ジェームス・タレルは、光と光を近くする人間の作用を作品にしている現代美術家です。彼の最も有名なプロジェクト"Roden Crater"他、多くのプロジェクトを発表してきました。 "Skyspace"は、1999年8月11日のヨーロッパからアジアにかけての広範囲で見られた20世紀最後の皆既日食のためのプロジェクトでした。イングランドの東、セント・マイケル山に面した丘の中腹に囲った何もないスペースと、ニューリン・アート・ギャラリーの『Arcus』展に設置した"Shallow space"、ジェームズ・タレルはこの2箇所を日食観察のための理想的なスペースとして設置しました。本作品は、"Skyspace"プロジェクトにて日食を撮影した写真作品です。