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花鳥風月といえば工芸の意匠や万葉のモチーフを思いますが、そもそもは眺める、愛でるという文化の表象です。いわばそれは日本的鑑賞方法の粋というべきもので、対象の”気”を取り入れて愛でるという対象との向き合い方、ひいては他者との、または世界との向き合い方であるといえるでしょう。

現代においても在り方は大分制限されますが、殆ど手つかずの自然は確かに存在します。しかし、感覚ないし感動を共有する方法には明確な変化があると考えます。万葉の頃は美しいものを観て感動したことを自身の心を通して再解釈し、それを俳句や絵画という形でアウトプットし他者と共有していたものが、あらゆるテクノロジーが発達した現代では、その感動は人間以外のものを通じて共有されることが多くなったと見受けられます。

例えばある一つの感覚的な発動が写真という媒体に写し取られ、インターネットという仮想空間を通じて、最先端の携帯端末で瞬時にシェアされます。しかし、カメラを通じてデジタル化された画像はあくまでピクセルにしか還元されません。たとえ人間の目に本物そっくりに映るように解像度を上げても、その事実は変わりません。そして何より、そこには万葉の頃より行われていたはずの時間の蓄積やエネルギーのやりとりがありません。全ては即物的に表れ瞬発的に消えていき、諸行無常も現在ではスペクタクルな現象にまで加速されています。

このような考えを元に、”見方”(本質)と”見え方”(現実)をテーマにEncrypted messageが生まれました。外在的な観点から見た日本的なモチーフを、ウェブ上で入手できるありふれた画像からピクセル化し、色鉛筆を用いることで実際的な”時間”を込めて再現します。本来当たり前に共感していたモチーフを敢えて現在において飽和状態にあるイメージの中から掬い取り、”現代の見え方”としてのピクセルに落とし込み、そこへ本質としての木彫を透かして見ることで【現在に対峙する本質】の構図が再現できると考えました。

本来我々は、鳥や花といった根を同じくした生物を並列的に個体が発する”気”(エネルギー)として還元し、門松や依り代に見られるように、その”気”をインストールして表現していました。翻って、現在における花鳥風月とはまさにそこから人間の居なくなった形骸としての表象といえるのかもしれません。

花鳥風月といえば工芸の意匠や万葉のモチーフを思いますが、そもそもは眺める、愛でるという文化の表象です。いわばそれは日本的鑑賞方法の粋というべきもので、対象の”気”を取り入れて愛でるという対象との向き合い方、ひいては他者との、または世界との向き合い方であるといえるでしょう。

現代においても在り方は大分制限されますが、殆ど手つかずの自然は確かに存在します。しかし、感覚ないし感動を共有する方法には明確な変化があると考えます。万葉の頃は美しいものを観て感動したことを自身の心を通して再解釈し、それを俳句や絵画という形でアウトプットし他者と共有していたものが、あらゆるテクノロジーが発達した現代では、その感動は人間以外のものを通じて共有されることが多くなったと見受けられます。

例えばある一つの感覚的な発動が写真という媒体に写し取られ、インターネットという仮想空間を通じて、最先端の携帯端末で瞬時にシェアされます。しかし、カメラを通じてデジタル化された画像はあくまでピクセルにしか還元されません。たとえ人間の目に本物そっくりに映るように解像度を上げても、その事実は変わりません。そして何より、そこには万葉の頃より行われていたはずの時間の蓄積やエネルギーのやりとりがありません。全ては即物的に表れ瞬発的に消えていき、諸行無常も現在ではスペクタクルな現象にまで加速されています。

このような考えを元に、”見方”(本質)と”見え方”(現実)をテーマにEncrypted messageが生まれました。外在的な観点から見た日本的なモチーフを、ウェブ上で入手できるありふれた画像からピクセル化し、色鉛筆を用いることで実際的な”時間”を込めて再現します。本来当たり前に共感していたモチーフを敢えて現在において飽和状態にあるイメージの中から掬い取り、”現代の見え方”としてのピクセルに落とし込み、そこへ本質としての木彫を透かして見ることで【現在に対峙する本質】の構図が再現できると考えました。

