Until now, and beyond.
-今までも、そしてその先も-
COVID-19による時代、それは病原体によるパンデミック、それにより引き起こされる恐怖だけではない。
過剰にまで引き立てられる恐怖。様々な情報が飛び交い、どこからともなく現れるフェイク。様々な意見により引き裂かれる社会。
果たしてこれは、COVID-19により引き起こされた問題なのか、そして、ワクチンの開発、そして治る存在となったとしても、果たしてその多くの問題を治すワクチンは存在するのか。
人間は、弱く、とても脆い生き物である。
だが過去から学ぶことは可能である。
同時に、今を学び、後世に伝える義務もある。
これからの未来のためのワクチンとなりうる情報、問題、人間の脆さをいかに克服するかを伝えるために、残すことが必要だ。
この作品は、ワクチン などを入れる医療用のバイアル瓶に、透明アクリルをレーザーカット した「COVID-19」の文字を入れることにより、後世への情報の伝達、そしてそれが後世のワクチンになり得ることを表現した。
この「COVID-19」という文字、単語は、それだけでも多くの情報を持ち、これ自体が薬にも、毒にもなる。
・瓶のラベル文字
記憶としての COVID-19 Vaccine
この作品は、これからの未来のためのワクチンとなりうる情報、問題、人間の脆さをいかに克服するかを伝えるために、残すことが必要な情報を含んでいる。
このワクチンは、過去を思い出し、今を考え、後世に残すことにより、その効果が得られる。
COVID-19 Vaccine as Memory
This work contains information that needs to be preserved in order to convey how to overcome problems and human frailty, information that can serve as a vaccine for the future.
This vaccine can be effective by remembering the past, thinking about the present, and preserving it for future generations.