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厚紙や身近なものを使って文化的建築物・構築物を見立てたシリーズの1点。 本作は、入母屋造の屋根を厚紙で作ったものがモチーフになっています。 微妙な線のゆがみや、紙の厚み、角の丸みなどに、実物の建築物とは違うおもしろさが見え隠れします。 パネルタイプですが、側面に彩色があり、壁に色がささやかに反射するようになっています。
大城夏紀
Natsuki Oshiro
綿布に油彩、パネル
Oil on cotton, wood panel
1985年 東京都生まれ、2008年早稲田大学 第二文学部卒業 2010年阿佐ヶ谷美術専門学校卒業 2012年 東京造形大学大学院 造形研究科美術研究領域修了 工業製品、あるいは記号的なイメージを色面に置き換えることを通し、ものと、ものに付随する意味との距離感や関係性を提示する作品を制作。 2014年三菱商事アートゲート・プログラム入選、2015年ワンダーシード2015入選、第26回ホルベイン・スカラシップ奨学生認定、2016年Art trace gallery(東京・両国)にて個展「pianissimo」開催。 ■作家ホームページ http://oshironatsuki.com/(最新情報はこちら) その他近年の主なグループ展 2016年 「蒼の時代」(Gallery Forgotten Dreams・東京) 2016年 「ホルベイン・スカラシップ選抜展 VOL.3 2016~布石~」(REIJINSHA GALLERY・東京) 2015年 「サンカクテン 彩」(NORTON GALLERY・東京) 2015年 「MANUFACTURE」(Art Labo北舟・北海道帯広) 2015年 大城夏紀・與那覇健志二人展「see_through_」(SAKuRA GALLERY・東京) 大城夏紀はこれまで、感嘆符(!)やハートといった記号、記号としての家などを絵画空間に持ち込むことで、 私たちによって消費される意味(=記号性)と、実際の対象そのものとのずれや距離感をテーマに制作をしてきました。 工業製品のシリーズでは、「名前をつけられる前の状態に近い、ニュートラルなもの」としてモチーフが選ばれています。幾層にも重ねられた強いフラットな色面に置き換えていくことで独特の奥行きを作り、その構造に焦点を当てた制作をしています。
1985 Born in Tokyo, Japan.(Currently located in Kawasaki.) 2008 BA in Literature, Waseda University, Tokyo/Japan 2010 Diploma in Fine Art, Asagaya College of Art and Design, Tokyo/Japan 2012 MBA in Fine Art, Tokyo Zokei University, Tokyo/Japan [Solo and Group Exhibitions] 2016 Solo Exihibition「pianissimo」(Art trace gallery・Tokyo) 2015 「see_through_」(SAKuRA GALLERY・Tokyo),「Wonder Seed 2015」(Tokyo Wonder Site Shibuya・Tokyo)、「Mitsubishi Corporation Art Gate Program Exhibition」(EYE OF GYRE・Tokyo) 2014 「interactive-YOUTH-」(Gallery Hinoki・Tokyo) 2011 Solo Exhibition「The Discovery of the Landscape」(CS galllery in Tokyo Zokei University・Tokyo) 2011 「M Polyphony」(ZOKEI galllery・Tokyo)(’10) 2011 「Art Polygon」(NHK gallery・Tokyo) 2010 「Art Program Ome 2010」(Ome city・Tokyo) 2008 「Terminal」(Bunbodo gallery・Tokyo) [Award] 2015 Wonder Seed 2015 2014 Mitsubishi Corporation Art Gate Program 2011 Holbein Scholarship 2010 Asagaya College of Art and Design「Alumni Award」