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作品詳細ウィンドゥ


作家名 KIRIKOKA
作品名 sakura2
制作年 2007
エディション オリジナル
技法 絵画 アクリル・キャンバス
作品サイズ 53cm × 73cm × 2cm
作品の状態 良好
入札開始価格(税抜) \141,700
作品エピソード

この作品は、“sakura1”と共に制作しましたが、
画面右半分は、サクラの花びらと緑の葉っぱを描いています。

左半分は世界の色をソフトに中和させてくれる白や、菜の花などの花々の黄色、水を表す水色を基調とすることで、
春の陽気を表してみました。

そして、赤は女性、青は男性として、画面全体にひょこんひょこんといます。

作家プロフィール

私達が住むこの世界には、生い茂る緑や、生命をつなぐ水、日中を明るく照らす太陽や、食を豊かにし生活を守る火や、物事を導いてくれる色々な光があります。
しかし、この世界を生きていく中で、私達は日々の生活の忙しさに我を奪われ、自然の力を受けながら自分たちが暮らして
いることを無意識に忘れ、自然の存在にすら気を
止めずに生活してしまうことが多くあると思います。
私は、そうでした。
だから自分の中にある自然のイメージを
色で表すことで表すと、どんな感じになり、それは私にとって何なのだろうと、筆を取りました。 

この絵の中で、赤は太陽と火を表しています。
毎朝、温かい日の光に守られながら、私達は生活しているので、
太陽を大きな赤の円で描きました。
そして太陽から下に落ちていくのは、砂時計のように過ぎていく時間の経過。
小さな丸の赤に描かれたものは火です。
火は、自然から与えられたものというよりも、私達人間が手を使うことで、発明してきたもの。火を起こす道具をこの手で作ることで、寒い夜を乗り越え、火を使うことで食も豊かになり、進化をもたらした文明の糧。けれど、この手を与えたのは自然?それとも・・・? 
私達が作りだした火は生活を豊かにしてくれるけれど、やっぱり自然の太陽の大きさに比べたら、やっぱり小さいものではないだろうか。
だから、太陽よりも、小さな○で表しました。

青は水が表現されています。
地球の水は、大きな惑星の中にある、太陽やいろいろな星に守られながら、人々に潤いを与え、優しく丸く、この世界を守っていてくれている気がします。

中央の緑は、空に向かって伸びていく緑を示します。
勢いがあって、私もこんな風に太陽や水の力に守られながら、伸びやかに空に葉を広げ、空に両手を広げながら、上へ上へと目指していけたらなって思って、描きました。

そして最後にこの絵の黄色は光を示しています。
画面を垂直と水平に伸びていく光は、いつも私達を明るく照らしながら、色々なところへと明るく導いてくれる光。
しかし、その光に日々導かれているのに、私は、その自然の恵みにも気付いていなかった。
当たり前のように日々、与えられていた自然の恩恵に
はっと気付き、画面を横断し、水や太陽の手前で、光の線は描くことができなくなりました。
画面を横断しながら途中で途切れた光は、自然と向き合ったこともなかった自分でもあります。