■入賞された感想をお教えください。
私は特別な先生や先輩に師事していないので友人や周りの方々から教えていただくことを大切にしてきました。
なので会場オーディエンス賞というその人たちに支えられた自分にぴったりな賞をいただけたことを嬉しく思います。
■入賞作品を制作した時のエピソードや入賞作品に込めた思い、コンセプト等を詳しくお教えください。
ある人物写真のドローイングから今回の「蝶と女の子」のビジュアルが浮かんできました。
そこから言葉の意味も踏まえ「蝶に仕える巫女」としての人物設定ができました。
「死を象徴する蝶」の言葉を伝える巫女はいつかは自分も死に至ることに悲観せず、凛とした表情で今を生きています。
そこには以前旅をしたときに出会った沖縄の女性たちの影響もあると思います。
■普段の創作活動の中で大事にされていること、目指されていること。 また創作活動の中でのTNGSの位置づけなどをお教えください。
自分の内面を投影した人物像を描くことが最近のスタイルになってきています。
それは個人の思いですが、ひとりよがりにならず、共感も得られるようわかりやすくすることを心がけています。
少し調理して食べやすい形にすることでアートに親しみをもってもらいたい。
TNGSで展示することでその実験をさせていただいています。
■"サマーアワード2009"にご参加された感想
アワードでは様々な感性に触れることができとても刺激的でした。
今見たい作品が沢山あり、話たい人も沢山おり、嬉しかったです。
■TNGSの良いところ
少し前までは作品は展覧会でしか展示できませんでした。
他の作品登録サイトもサイトの中だけで動きも少なく、リアルな展示ないものがほとんどでした。
TNGSに登録したことでサイトでは常に展示し、誰かに見てもらえる感覚を得られ、販売の機会も眼に見えて増えました。
合わせてリアルでの展示で生の反応を得ることもでき、よい刺激と緊張感を得ることができました。
また首都圏だけでなく、地方の方々にも作品を閲覧、購入していただくこともあり、世界観が広がったと実感しています。
■他、今後のアーティスト活動に対する思い、抱負、その中でTNGSに期待することなどをご自由にお書きください。
創作活動は常に孤独との戦いです。ひとりだからわかること、ひとりよがりになること、多々あると思います。
TNGSはそれを気づかせてくれる他者とのコミュニケーションツールとして様々な出会いと露出する場面を作ってくれることに期待しています。