Profile
1962年 東京生まれ 神奈川県在住
1981年 本郷高校デザイン科卒業
1985年 玉川大学文学部芸術学科卒業
1991年 毎日現代日本美術展 佳作賞(東京都美術館・京都市美術館)
ボイスを考える部屋展(ワタリウム美術館)
ヤンフート現代美術一日大学展 (ワタリウム美術館・石川県穴水町)
1993年 INAXギャラリー(東京)
2008年 株式会社アンティオ 起業( 美術館 WEBサイトのプランニング デザイン)
2015年 娘たちからもらった油絵の具セットがきっかけで絵画制作を再開
2017年 個展(アメリカ橋ギャラリー・恵比寿)
2018年 個展(NOMADICA・表参道)
2019年 アートオリンピア 準佳作
Independent Tokyo 2019(浅草橋)
2020年 FACE展2020 損保ジャパン日本興亜美術賞展 入選 (損保ジャパン日本興亜美術館)
第29回 全日本アートサロン絵画大賞展 文部科学大臣賞(国立新美術館・大阪市立美術館)
第38回 上野の森美術館大賞展 入選(上野の森美術館)
Independent Tokyo 2020 審査員特別賞(産業貿易センター浜松町館)
2021年 Independent TOKYO タグボート特別賞 (産業貿易センター浜松町館)
個展 (渋谷ヒカリエ8/1,2,3,ギャラリー)
2022年 FACE展2022 損保ジャパン日本興亜美術賞展 入選 (SOMPO美術館)
アンタカンタは、90年代に現代美術のアーティストとして活動していましたが、まったく食べていけなくなってしまい、どん底から起業しました。会社を成長させていく中で経験した 思考が現実になっていく世界。その世界を作品のテーマとして、2015年からアート活動を再開しました。モチーフとして登場する4.5頭身の女の子は、マリアカンナと言う名前で、教科書の隅に描き続けてきた空想上のモデルです。幼く小さく弱いマリアカンナとポポが、固定概念を振り払い、思考が現実になる世界を旅する姿を絵画作品にしています。
オイルオンキャンバスという古典的な技法で、線を強調した漫画のような人物を描くスタイルがアンタカンタの作品の特徴になります。強い輪郭線を強調し、遠近法やグラデーションを省いた表現は、古代洞窟壁画 → 浮世絵 → 19世紀後期クロワゾニスム → ポップアート → 漫画 → ストリートアート へと続く輪郭線を主体にした絵画の文脈を再解釈しています。試行錯誤の中から生まれたこのスタイルをアンタカンタは「新クロワゾニスム」と呼んでいます。