工業製品のシリーズから派生した小品です。
丁番の構造を色面に置き換えた平面作品を作り、さらに構造を再構成して形が成立しています。
丁番の形態と接合がモチーフになっています。
形がずらされることで、意味が少しずつ変化したり、あるいは元の意味に戻ったりすることを狙いとして制作された作品ですが、純粋に色彩や形を楽しんで頂ければとても嬉しく思っております。
また、本作は独立した小品ですが、本作とセットで作られた油彩作品「a hinge / Mint green on the grass」をぜひ、ご参照ください。