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鷹野隆大 作品展 『ぱらぱら』のご案内


[会期]2008年6月6日(金)~7月3日(木) 日・月・祝日休廊
   10:30~18:30(土=17:30)
[会場]ツァイト・フォト・サロン 中央区京橋1-10- 5 松本ビル4F
TEL.03-3535-7188 FAX.03-3535-7112 E-mail: ZF@zeit-foto.com
協力:Yumiko Chiba Associates

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7年ほど前、身の回りにいる素敵な男の子の写真を発表しはじめた頃だった。
展覧会場に初老の夫婦が現れた。たまたま通りかかってふらっと立ち寄ったらしい。

丹念に作品をみてくれたので、少しお話をした。その時ふっと独居老人のことを考えた。
止まっているより動いている絵の方が、孤独を慰められるのではなかろうか。

動く絵。僕はそれを静止画の連続と考えている。そしてそれは、瞬間を選ばないという行為でもあった。非決定的瞬間とでも言おうか。

体を分節したのはテレビモニターに上映することを前提にしたため、仕方がなかったからだ。
いくつかに分節して瞬間を選ばない動画をつくったら、他人同士の体が混ざりあい、個人を選ばないという結果になってしまった。

今回展示するのはその原画。といっても、35㎜の一眼レフカメラで撮影した普通の写真である。

このシリーズを始めてからずっと「瞬間を選ばない」で来たのだが、一方では何かを先延ばしにしている後ろめたさがつきまとっていた。今回、静止画を展示することで、そういう気持ちにひとつの決着をつけることになる。それが吉と出るか凶と出るかは、やってみてのお楽しみである。

なにより、当初の目的について、もう一度たしかめてみたいと思っている。

                                         2008年3月 鷹野 隆大

【会場に関するお問い合わせ】
ツァイト・フォト・サロン
東京都中央区京橋1-10-5 松本ビル4F
TEL.03-3535-7188 FAX.3-3535-7112 E-mail: ZF@zeit-foto.com

【リリース・アーティストに関するお問い合せ】
ユミコ チバ アソシエイツ [Yumiko Chiba Associates]
新妻 葉子[Niitsuma, Yoko]
tel:03-5773-5859 fax:03-5773-5869
mail to: yassociates@mui.biglobe.ne.jp
homepage: http://www.ycassociates.co.jp


■展示内容
2006年第31回木村伊兵衛写真賞を写真集「IN MY ROOM」にて受賞した鷹野隆大。
現在最先端の液晶ディスプレイによる作品を中心に構成される展覧会“液晶絵画 スティル|モーション”(2008年2月15日~4月13日 三重県立美術館、4月29日~6月23日 国立国際美術館/大阪、8月23日~10月13日 東京都写真美術館/東京)に映像作品、”電動ぱらぱら”を出品しています。

この作品は様々な人物が服を脱いでいく過程を体の部分ごとに分節して連射し、そのフィルムをそれぞれ繋ぎ一本の映像としたものです。別々に撮影された身体は、いくつか縦に並べられたモニターに投影されることで完成します。しかし、再生速度が機械によって異なるため、そのうちに身体はばらばらになり、他人の身体と混ざり合うという結果が生まれます。
今回展示するのは、その原画である一枚一枚のフィルムを現像したものです。
「瞬間を選ばない」映像作品の瞬間が選ばれ、キャラリーの空間で、静止します。


■■■■■■鷹野 隆大(タカノ リュウダイ) プロフィール■■■■■■■■■■

1963 福井市生まれ
1987 早稲田大学 政治経済学部卒
2006 第31回木村伊兵衛写真賞受賞

<個展>
1994 「こわれてゆく女の標本」平永町橋ギャラリー/東京
    「日本」コニカプラザ東ギャラリー/東京
1995 「ポルノグラフィー」平永町橋ギャラリー/東京
1996 「集合する肉体」イル・テンポ/東京
1999 「人体ーその等倍という幻想」ツァイト・フォト・サロン/東京
2000 「ヨコたわるラフ」ツァイト・フォト・サロン/東京
    「カ・ラ・マ・ル」ギャラリーmai/東京
2001 「たとえば、裸体」イル・テンポ/東京
2002 「Twelve Messengers(十二使徒)」ツァイト・フォト・サロン/東京
2005 「Common Sense」ツァイト・フォト・サロン/東京
2006 「イン・マイ・ルーム」ナディッフ/東京
    「第31回木村伊兵衛写真賞受賞作品展」コニカミノルタプラザ/東京
    「男の乗り方」ツァイト・フォト・サロン/東京
2006-2007 「ぼくの部屋」ギャラリーM/愛知
2007 「毎日写真」GALLERY at lammfromm/東京
2008 「毎日写真」ユミコチバアソシエイツ ビューイングルーム/銀座/東京

<グループ展>
2000 「VOCA展2000」上野の森美術館/東京
2001 「手探りのキッス 日本の現代写真」東京都写真美術館/東京
2002 「手探りのキッス 日本の現代写真」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/香川
    「Japanese Contemporary Art 展」トルコ中央銀行ギャラリー/イスタンブール(トルコ)他
2003 「Mask of Japan : Japanese Contemporary Photography」aura gallery/上海(中国)
2004 「日常の変貌」群馬県立近代美術館/群馬
    「out of the ordinary / extraordinary」カーサ・アジア/バルセロナ(スペイン)
2005 「out of the ordinary / extraordinary」ベルリン東アジア美術館/ベルリン(ドイツ)
    「85/05:幻のつくば写真美術館からの20年」せんだいメディアテーク/宮城
    「ポスト・ジェンダー」ティコティン美術館/ハイファ(イスラエル)
2007 「Art@Agnes2007」アグネスホテル アンド アパーメンツ 東京/東京
    「現代日本芸術祭」ヘイリ芸術村/ヘイリ(韓国)
    「Japan Caught by Camera - Works from the photographic Art in Japan」上海美術館
    「A Private History」フォトグラフィックセンター/コペンハーゲン(デンマーク)
2008 「液晶絵画 スティル|モーション」 三重県立美術館/三重、国立国際美術館/大阪、
    東京都写真美術館/東京
    鷹野隆大×尾仲浩二「上海二人展」 ギャラリー街道/東京
    「九段下ビル 写真アーカイブ展」 九段下ビル/東京


<パブリック・コレクション>
東京都写真美術館
国際交流基金


■■■■■■今後の展覧会予定■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
<グループ展>
2008  “液晶絵画 スティル|モーション”
     4月29日~6月23日 国立国際美術館/大阪
     8月23日~10月13日 東京都写真美術館/東京
           “Backlight 2008 Tickle Attack 8th International Photography Triennial”
     9月~11月 /Photographic Centre Nykyaikタンペレ(フィンランド)他
2009年5月 odz Photo Festival/ウージ(ポーランド)


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タグボートで購入できる鷹野作品はこちらから
http://em.m-out.com/ec/html/category/001/003/331/category331_0.html
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2008年05月02日 14:35