2006ドイツ・ワールドカップを記念して特別につくられたFIFA公認のアート・ポスターです。世界6大陸から計14人のアーティストが選ばれ、オリジナル・アートワークを手がけました。スポーツ・イベントに関連したアート・ポスターと言えば、過去にも1972年にディヴィッド・ホックニー、アレン・ジョーンズ、トム・ウェッセルマン、ヴィクトル・バザルリら29人の作家がミュンヘンのオリンピックを彩ったアート・シリーズがありますが、それを彷彿とさせるアイテムです。こちらは、日本から唯一人選ばれたアーティスト、天明屋 尚の作品です。甲冑姿の侍2人がサッカーボールを蹴りあう、という姿でワールドカップを表現したその作品は、他と比べてもダントツの存在感。チームの要である、10番をつけた選手が守りを固めているという構図もひねくれていて、笑いを誘います。なんでも、FIFAのブラッター会長がこの作品を見て「ブラボー!」と思わず声を上げたとか。ぜひお見逃しなく!