青沼優介が2018年に「Tokyo Midtown Award 2018」でグランプリに輝いた代表作「息を建てる/都市を植える」。綿毛そのものを構造として使用した1階?15階建ての建築群から、分譲という形での出品となっています。朽ちて崩れ落ちる、建築物に対する時間(経年変化)も併せて表現しています。主材である綿毛は作家自身が採集。ドライフラワーに加工後、綿毛を一本づつ丁寧に手付けしています。また、建築としての強度を生み出すために独自の技法を開発。緻密、繊細かつ構造体としての力強さも併せ持っています。