YOUNG ARTISTS JAPAN VOL.2イベントレポート 美術関係者トークショー

YOUNG ARTISTS JAPAN Vol.2開催2日目(09/11/1)、イベント会場にて、
「国内アート市場と若手アーティストの育成支援」をテーマに
美術関係者によるトークショーを開催しました。

出演は、日本のアート界を牽引するギャラリスト小山登美夫氏、
世界を股にかけるアートディーラー AOS代表塩原将志氏、
活躍の場をアジアへ広げるシンワアートオークション代表の倉田陽一郎氏という、
美術業界の第一線で活躍する方々にお集まりいただきました。

「ギャラリスト」「ディーラー」「オークション会社」というアート市場を担う
それぞれの立場で繰り広げられるトークショーは、アーティストだけでなく
アートファンや業界関係者の方々にもご注目いただき、当日は中国のテレビ局の
取材も入りました。

トークショーの内容は近日公開予定です!どうぞお待ち下さい。

≪美術関係者トークショー≫(50音順。敬称略)

倉田陽一郎(シンワアートオークション代表)
小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表)
塩原将志(アートオフィスシオバラ代表)

小山登美夫氏。奈良美智をはじめ多くの所属アーティストを全世界へ認知させた経験から、 日本と海外のアーティスト育成の違いについて語ります。 塩原将志氏。日本とNYで経験を積み、現在はコレクターとともに世界に通用するコレクションを創り上げるアートディーラー。海外を目指すアーティストになりたいなら、ポートフォリオを英語で用意するのは当たり前の事、と語ります。 倉田陽一郎氏。シンワアートオークションを、オークション会社としては国内唯一の上場企業に導き、アジアへの進出も話題になりました。自身もコレクターという倉田氏は、アジアの市場の底知れぬパワーと、アーティストのモチベーションの高さについて語ります。
トークショーは立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。出展者、来場者、美術関係者の隔てなく、 貴重なトークに聞き入りました。 モデレーターは弊社代表の徳光が務めました。テーマに基づいた質問を次々と出演者の方々に 投げかけていきます。 トークショー終了後、来場者からの質問に答える出演者の方々。質問の意図を理解しようと真剣に耳を傾け、真摯に、正直に(時にはバッサリと)ご回答いただきました。