2006年02月13日

1.LA3つのアートの祭典

2月は音楽の祭典グラミー賞、3月は映画の祭典アカデミー賞と、LAの年初めはエンターテイメントのイベントが目白押し。その先陣を切って1月に開催されるのが、個性的で趣向の異なるアートフェアの数々。通りにはフェアの垂れ幕がはためき、LA中がアート一色に染まります。ここで、タグボートが訪れた3つのフェアをご紹介しましょう。


art LA @Santa Monica~CIVIC AUDITORIUM

art LA 会場入口です。
65のギャラリーブースが軒をつらねた、コンテンポラリーアートのフェア。個人ディーラーから大手ギャラリーまで、LAに新しい販路を広げたいギャラリーがひしめき合い、壁や床に所狭しと作品が並びます。15ドルの入場料を払えば誰でも入れるので、買い付けに来たディーラーに混じって、学生や愛好家達の姿も見られます。NYやバーゼルのフェアに比べるとこじんまりとしていますが、作品は粒ぞろいの逸品ばかりです。 spacer.gif
ずらっと並んだ天明屋さんの作品たち。これだけの数は日本でもなかなかお目にかかれません。
突如、目に飛び込んできた日本人作家の作品。まさかここに? とあるギャラリーのブースで、天明屋尚さんのドローイングを発見! まるで江戸時代の絵師のような美しいタッチに、異国の地LAで大感動! コンテンポラリーな日本画に、LAの人たちも目を奪われていました。日本でもなかなか手に入らない天明屋作品を前に、ギャラリストとも会話がはずみました。 spacer.gif
パーティー会場のギャラリー入口。通りでもひときわ目立つスタイリッシュな佇まい。
サンタモニカの目抜き通りにあるギャラリーを貸しきった、art LA出展者だけのシークレットパーティーに潜入。アートフェアあるところにパーティあり、というのが世の常ですが、ここも大事なビジネスの場。 「どのくらい売れた?」「あのアーティストはどう?」「是非お近づきに・・・」などの会話が飛び交う、ギャラリスト達の生きた情報交換の場でありました。 spacer.gif
パーティーが行われたギャラリーでは、自称「SUPER-POP 」アーティスト、トレック・サンダー・ケリー(サンフランシスコ FREY NORRIS GALLERY所属)のエキシビションが開かれていました。チェ・ゲバラとD&G、はたまたフリーダ・カーロとカルバンクラインをドッキング。哺乳瓶にジャックダニエルズのラベルが貼られた作品に、見る人みんな大笑い。お酒の酔いも手伝って、ゴキゲンな作品に会場は大盛り上がりでした。イケメンのアーティストは、カメラを向けると、満面の笑みで応えてくれました。
■アーティストHP
 http://www.trekkelly.com/home/ spacer.gif
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LA ART SHOW @Santa Monica~BARKER HANGAR

会場に裏手には自家用ジェットが並びます
今年11回目を迎えるLA ART SHOW は、高価格帯中心のオリジナル作品が並ぶアートフェア。 自家用ジェット専用のサンタモニカ空港の一角で開催されました。入口にはレッドカーペッドが敷かれ、警備もものものしい雰囲気。関連イベントにはハリウッドセレブが来場するなど、とにかく華やかなフェアです。作品は、オールドマスターからコンテンポラリーまでの幅広いラインナップで、印象派絵画も健在。圧倒的な存在感を醸していました。なんと、ロイ・リキテンスタインの8×8cm程の小さなドローイング作品に、1000万円以上の値がついていました。

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LA PRINT FAIR @West Hollywood~LACMA WEST

会場の様子。百貨店催事場のようななごやかさ
LA ART SHOWから一転。こちらはLACMA(ロスアンゼルス郡立美術館)西館で開催された版画専門のプリントフェアです。公共美術館での開催のため、入場料も無料。買い付けに来る業者に混じって、個人の版画愛好家の姿も目立ちました。休日を利用し家族と一緒に版画の入ったビニールケースをめくる姿は、アットホームなほのぼのとした雰囲気。ソル・ルウィットの珍しい初期の版画作品や、アレックス・カッツのポートフォリオ作品にバイヤーHanaの目が光ります。 会場には、浮世絵専門のブースを出しているギャラリーもあり、年配のご夫婦が真剣なまなざしで見入っていました。

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アレックス・カッツのポートフォリオ

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投稿者 TAGBOAT : 2006年02月13日 12:00

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