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焦点が絞れない、見どころのない作品は眺めるほど、鑑賞者は展示空間に溶け出していく。そして観る者自身が「滞在する作品」へと変貌を遂げる。さて、それを眺めるのは誰か。 デジタルファブリケーションから生まれた造形に潜ませた自然の振る舞いと、綿毛の繊細な姿が融合する。
青沼優介
Yusuke Aonuma
ミクストメディア
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1989 千葉県流山市出身 2016 東京藝術大学大学院 美術研究科 デザイン修了 デザインスタジオ Studio POETIC CURIOSITY 共同主宰 東京藝術大学美術学部デザイン専攻を修了。都市と人をテーマとした問題提起を、たんぽぽの綿毛を構造にした建築作品中心としたアートワークで表現する。一方で、同テーマでの問題解決をStudio POETIC CURIOSITY名義でデザインワークとして行っている。「息を立てる/都市を植える」で2018年東京ミッドタウンアートアワードのグランプリを受賞。個展、グループ展問わず精力的に活動。近年は綿毛を植える行為から離れ、デジタルアートでの表現も展開している。
Yusuke Aonuma studied interior design at Musashino Art University and completed MA in Design at Tokyo University of the Arts, where he is currently appointed as a lecturer. His design work covers a broad range of practice from space design, store design to graphics. Yusuke was awarded the Grand Prix in the Tokyo Midtown Art Award 2018 for his installation work 'Building A Breath'.