ビエンナーレにも出ていたTerence KOHの石膏オブジェ。おびただしい数の中には、鉄腕アトムやうさぎがいます。 spacer.gif
Anish Kapoorのボールは£375,000!
Lisson GalleryにあったAnish Kapoorの磨きこまれたステンレスボール。今年はこういう鏡系のものをよく見ました。 spacer.gif
Amy Gartelの乙女チックな展示。
ハンカチやレース、リボン、花で出来たくすだまが下がる、ガーリーな作品はAmy Gartrell。コレットの小説『Bella Vista』から着想。 spacer.gif
同じ部屋が二つ…? 一瞬目を疑います。
誰もが一瞬振り返る、全く同じ2つの部屋を展示していたベルリンのギャラリー。作品も机、椅子も全て二つずつ、全く同じ格好をさせ、双子のようでした。 spacer.gif

Chris Ofilliの大型作品。その名も
「Captain Shit」は880,000ドル。

今にも崩れそうなお皿。後ろに見える
のは今回よく見たGeorge Condo。

Mathew Marksにあったお部屋。
右側にあるのはウォーホルの「エッグ」、
カーペットはゲイリー・ヒューム、エッフェ
ル塔の絵とプードルはKatharina Fritsch。
かわいいけど、総額いくら?!
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ドイツギャラリーが多かったSCOPE。こちらの作品も、ドイツから。


唯一のアジア出場となった中国のギャラリー。

一方、SCOPEも本日が最終日。マイアミ、NYの評判が高い同フェアですが、ロンドン編ではヨーロッパ、それもドイツのギャラリーが強かったです。参加ギャラリーの三分の一は新しいギャラリーで、paintingが多かったのが特徴。価格レンジは1000~2000ポンドが主流。FRIEZEの桁数に慣れてしまうと、片端から買ってしまいそうな錯覚に陥ります。 今回、ロンドンアート情報で有名なサイトのfoglessの伊東豊子さんとお会いすることができました! タグボートのこともご存知で、アートフェアをはじめTurner Prizeのことまでお話しすることができました。バイヤー“アスカ”と同じくJim Lambieがお好きだそう。 伊東さんによると、政治色の濃かった昨年と比べると、今年は多方面にわたるバランスの良いノミネートだけれど、突出したものはない、とのこと。なるほど、納得です。
フォグレスのサイトはこちら
http://www.fogless.net/index.html
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投稿者 TAGBOAT : 2005年10月24日 12:00