本作は、「Seek(捜し求める)」「Aim(照準)」「Thrust(襲撃)」「Crumple(しわくしゃ)」からなる4つの概念を浮かび上がらせたシルクスクリーンによるシリーズ作品。2006年終わりから2007年初めにかけて、Alan Cristea Gallery の「New Editions」展に出品された。
リットソンは常に、作品から概念的要素を排除することで、逆に我々に何が概念であるのかを問いかけ続ける。本作品にも独特のグラフィックな感覚が見られ、その単純な描写は何かを力強く問いかけてくるようだ。