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アート界の革命児・杉田陽平のアトリエ取材

美しいかもしれないと思えるギリギリのラインを目指して制作していきたい。

 

 

新作が展示されている(写真上)

自宅兼アトリエとなっているスペースには作品やアクリル絵具でコラージュされたシャンデリアが置かれており、何とも不思議な空間になっている(写真下左)

まるでお店のような品揃えのアクリル絵具コーナー(写真下右)



具象画から抽象画に戻った理由

具象画を書いていた時も、コレが書きたいという確固たるイメージを持たずに、常に色選びを重視し、モチーフは色が決まった後で選ぶというスタイルで制作していた。

そんなある日、美大時代に作品よりパレットの方が面白いと思っていたことをふと思い出し、パレットのように偶発的な要素を多分に含んだ抽象画の制作を始めることになった。

作品に真摯に向き合う

毎朝、制作中の作品を客観的な視線で分析することから1日をスタートする。その作業は少なくとも2週間は続けられるそうだ。納期ギリギリまで、最高のかっこよさを追求しているとのこと。なんとも真摯な姿勢で作品に向き合っている。

制作風景


 

アクリル絵具を混ぜ合わせ(左)、偶発的に出来た模様に手を加えていく(真ん中)、時間が経って固まったものにさらにアクリルを重ねて厚みを出す(右)

形や色の組み合わせなど、熟考に熟考を重ねて作品は完成形に近づいていく

制限の中に自分らしさを追求


自分の世界をそのまま表現するのではなく、制限や制約、または他人の自我の中に自分を沈める。つまり、一旦インプットしたものを自分の中で上手く消化し、作品という形でアウトプットしているようだ。

一見するとアクリル絵具を垂れた状態で固めたように見えるが、実は絵筆で一本一本流れを描いている



立体作品も制作している。杉田が求めるギリギリの面白さを体現しているような作品とも言えるかもしれない


確固たるスタイルは決まっていないと杉田は言うが、作品に真摯に向き合い、最高のかっこよさを求め、極限までこだわり続けることが彼の個性であるように感じる。

 7月18日にBSフジで放送されたブレイク前夜にも登場。杉田陽平の新たな挑戦に世界が注目している。


[杉田陽平]

1983 三重県生まれ、東京都在住
2008 武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業

主な個展

2005 “happy painting”トーキョーワンダーサイト本郷
2008 “杉田陽平展”新宿都庁 東京
2008 “platonic painting”ギャラリーMoMo両国 東京
2010 “emotional wild”gallery4walls 韓国ソウル
2011 “Ecce Homo”ZENFOTO gallery 六本木
2012 “めぐり逢う時間達”スプラウトキュレーションgallery 清澄白河
2013 “BLACK SWAN”MEGUMIOGITAGallery 東京
2013 “はてしない物語” 渋谷西武美術画廊 渋谷
2013 “ラビット・アイズ”MAKI FINE ARTS Gallery 東京
2014 “新作とコレクション”みんなのギャラリー 東京
2015 “印象派と具体美術が心地よい関係を保ったなら”みんなのギャラリー 東京
2016 “the intergalactic”MEGUMIOGITAGallery 東京
2017 “絵画の花びら”H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI 東京

主なグループ展

2009 “ART in The AKY”天野太郎キュレーション 新丸の内ビルディング 東京
2010 “山本冬彦コレクション展”佐藤美術館 東京
2012 “アートをうちに持ち帰る、楽しくて、温かい毎日が始まる。”石鍋博子キュレーション 銀座三越8階ギャラリー 東京
2013 “KISS THE HEART♯2 三越日本橋本店 東京
2013 “CROSSOVER” AKI Gallery 台湾
2015 “中之条ビエンナーレ2015″群馬

主な受賞

2007 シェル美術賞2007中井康之審査員賞 昭和シェル石油株式会社買い上げ 代官山ヒルサイドフォーラム

 

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