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アートのセレクトショップとしての充実が楽しみ

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応接室に飾られていた中国人アーティスト、チパン (遅鵬)の作品。タグボートにも出店している東京画廊で取り扱っている注目の作家です。

文/安田洋平

購入作品/渡邊 理「fantasmagorie」

証券会社にお勤めのMさんは大学卒業後、版画を買い始めました。その後アメリカ・ボストンに留学、休日にはボストン美術館などを見て回りました。また日本に戻ってからは、オークションでも絵を買うように。「オークションは普通の人でも入札すれば買えるわかりやすさが良かったですね。アートの値段の勉強にもなった」。ずっと近代絵画もコンテンポラリーも、隔てなく自分が気に入ったものは購入してきたと言います。「現在、オークション会社のセールスはコンテンポラリーが好調なようですが、ジャンルにこだわらず良い絵であるかどうかが大事だと思っています」。ピカソ、シャガール、国吉康雄などの海外・国内のモダンマスターから、村上隆のフィギュア、大竹伸朗のペインティングまで、さまざまな絵が飾られたSさんのオフィスは、まるでいろんな宝物が眠っている山のようです。

タグボートのホームページもこまめにチェックしていただいているとか。最近では、まだギャラリーにも所属していない、まさしく出たての有望新人アーティストばかりを集めた「トーキョーワンダーサイト連動企画 ワンダーシード2007入選作品 ウェブ限定発売」が見逃せない企画でした。「全部完売と聞いてびっくりしました。発売開始から2~3時間後にアクセスしたのに、すでにかなりの作品がなくなっていて。慌てましたが、何とか欲しい作品が見つかってよかった」

現在、大手町にあるMさんのオフィスの応接室には、中国の新鋭アーティスト、チパン (遅鵬)の写真作品が飾られています。華やかな都市の光景を写したこの写真、一見するとわからないけれども、よく見るとどこかおかしい。合成イメージにより、中国における社会的タブーを風刺したイメージがそこここにちりばめられています。人が来たときに、話が盛り上がるのだとか。

Mさんはギャラリー、オークション、それからタグボートのようなオンラインでアートが買えるサイト、とアートを購入する際に使い分けています。今後タグボートには、今回の「ワンダーシード」のような、まだ無名だが有望な新人アーティストや、東京以外のギャラリーでしか取り扱っていない作家など、掘り出し物が見つかることを期待しているとのこと。「コンテンポラリーアートの枠内で、若手だけでなく、キャリアを積んだ方やなくなった方を再評価して、ラインナップに加えたりしても面白いのでは。よりバラエティに富み、タグボートならでは、というセレクションを持ったアートサイトになって行ってほしいですね」。

 
タグボートで購入できる関連作品 : 
トーキョーワンダーサイト連動企画
ワンダーシード2007入選作品
ウェブ限定発売
次世代アーティスト発掘(DNAT)
渡邊 理
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 完売御礼となったワンダーシード2007ウェブ限定販売作品より、渡邊 理「fantasmagorie」 キャビネットの上には大竹伸朗(手前)と加納光於の作品が。 






2007年07月03日 16:24