本来我々は、鳥や花といった根を同じくした生物を並列的に個体が発する”気”(エネルギー)として還元し、門松や依り代に見られるように、その”気”をインストールして表現していました。翻って、現在における花鳥風月とはまさにそこから人間の居なくなった形骸としての表象といえるのかもしれません。

Encrypted message

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Jin Hashimoto

作品本体価格Sellng Price(Artwork)
¥ 350,000
額装費Framing Price
¥ 0
消費税Tax
¥ 35,000
合計金額(税込)Total(include tax)
¥ 385,000

More Details

紙に色鉛筆、木彫

wood carving, paper, color pencil

証明書Certificate of Authenticity
タグボート発行証明書ありExist
サインSignature
あり Yes
EDITION
オリジナルunique piece
制作年Year of Creation
2018年
サイズSize
42x 51 x7cm
作品の状態Condition
良好good
額仕様Frame Specification
なしnothing
額寸Frame Size
x x cm
納品期間Shipping Time
約3週間3-4weeks
特記事項Notices
※42x51x7cm。
作品IDItem ID
54906

Profile

●活動履歴
1984年 埼玉県生まれ
2011年 東京藝術大学美術学部工芸科鍛金研究室 卒業
2014年 東京藝術大学美術学部工芸科鍛金研究室修士課程 修了

●グループ展
2009年 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009 克雪dynamoアートプロジェクト 山本浩二CAPフロギストン メンバー (仙田小学校、新潟)
2009年 Light Feeler -触覚により「見る」- (ギャラリー空、東京)
2012年 第12回 KAJIMA彫刻コンクール 入賞作品展 (鹿島KIビル・アトリウム、東京)
2016年 第11回 TAGBOAT AWARD 入選者展(世田谷ものづくり学校 ⅡDギャラリー、東京)
2016年 第11回 日本現代藝術 Tagboat Award 特別展(Galerie F&F、台北)
2016年 SHIBUYA STYLE vol.10 (西武渋谷店、東京)
2017年 THE WORLD IS SQUARE, 橋本仁 / 黄大(G gallery、台北)
2017年 Independent New York (Ashok Jain Gallery, NY)
2018年 Code,Line,Sides (Pinacotheca gallery, Tokyo)
2018年 FORSAKING POP: A NEW ART GENERATION FROM JAPAN (WhiteBox, NY)
2018年 ALL ART+ (Van Der Plas Gallery, NY)
2018年 青参道アートフェア2018
2019年 Treasure Hill Artist Village 2019 Season 4 Residency Artists Exhibition(Treasure Hill Artist Village, 台北)
2020年 デイジーチェーントーキョーアーツアンドスペースレジデンス2020
成果発表展(トーキョーアーツアンドスペース本郷)

●個展
2013年 橋本仁 展 -橋本曼荼羅- (Overland Galler、東京)
2014年 橋本曼荼羅 -あしとりんご/"Who"の肖像- (Overland Galler、東京)
2018年 Chained -連鎖のなかに- (tagboat gallery、東京)
2018年 Jin HASHIMOTO / Memory Code 【Crony Art Program】(Crony, Tokyo)
2019年 MEMENTO MORI(阪急MEN’S tagboat gallery, 東京)
2020年 Jin Hashimoto Solo Exhibition / Memory Code(郭木生文教基金會, 台北)
2021年 VIRTUS (阪急MEN’S tagboat gallery, 東京)

●公共展示
2011年 東京都上野恩賜公園 作品設置
2012年 SAS(ストリートアートステージ)作品設置 (取手駅前、茨城)
2012年 南アフリカ共和国日本国大使館(公邸)にて展示 (現在、日立パワーアフリカ社にて展示)
2013年 大学評価・学位授与機構 エントランス、機構長室 作品設置(大学評価学位授与機構、東京)

●アーティスト イン レジデンス
2017年 PIER2 Art center (高雄、台湾)
2017年 中之条ビエンナーレ 2017 (群馬、日本)
2019年 トレジャーヒル・アーティスト・ヴィレッジ,(台湾、台北)(トーキョーアーツアンドスペース二国間交流事業プログラム)

