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2020年のコロナ禍の中、巨大なバナナの皮として制作した「Slapstick」をどのように平面作品にすればよいのか、数年の間、悩み続けていた。
その時の「バナナの皮を巨大にしなければならない。」という異様な思い込みと、その爆発するような感情を、どのように平面作品に留めおかせるのか、、

制作活動はある種の「病」からの解脱だと思う。
「作らなければならない」という熱病にも似た「病」を、「この作品は絶対に必要な筈だ」という形に変えてゆく。しかし何故、誰にとって、その作品が必要なのか、それが判らない。それなのにそれが必要だと確信しているのだ。
ここで起こる感情の経緯は自分にも訳が判らない。
だから爆発するように作るしか無いのだ。
これは「必要な作品」だ。

Slapstick (painting-M10-1)

Slapstick (painting-M10-1)

Shinji Mitsuzuka

作品本体価格Sellng Price(Artwork)
¥ 70,000
箱代/額装費Framing Price
¥ 1,320
消費税Tax
¥ 7,132
合計金額(税込)Total(include tax)
¥ 78,452

More Details

パネルにキャンバス。木炭粉。墨汁。

canvas on the panel. charcoal powder.India ink.

証明書Certificate of Authenticity
タグボート発行証明書ありExist
サインSignature
あり Yes
EDITION
オリジナルunique piece
制作年Year of Creation
2023年
サイズSize
53x 33.3 x3.7cm
作品の状態Condition
良好good
額仕様Frame Specification
なしnothing
額寸Frame Size
x x cm
納品期間Shipping Time
約3週間3-4weeks
特記事項Notices
※額装費は合わせ箱代となります。展覧会会期終了後から約3週間でのお届けとなります。
作品IDItem ID
67240

Profile

資本のルールの中に取り込まれた理性が、グローバリズムによる構造変化、複雑化した社会問題、デジタルイノベーションによる情報過多という状況を作り出し、私たちが依拠しなければならない筈の社会共同体という足場を狭めているのではないか、、
もしかすると社会は、私たちの置かれたその状況に対する「疑問」を認知させ にくいように、より狡猾にデザインされ続けているのではないか、そし て共同体を構成する私たちもまた、日常という概念の奥深くへ、「疑問」を 隠滅し、秘匿する共犯関係にあるのではないか、私はその疑いを「疑問の 疑問」、「META 疑問」と呼んでいる。
私はそのような「疑問」を元に作品を作っている。

東京藝術大学卒、同大大学院中退。2018年より作品発表を始める。

2018年 池袋アートギャザリング IAG AWARDS 2018 準IAG賞受賞
2018年 Independent Tokyo 2018 入賞 審査員特別賞受賞
2019年 スパイラル SICF20
2020年 公募展 UNKNOWN ASIA 2020 審査員賞受賞
2021年 神奈川県美術展 県議会議長賞受賞
2021年 スパイラル SICF22
2022年 岡本太郎現代芸術賞展 岡本敏子賞受賞

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