●受賞歴
2011年 東京都知事賞 (東京藝術大学、東京)
2012年 第12回 KAJIMA彫刻コンクール 奨励賞 (KAJIMA彫刻コンクール、東京)
2012年 安宅賞 (東京藝術大学、東京)
2016年 第11回 TAGBOAT AWARD グランプリ(TAGBOAT、東京)
2016年 第34回 三菱商事ART・GATE・PROGRAM 入賞
2017年 Independent Art Fes TAIPEI 大賞

●メディア露出
-Artefuse (New York City)
https://artefuse.com/2017/11/20/independent-new-york-by-tagboat-japan-at-the-ashok-jain-gallery-125260/

-THE BROOKLYN RAIL (New York City)
https://brooklynrail.org/2018/07/artseen/Forsaking-Pop-A-New-Art-Generation-from-Japan

-Tagboat アーティストインタビュー
http://www.tagboat.com/wp/橋本仁アトリエ取材/

●ビデオ
-PV
https://www.youtube.com/watch?v=THkUk5iRSIc

-メーキング
Memory code (鉄)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=7&v=e9BIcappssc

Memory code (木)
https://www.youtube.com/watch?v=A9iEx2dvIIg




Profile

●Profile
1984 Born in Japan
2007-2011 BA in Metal Smithing, Tokyo University of the Arts
2011-2014 MA in Metal Smithing, Tokyo University of the Arts

●Group Exhibitions
2009 The Echigo-Tsumari Art Triennial 2009 Conquering Snow Dynamo Art Project, as a member of Yamamoto Kouji CAP「PHLOGISTON」, Senda Primary School, Niigata, Japan
2009 「Light Feeler - to "see" by feelings - 」, Gallery Kuu, Tokyo, Japan
2011 The Graduation Works Exhibition, Winner of the Tokyo Metoropolitan Governor Award, displayed in the Ueno Park, Tokyo, Japan
2011 Tankin Exhibition, Tennozu Isle Central Tower, Tokyo, Japan
2012 Exhibition of the Winners of 12nd KAJIMA Sculpture Competition, Kajima KI Building Atrium, Tokyo, Japan
2016 Exhibition of the Winners of The 11th Tagboat Award, Taipei, Taiwan
2017 THE WORLD IS SQUARE, Jin Hashimoto and Huang Ta Wei, G gallery, Taipei, Taiwan
2017 Independent New York, Ashok Jain Gallery, NY
2018 Code,Line,Sides, Pinacotheca gallery, Tokyo
2018 FORSAKING POP: A NEW ART GENERATION FROM JAPAN, WhiteBox, NY
2018 ALL ART+,Van Der Plas Gallery, NY

●Solo Exhibitions
2013 Hashimoto Jin Exhibition - HASHIMOTOMANDARA - , Overland Gallery, Tokyo, Japan
2014 Hashimoto Jin Exhibition - Foot and apple/portrait of "Who"- , Overland Gallery, Tokyo, Japan
2018 Chained, tagboat gallery, Tokyo
2018 Jin HASHIMOTO / Memory Code 【Crony Art Program】(Crony, Tokyo)

●Public Works
2011 Displayed in the Ueno Park(4 years), Tokyo, Japan
2012 Displayed at Street Art Stage Project, Ibaraki, Japan
2012 The donation for Embassy of Japan in South Aflica
2013 Placed in National Institution for Academic Degrees and University Evaluation, NIAD-UE, Tokyo, Japan

●Artist in residence
2017 PIER2 art center, Kaoshung, Taiwan
2017 NAKANOJYO BIENNALE 2017, Gunma, Japan

●The record of winning awards
2011 The Governor Award of Tokyo Metropolitan, Tokyo University of the Arts, Tokyo, Japan
2012 Encouragement Award, 12nd KAJIMA SCULPTURE COMPETITION, Tokyo, Japan
2012 Ataka Award, Tokyo University of the Arts, Tokyo, Japan
2016 The 11th Tagboat Award, Grand Prix Winner, Tokyo, Japan
2016 The 34th Mitsubishi Corporation Art.Gate.Program, Winning a Prize, Tokyo, Japan
2017 Independent Art Fes TAIPEI, Grand Prix Winner, Taipei, Taiwan